いよいよ緊急事態宣言が解除になりましたが、今、どんな状況ですか?

緊急事態宣言が解除になったとしても、コロナの影響がなくなるわけではありません。

だからこそ、今こそが不登校解決の最大のチャンスなのです。

実は学校の再開時に、お子さんを再登校へと導ける親御様と、何1つ改善させることができない親御様にはっきり分かれます。

 

お子さんと接する時間が長いからこそ、この時期にお子さんとどう接するのか?

この接し方が「お子さんが再登校できるか?できないか?」の最大の鍵を握っています。

この接し方が結果を大きく左右してしまうぐらい最大なチャンスをあなたは掴んでいますか?それともダメにしていますか?

 

あなたがこの最大のチャンスを逃さないために、とても役に立つ話をします。

これは不登校の改善の重要な鍵の1つです。

 

もしあなたのお子さんが朝、目が覚めてから、荒れたり、暴れたりしたら、どうしますか?

もしあなたのお子さんが、「このまま引きこもりだったらどうしよう。俺、将来どうなるのかな。もう自分なんてダメだ。」と何度も何度も繰り返し言ったら、あなたはどうしますか?

もしあなたのお子さんが、学校へ行きたいのに、頭が割れるように痛くて、悶絶してうずくまって動けなくなったら、どうしますか?

もしあなたのお子さんが、「俺、もう一生学校へ行かない。学校なんて行ったって何の意味もない。一生、引きこもりのままでいい。」と言ったら、どうしますか?

 

これらの事態に直面した時、あなたなら、どうしますか?

不登校の親御様は、こういった事態に直面すると、全員、間違いなく、不安に襲われ、イライラし出し、焦りと恐怖で背筋が寒くなり、なんとかその状態を変えようと、いろんなことをやり、いろんなことを言うでしょう。

 

実は、これがダメな対応なのです。

こんな対応をしているから、子供が改善しないのです。

しかも、こんな対応をしている限り、不登校は何1つ改善しません。

 

なぜならば、お子さんのマイナスの状態に、親のあなたもマイナスにひきずられてしまっているからです。

そして、お子さんは、自分の親のマイナスの状態を目の当たりにして、こう感じてしまいます。

「自分のせいで親を困らせている。」

だから、お子さんは罪悪感を感じてしまい、自己肯定感がさらに下がってしまうのです。

 

つまり、親のあなたが、こういったマイナスの共感ができずにいると、どんどんお子さんの自己肯定感を下げてしまいます。

しかも、今のようにお子さんと接する時間が長いと、そのマイナスの効果が日に日に大きくなっていくのです。

だから何1つ不登校が改善しないのです。

 

逆のことを言えば、お子さんに対して、マイナスの共感ができるようになると、お子さんの状態は一気に改善していきます。

先ほどのような状態の時に、ホンモノ共感の対応がきちんとできると、お子さんの自己肯定感が上がり、自発的に学校へ行けるようになるのです。

だからこそ、お子さんがマイナスの状態の時に、親がお子さんにホンモノ共感ができるか、どうかが、不登校の改善の重要な鍵なのです。

 

もしあなたが、共感を頑張っているのに、お子さんが改善しないと悶々としているなら、それはマイナスの状態の時にホンモノ共感できていないことが原因ではありませんか?

学校が再開した時に、お子さんを安定した再登校へ導きたいのであれば、お子さんがマイナスの状態の時に、親がいかにホンモノ共感できるかが、重要な鍵を握っていると思ってください。

 

もし今、十分できているという方は、ブレずにそれを続けてくださいね。

ただ実際のところ、私が見てきた限り、それができるのは、本当にごくごく1部のお父さんのみです。

私は今まで1400名以上の親御様に会ってきましたが、その中でたった4−5人のお父さんができるだけでした。

他の親御様は全くできていませんでした。

ちなみに、そのお父さんのお子様はみな改善しています。

 

このお子さんにマイナスの共感ができると、なぜこんなにも不登校を改善できるのか?

このマイナスの共感とは、お子さんの拒否や拒絶、怒り、苦しみ、嘆きを恐れず、それらに巻き込まれず、一線は引きつつ、深く共感できることです。

ほとんどの不登校の親御様のほとんどは、お子さんのマイナスの感情にすぐに巻き込まれて、自分の軸がガタガタになってしまわれます。

 

この自分の軸をしっかりして、一線を引きつつ、深く共感し、寄り添い続ける。

親自身がこのように器が大きくなることが大事なのです。

これができれば、お子さんの自己肯定感が下がることなく、「自分のせいで親を困らせている。」というお子さんの罪悪感も減っていきます。

親のマイナスの状態を目の当たりにすることがなくなるからです。

これによって、自分には存在価値がないという感覚も減らすことができるので、自己肯定感がさらに上がるのです。

 

そして、もう1点、大切なことがあります。

お子さんのマイナスの状態に共感で寄り添うだけでなく、深く子供の心に入って、マイナスの時こそ、対話できることが大切です。

 

このマイナスの時にこそ、対話ができる親御様は、ほとんどいませんでした。

誰も、自分の親から、マイナスの時に対話してもらった経験がないからです。

だからこそ、マイナスの時にこそ、対話ができれば、お子さんは安心感を感じます。

 

「自分がマイナスであっても興味・関心を持ってもらえる。見捨てられない。」

この安心感を感じて、お子さんの自己肯定感が上がるのです。

これらが総合的にあなたのお子さんの不登校を改善していきます。

 

ではこれらを具体的に、実際にリアルの現場で実践できるために、何が必要なのか?

・親御様自身の自己肯定感をしっかりと上げていくこと

・ホンモノ共感をベースとした対応を学び、しっかりと身につけていくこと

この2つのことが、絶対的に必要です。

 

自己肯定感が低い親は、お子さんのマイナスの状態に自分がすぐに巻き込まれるか、すぐに逃げてしまいます。

前回のメルマガでお話ししたように、すぐに顔や姿を隠した親御様のように、自分を隠してしまうのです。

これらは親自身の自己肯定感を上げない限りは、解決の手立てはありません。

そして、もう1点、ホンモノ共感の考え方をベースとした実践の力を磨いていくことです。

 

お子さんの不登校の解決が何によって実現できるのか?

これは何度も言っているように、ホンモノ共感です。

ホンモノ共感とは、口先のテクニックではなく、愛着思考、つまり愛着的な考え方を骨の髄まで親が自分に染み込ませることによって、可能になります。

 

しかし愛着思考そのものが、それで育てられた親御様がいないために、ほとんどの人は、それが何なのかわかっていません。

初めて、私のホンモノ共感を見た人は、驚きで空いた口が塞がらないという反応を示す人もとても多いです。

だからこそ、口先のテクニックではない、本当の愛着的な親のあり方、これを骨の髄までしみれば、ホンモノ共感ができるようになります。

 

そして、愛着の考え方の大事な柱が、お子さんがどれほどマイナスの状態であっても、どれほど親の理想像からかけ離れていたとしても、寄り添い支える。

これがいい親であるという考え方です。

 

字面で読んでいるだけでは、肌感覚として、まったくわからないと思います。

これが肌感覚としてわかるようになり、マイナスの状態のお子さんを目の前にして、使いこなせるようになると、お子さんは翌日からでも学校に行きます。

私が皆さんにお伝えしたい1番の核心がここにあります。

 

だからこそ、あなたもこの感覚を身につけて、ホンモノ共感を自分のものにして、お子さんの自己肯定感を高めてあげませんか?

そして、お子さんが学校生活を友達と楽しみ、自分のやりたいことを見つけて、前を進む。そんな輝く道を私と一緒に作ってあげませんか?

 

もしあなたが是非そうしてみたいと思われるのであれば、今回、最後のチャンスです。

具体的にどう取り組めばいいのかについて、カンタンにわかりやすくお伝えする、私の特別企画、魔法の言葉がけセミナーの最後の回、5/30(土)に2名のキャンセルが出ました。

 

この魔法の言葉がけセミナーでは、最短2週間で、お子さんを再登校に導いたホンモノ共感の真髄の言葉がけを特別にお教えます。

残り2名なので、すぐに埋まることが予想されるので、できるだけ早く申し込みください。

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自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催

・5/30(日) 14:00-17:30 キャンセルが2名でました!!

 

ホンモノ共感クイズ「陰キャ」

前回のクイズに7名の方からご回答いただきました。ありがとうございました。

印象が強いのは田絵さんのご回答です。

最初の田絵さんのアドバイスと自分の意見を押し付ける言葉は、きっと多くの親御様が、かけ続けているはずです。

そして、それを共感だと、私は共感できていると思っていることでしょう。

 

これはお子さんが、「陰キャのメリットを教えてくれ」と求めたわけではないですよね。

また、「俺には一体、どんな力があるのか。お母さん教えてくれ。」と求めたわけではないですよね。

子供が全く求めていない言葉をあなたのためにと思って言ってしまうこと、これが完全なる共感欠如です。

 

田絵さんがなさったような話は、お子さんとお母さん、双方とも、十分に情緒が開きあってからでないとダメです。

ぜひみなさん、田絵さんの話を活かしてください。

 

では、ホンモノ共感の考え方とは何なのか?

それは相手が困っている点、苦しんでいる点をしっかりと引き出すことです。

 

「陰キャだと、なぜダメなのか?陽キャだと、なぜいいのか?」

ここを引き出せるかどうかが、全てと言っていいです。

「なぜ、陰キャがダメだ。」と思っているのかを理解しないまま、上から目線で考えを押し付けても、決してお子さんは受け入れてくれません。

 

陰キャのメリットなんか、お子さんは聞きたくないのです。

みんなと同じように、「陽キャじゃないとダメだ。」と思っているのです。

ここをどれだけ深く理解してあげられるかがポイントです。

こここそが、マイナスの共感の真髄です。

 

何名かの方は、回答を見ているとプラス転換し始めています。

自己肯定感がどん底の人にプラス転換の話をしても、絶対に通じません。

まずはお子さんが困っている点、苦しんでいる点をしっかりと引き出してみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「学校の再開」

地方では、すでに学校が再開されているところが多いですよね。

そして、最後まで残った首都圏も、6月から段階的に学校が再開される見通しです。

いざ、学校が再開するとなると、よく聞くのは、こんな言葉です。

 

「うちの子は学校が再開されたら、学校へ行くと言っています。

けれども表情が曇っていて、明らかに不安そうです。

休校中は表情が明るく、生活全般も良かったのに、また最近、乱れ始めました。

かなり不安なんだと思いますし、また行けなくなったらどうしようということを考えているんだと思います。」

 

こんな話をよく耳にします。

これこそマイナスの共感の絶好のチャンスです。

どのように、あなたならお子さんに共感しますか?

 

1つ先に言っておきます。

この時に絶対にプラス転換してはいけません。

こういった時こそ、あなたの自己肯定感がもろに現れ、共感力が試されます。

これらを考えて、ホンモノ共感の言葉を作って、6/1(月)17時までにこのブログにコメントください。

 

来週6/3(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお答えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。