こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
本日も、不登校を100%解決するために最重要であり、実際に素晴らしい効果をあげている”たった1つ”の最重要ポイントを特別にあなたにお教えします。
それは子供の負の感情に徹底的にホンモノ共感することです。
これをマイナス共感と私が名付けました。
このマイナス共感は、不登校の親御様が従来、全くできなかったところです。
逆にいうと、マイナス共感がきちっとできれば、必ずお子さんの自発的再登校が3ヶ月以内に起きると、私は約束します。
では、このマイナス共感とは一体、どんなものなのか?
実例でお話ししましょう。
子供
「僕はすごく運が悪い。」
お母さん
「あなたのいう運が悪いって、ゲームで負けっぱなしってこと?」
子供
「それもある。他のことも僕は運が悪い。」
お母さん
「なんで?他にもっと運が悪い人いるんじゃない?例えば、生活が大変だとか。家で虐待されたとか。」
さて、この会話をみて、あなたはどう思いますか?
お母さんの最後のセリフは、こんなメッセージが暗に込められています。
「あなたよりもっと恵まれない境遇の人がいるんだから、あなたは文句を言うな。我慢しろ。不平不満を言うな。あなたが感じていることはおかしい。」
だから子供は自分が感じたことに自信を失って、自己肯定感が下がってしまうのです。
実際、ほとんどの方が、我が子にこういうマイナスのことを言われると、すぐにプラスに変換したくなります。
そのお気持ちはよくわかるのですが、絶対にやってはいけないことだということをあなたはご存知でしたか?
なぜならば、マイナスをプラスに変えても、子供はプラスの方にいきいきと向かって頑張ることはありません。
それどころか、子供は「また否定された。やっぱり自分が感じていることはおかしいんだ。変なんだ。」と感じて、自分の内面的な情緒に自信を失うからです。
それなのに、世の中のほぼ全ての不登校の解決方法は、プラスに変換することを親に推奨しています。
だから、不登校を根本解決できないのです。
不登校の解決方法の中には、子供のマイナスをある程度受け入れようといっている方法もありますが、これには致命的な欠点があります。
致命的な欠点とは、受け入れ方がとても薄っぺらいのです。
なぜ、子供は運が悪いと感じているのかというマイナスの情緒をスルーしてしまい。掘り下げることが全くなく、「ああ、そうだね。」という会話で終わらせるからです。
こんな薄っぺらい受け入れ方は、むしろ逆効果です。
子供が「やっぱり自分のマイナスの情緒は受け入れてもらえない。」と感じて、自信を失うからです。
私が教えているマイナス共感ならば、どのようにホンモノ共感で子供に対応するのか?
今回、マイナス共感での対応方法を特別にお話ししたいと思います。
例えば、お子さんが「僕はすごく運が悪い。」と言ったならば、私ならば親として、こんなふうに共感します。
「ああ、運が悪いと思っているんだね。それは辛いよね。どういったところが運が悪いって感じるのか教えてくれる?」
まずは運が悪いと感じていることに共感をするのです。
そしてその後、マイナスの情緒を質問で深掘りしていきます。
「あなたが感じていること、わかるよ。辛いよね。さらにもっとあなたのこと深く理解したいから、教えてくれる?」
こんなふうに対応します。
子供が決して表に出そうとしなかった。つまり隠していたマイナスの情緒に積極的に関心を持って、触れて、理解し、共感しようとするのです。
これがマイナス共感の真髄です。
これができれば、絶対に100%間違いなく、お子さんに登校しようという行動が生まれます。
なぜならば、親と心と心の対話ができることで、自分の情緒、つまり本質に自信がもてるからです。
「人とも心と心のつながりで、接しても人は拒否しないし、嫌がらないんだ。」という高い自己肯定感をもつことができるからです。
だからこそ子供の負の感情に徹底的にホンモノ共感する、マイナス共感ができるようになれば、不登校は100%解決するのです。
こんな親子の会話をどう感じますか?
お母さん
「学校の先生が休学するか、どうするか知りたいって言っているんだけど、どうする?」
子供
「わからん。」
お母さん
「わからんよね。怖い気持ちがある?」
子供
「わからん。」
お母さん
「わからんよね。高校はゆっくりして、自分がやりたいことをじっくり見つけていくのもいいと思うよ。いろんな方法があって、間違っても失敗してもお母さん別にいいと思うよ。あんたどう思う?」
子供
「うーん・・・。」
実際、この親子の会話は悪くないです。
「わからん。」と言った子供の言葉をきちんと受け止めて、さらにその裏にある不安、つまりマイナスの感情、情緒に深く深く目を向けることができるようになると、子供は必ず再登校に向けて、動き出します。
ほとんどの場合、不登校の子供は、自分のマイナスの感情を幼少期に抑圧してしまっているために動けなくなっています。
つまり親御様が子供のマイナスの感情を引き出してあげて、ホンモノ共感することができるようになれば、子供は自分の感情や考えに自信を持つことができるようになるのです。
そして人と自信を持って接することができるようになるんです。
これが再登校の正しい原理です。
私が長期にわたって開催している魔法ことばベーシック講座では、このマイナス共感を最重要して、グループとしても、個人としても、新井てるかずが直接、懇切丁寧に指導しています。
特にホンモノ共感、マイナス共感の個人指導の時間をかなり長くとって、お一人お一人に最適な指導を行っています。
さらに私は実際の親子の会話の録音の添削もおこない、実際どのようなホンモノ共感の言葉をかければいいのかまで個別指導しています。
だから魔法ことばベーシック講座の参加者は不登校が100%解決できるのです。
実際にここまでの具体的、かつ個人的な指導は、他では行うことができません。
だからこそ、もしあなたが「我が子のマイナスの情緒にもう一度、寄り添ってあげたい。そして元気に学校に向かう姿を見たい。」と思われるのであれば、マイナス共感に徹底的に指導させていただく次のプロジェクトを特別にご用意しましたので、今すぐ魔法の言葉がけセミナー&説明会の参加を申し込みください。
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
・4/25(日) 13:00-17:00 満員御礼
・4/29(木祝) 13:00-17:00
・5/1(土) 13:00-17:00
実際に私が長期で開催する魔法ことばベーシック講座に参加された方から、最近こんな報告をいただきました。
「機能的な考え方をやめ、ホンモノ共感を実践で落とし込みをしていくと、息子の不登校問題は自然と解決していきました。
コロナ明けから一人で学校に行き出し、それ以降、無遅刻・無欠席、友達関係もとてもよく、勉強もがんばっています。
セミナーで本当の愛情とは何か。不登校の根本原因を教えていただいたことがとても大きかったと思います。
今では息子との揺るがない絆を実感しています。
不登校解決について、いろいろな方から聞いたり、本を読んだりしましたが、一番的を得たメソッドだと確信しています。本当にありがとうございました。」
ホンモノ共感クイズ「浮かない表情」
前回のクイズに8名の方から回答をいただきました。ありがとうございました。
みなさん、きちんとマイナスに目を向けておられて、非常に素晴らしいです。ただみなさん少しマイナスへの目の向け方がぬるいように感じます。
あと一歩、グッとマイナスに踏み込めるといいですね。
例えば、こんなふうにマイナスに踏み込んでいきます。
「よく寝れた。あまり浮かない感じだね。帰った時の表情を見て、お母さんちょっと気になっていたんだ。
眠って嫌なことを忘れたいぐらい、何か嫌なことがあったのかなって、お母さん感じたんだけど、実際、どうかな?
今日、学校で何かマイナスのこと感じたの?」
こんなふうにソフトでありながら、具体的に明確にマイナスに切り込んでいきます。
マイナスに切り込むことを恐れてはいけません。
マイナスに切り込むことは、お子さんを救う、素晴らしいことをあなたがやっているということなんです。
人がなんと言おうと、お子さんがどんな反応を示そうと、それを恐れないでください。
ホンモノ共感クイズ「運が悪い。」
あなたのお子さんは女子中学生で、こんなことを言い出しました。
「私の人生って最悪。本当に運が悪い。もう生きていたってしょうがない。なんのいいことがない。」
さて、あなたなら、どのようにホンモノ共感しますか?
お子さんのマイナスをどう捉え共感しますか?
絶対にお子さんのマイナスの情緒を逃してはいけません。
この場合、共感的な質問がいいです。こういったマイナス共感の応用が、自由自在にできるようになれば、あなたのお子さんは絶対に3ヶ月以内に学校に向けて、動き出します。
真剣にこの課題に取り組んでみて、4/12(月)10:00までにこのブログにコメントしてください。
なお、毎週クイズに出しているような実際の親子の会話については、魔法ことばベーシック講座では、1人1人に合わせた個人的な指導を行なっています。
もしあなたも実際の親子の会話の添削指導を受けて、ホンモノ共感を身につけて、不登校を解決したいと思うなら、魔法の言葉がけセミナー&説明会にご参加ください。
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
・4/25(日) 13:00-17:00 満員御礼
・4/29(木祝) 13:00-17:00
・5/1(土) 13:00-17:00
各日程20名限定で、参加人数に限りがありますので、お早めに参加の申し込みをしてください。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。