新学期が始まっていると思いますが、お子さんは新学期に学校に行けたでしょうか?

なんとか学校に行けたというお子さんもいれば、全く動かなかったというお子さんもいらっしゃると思います。

私の講座の受講生でも、共感をがんばっているのになかなかお子さんに変化の動きがみられないという話をよくお聞きします。

こういうとき、考えられる原因の1つは親御様の情緒のぶれがあること、もう1つは一見、表にはでないけれども、親御様の心の奥底深くに根深い思い込みや間違った価値観があることなどが考えられます。

親御様の情緒のぶれについては、何度かお伝えしているので、今日は根深い思い込みについて、お話ししようと思います。

先日、魔法ことばベーシック講座の第10期のアドバンスコースの正規の全日程が終了しました。

今後も講座の受講生に対して、継続的にフォローをしていきますが、講座の最終回でとても参考になる話を伺えたので、みなさんと共有したいと思います。

このメルマガをお読みの方で、自分は子供のさまざまな問題に対して、全くぶれないと自信を持って言える方はさすがに少ないと思います。

人間なので「ある程度ぶれるのはしょうがない。」と考えることもできますし、「いや、まだまだ。」と考えることもできます。

そんな中で今回、アドバンスコースに参加された方々は一年間にわたって、自分の内面の思い込みに取り組み続けました。

自分の内面にある劣等感や役立たず不安、嫌われ不安、完璧主義、学校に対するさまざまな思いに対して取り組みをしていったのです。

 

この取り組みで大事なことは何かというと、何度も何度も書いたり、話したりしたりして、吐き出すということでした。

この思い込みを吐き出すことはとても難しいので、私が個々に吐き出すお手伝いをするものの、メインに取り組むのは親御様自身です。

この取り組みで重要なことをもう一度、お伝えすると何度も書いたり、話したりすることで、思い込みを吐き出し続けるということでした。

それをすることによって、いつのまにか自分の中の思い込みが徐々に消えていくということを親御様たちは体験しました。

 

通常、考えると「単に人に話しただけでよくなるのか?」と疑問に思われるかもしれません。

ここが今回の重要な点です。

自分で何度も書いたり、話したりを繰り返すことで、実は徐々にこういった思い込みが消えていくということを親御様たちは身をもって立証したのです。

親御様がこの思い込みを吐き出すという作業を続ければ続けるほど、吐き出せば吐き出すほど、書いて整理すればするほど、お子さんたちは徐々に徐々に安定な状態に向かって変わっていったのです。

同時に私も自分がやってきたことが間違ってなかったことも確信しました。この書き出したり、吐き出したりすること、自分の内面の奥底を深掘りして、言葉にして表に出し続けること、この作業の繰り返しが実は大きな成果を生んでいたのです。

 

こういった自分の内面にある深い思い込みや価値観、さまざまな不安を深く見つめ直して、その一番深いところまで掘って掘って堀りつくして言葉にする。それを何度も何度も繰り返していくのです。

こういった作業はもちろん今まで親御様は取り組まれたことがなかったことだと思います。

自分の中にある、思い込みはもう当たり前すぎて、普段気づきも自覚もしないものですよね。

ただ自覚がないとまずいのです。

表に出さないとまずいのです。

なぜならば、その思い込みや価値観、さまざまな不安が目に見えない形でお子さんにさまざまな悪影響を与えているからです。

 

アドバンスコースに参加される方々は、すでに共感はがんばっておられます。次は自分の内面に目をむけなければいけないと気づいて、講座に参加された方ばかりです。

そういった方々にとって、自分の内面を時間をとってじっくりと深掘りする。これはなかなか貴重な機会だったと思います。

深く掘って、自分の中の思い込みやさまざまな価値観、不安を手放す、このことができれば、ホンモノ共感が相乗効果を発揮して、お子さんに大きな変化をもたらすことができます。

なぜならば、自分の内面を深く掘るということは、親御様ご自身の幼少期の親子の愛着関係からうまれたもの、不登校の根本原因に光をあてるということだからです。

 

この作業はかなり時間を要し、自分1人ではなかなかできないため、魔法ことばベーシック講座の参加者さんに対しては、私が1人1人の状況に合わせてお手伝いさせていただいています。

こういった受講生を個別具体的にサポートすることで、子供の不登校を100%解決することができるのです。

もしあなたが共感に取り組んでいるんだけど、いまいちお子さんに変化の動きがみられないなら、おそらく親御様の内面の問題が影響している可能性がとても高いです。

もしそのことに気づいているならば、私とご自身の内面を深く掘って書き出す、吐き出すということに取り組んでみませんか?

この取り組みの積み重ねが必ずお子さんの変化になって現れ、不登校を100%解決することができるからです。

 

このことはとても重要ですので、実際の不登校の解決の事例をもとにインスタライブでも詳しくお伝えしたいと思っています。

1/26(木)21:00スタートにて、私のインスタグラムでライブを行いますので、私のインスタグラムをフォローして、楽しみにお待ちください。

【インスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/araiterukazu/

 

ホンモノ共感クイズ「おみくじ」

前回のホンモノ共感クイズに8名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

かとさん

「ショックだよね。」と共感なさっているのはいいのですが、「でも・・・」からプラス転換になっています。あとは良くなるだけと思えないからお子さんは落ち込んでいるのでこういった言葉には注意してください。

ゆんさん

「がっかりしちゃったね。」と共感なさっています。次の「リベンジしてみない?」というのはどういうことでしょうか?

もう一度、おみくじを引くということか?それとも自分の行動で凶を吉に変えようということなのか?

リベンジという言葉の意味がわかりかねますが、これも要注意な感じがする言葉だなあと思いました。ぜひ意味を教えてください。

あかねさん

よく共感なさっていると思います。このくらい共感できたら、お子さんの心に響くと思います。

ちいさん

よく共感なさっています。おみくじの処理について聞いているのはユニークですね。たぶん結んで帰ることを選択すると思いますが、ここでまた何か子供の気持ちが聞けるかもしれません。

みーやママさん

よく聞いて共感なさっていますね。実際にありそうな会話で感心しました。

ゆきさん

よく共感なさっていますね。最後、「でも・・・」でお母さんの嬉しい気持ちを言っているのはよいのか、ちょっと私も判断に迷います。

はるかさん

共感と質問、よくできていますね。こうやって子供の気持ちを深掘りしていくこと、これによって徐々に子供の気持ちが晴れていきます。

ひろみさん

とても良い共感です。シンプルでストレートに子供の心に届くでしょう。

 

ホンモノ共感クイズ「新学期」

新学期が始まりましたが、あなたのお子さんは学校に行くかどうか、相当迷い悩んでいます。

最終的にはどうも「やっぱり行きたくないなあ。」という匂いを漂わせています。

理由を聞くと、「今さら学校に行ったって友達関係が・・・。勉強が・・・。」などいろんなことを言います。

 

あなたのお子さんも実際こういったことがあったと思いますので、あなたのお子さんの実際のセリフにあてはめて、どのように共感するか、考えてみてください。

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを1/16(月)16:00までにブログにコメントしてください。

来週1/18(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。