新年明けましておめでとうございます!
今年も不登校解決に向けて、みなさんにお役にたてる情報をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
私は年末年始に魔法ことばベーシック講座の受講生の講座や共感練習会を行なっていました。
新年そうそうに講座に参加してくれている、あるお母さんからとても嬉しい報告がありました。
このお子さんは小学生から不登校になりました。中学に入学した当初は学校に行けたものの、5月ごろからまた不登校になってしまいました。
お母さんはいろんなところに相談に行ったものの、全く改善せず、知人から魔法ことばベーシック講座を勧められて、ホンモノ共感という言葉に惹かれて、講座の受講を決めました。
講座で私からホンモノ共感を学んだのちに、「自分がいかに共感していなかったのか。自分の望む姿をいかに子供に押し付けていたのか。いかに子供を押さえつけようとしていたのか。」これらを初めて自覚し、それが自分の母親からの影響であることを知ったとき、愕然としたそうです。
そのお母さんの母親は、愛情深い人だったと思っていたけど、実は全く共感はしていなかったのです。
家庭内もいろいろ問題があって、夫婦関係の問題もあったため、そのお母さんは常に不安を感じていて、それが見捨てられ不安となり、子供にも不安を植え付けてしまう子育てをしてしまっていたのです。
このお母さんが講座でそのことに気づくと同時にホンモノ共感を熱心に実践しているうちにお子さんが変わり始めました。
お子さんは以前はよく不安を訴えて、学校を休んでいたのに、今はほぼ不安を訴えることがなくなり、学校に安定に登校できるようになったのです。
お子さんはたまに体調不良は訴えることもありますが、学校は全く休まなくなりました。友達関係も順調で元気に学校に通えるようになったのです。
なぜ、お子さんはこんなにも劇的に変化をしたのか?
その理由の1つがこのお母さんがお子さんにかけた、あるホンモノ共感の言葉です。
この言葉はとても強力なので、新年のプレゼントとして、みなさんに特別にご紹介します。
「お母さんが必ずあなたを守る。あなたに何かあったらお母さんがすぐに駆けつける。お母さんがあなたを必ず助けてあげる。」
私はお子さんの状況によって、この言葉をケースバイケースで最適化して使っていますが、お子さんの不安の根本がお母さんの気持ちが自分から離れてしまうことにあるんだとしたら、この言葉はとても強力です。
是非あなたもお子さんに一度、使ってみてください。
実際、こういったホンモノ共感の言葉がけをお子さんに伝えて聞かせてあげたり、お子さんの不安に響く言葉を考えてなげかけたりしていくうちにお子さんの不安は消えて、明るく元気に変わっていきました。
こんなふうにホンモノ共感はただ上っ面をなでるような言葉ではありません。
子供の心に響くような気持ちのこもった言葉なので、子供に伝え続けることで子供はどんどん変わっていきます。
とはいっても、なぜこういったケースでこのホンモノ共感の言葉が響くのか?
こんなふうに疑問に思われた方もいるかもしれません。
実は子供の不安の根本原因が親御様ご自身が人間関係に及び腰であることにあるからです。
人と深く関わることや子供と深い情緒の交流をすることを無意識に親御様が恐れをいだいているからです。この恐れは必ず子供に伝わります。隠そうとしても隠しきれるものではありません。
だから子供は自分の不完全なものを見つけると、親御様がそれを嫌って、「自分から心が離れてしまうんじゃないか。」という不安をいただいてしまうようになるのです。
この不安を根底から払拭するようなホンモノ共感の関わりを親御様は子供にしていかなければいけないのです。
この仕事を長年やっていると、子供の不安は断片的な情報を聞いたら、なんとなくわかるようになってきました。
子供がどんな不安をもっていたとしても、親御様が言葉がけや考え方を愛着と共感になおすことができれば、子供は実にあざやかに行動を変化させます。
それぐらい親御様がホンモノ共感を身につける効果は絶大なものがあります。
今年こそ我が子の不登校問題を解決したい、幸せな家族、家庭を築きたいと願われる方は、今一度ホンモノ共感に本腰をいれてやってみてください。
ホンモノ共感クイズ「お年玉の使い道」
前回のホンモノ共感クイズには2名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。
ご回答いただいた方々のホンモノ共感はとてもいいですね。
「なぜそんなにレアキャラがほしいのか?」それを深く聞くことと、「あなたがもらったものは自由に使っていい。」と制限をなくすことがちゃんと伝わってきます。
実際、こういう話はこの仕事をしていると枚挙にいとまがありません。
ズブズブのゲーム依存の子の金遣いの荒さは多くの親御様が頭を悩ませるところだと思います。
ただお子さんがゲームにお年玉を使いたいという思いを否定してはいけません。ちゃんと親御様がその気持ちを受けとめて、許可を与える必要があるのです。
私はこういった思いに関しては、さっさと満足させて、さっさと成仏させてあげればいいと思っています。
ホンモノ共感で共感して、お子さんが自由にお年玉を使うことで、早く深く満たせてあげればいいのです。
そうすればこういった思いは成仏できて、自然と金遣いの荒さは収まっていきますのでぜひあなたもやってみてください。
ホンモノ共感クイズ「初売り」
あなたのお子さんは学校に行っているものの、ほぼスマホ依存です。何をするのもスマホをずっと持っています。
そんなとき年始に近所のイオンの初売りにみんなででかけようということになりました。
そこでお子さんは「iPhoneをもう1台欲しい。今の機種だと容量足りないし、画面が小さいから。」と言い出しました。
あなたは「機種変したいの?」と聞くと、お子さんは「もう1台新規で欲しい。iPhoneを2台もちたい。初売りだと安いから。」と言いました。
中学生のお子さんがiPhoneを2台もちたいと言い出したことにあなたはびっくりしましたが、ここは共感しなければならないと思いました。
こんなとき、あなたならどんなホンモノ共感の言葉がけをしますか?
あなたのお子さんもスマホをかなり使っていると思いますので、あなたのお子さんがこう言ったと考えて、ホンモノ共感の言葉を考えてみてください。
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを1/8(月)10時までにブログにコメントしてください。
来週1/10(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。