あなたは子供の再登校が実現する親御様の話し方を知っていますか?

今、魔法ことばベーシック講座の最新の12期のライトコースを行っています。

10月に講座を開始しましたが、すでにお子さんの再登校が始まっているお母さんが何人かいます。嬉しいですね。

そのお母さんはお子さんとの家庭での会話でどんなことを話しているのと思いますか?

 

子供の再登校の実現には、話している内容ではなく、数字的なところに特徴があります。

例えば、お子さんが32回しゃべったとします。

それに対してお母さんは最低20回、共感しています。約70%が共感です。

そして残りの12回はお母さんからお子さんへの質問でした。

否定やずらし、はぐらかし、すり替え、言葉をかぶせる、先読みなどは1つもありませんでした。

 

同じお母さんの別の会話では、約300回しゃべった中で、共感を含めたコミュニケーションのテクニック的なミスはたったの5箇所でした。

「でも」という否定の言葉がでたのも3箇所のみでした。

 

つまり、お子さんが100回しゃべったら、あなたは70回以上共感し、30回以上質問してみてください。

否定やずらし、はぐらかし、すり替え、言葉をかぶせる、先読みなどは子供が100回しゃべったら、最低3回以下にしてください。

「いや」「でも」「だって」という否定の接頭語はできれば0回にしてください。

これを目指して頑張って会話を構成していけば、あなたのお子さんは学校に行けるようになります。

 

相変わらず、お子さんが「学校が嫌。」とか、「あれが嫌。」とか、マイナスな反応をしている場合、親御様は以下のどれかに必ず当てはまるはずです。

・自分の言いたいことを言っている

・共感の言葉の回数が5割をきっている

・否定やずらし、はぐらかし、すり替え、言葉をかぶせる、先読みが多い

・お子さんの目をみていない

・逃げ腰になっている

・沈黙に耐えられない

・何かいいことを言いたくてたまらない

・なにか提案したくてたまらない

・勝手に親の話を展開しようとしている

 

もし、あなたがこれらに当てはまっているなら、どれか1つだけでもいいからやめてみませんか?

そして今日、ご紹介した実際にお子さんが再登校した親御様の会話の数値的なデータを目標にしてみませんか?

 

会話の7割が共感、3割を質問です。そして共感のミスやコミュニケーションのミスは100回に1回以下です。

これがお子さんの再登校を実現した親御様の話し方です。

 

無論、話の内容やその時々に応じて、この数字は変わることはあると思います。

だいたいどんな会話においても、7割が共感、3割を質問、ミスは100回に1回というのは通用する目安ではないかと思います。

 

では、一体どうすれば、再登校が実現する話し方ができるのか?

この解決方法は簡単です。

今すぐスマホをつかって、自分の我が子との会話を録音して文字おこしをすればいいのです。

自分の会話にどれだけ共感の言葉が含まれているか?どれだけ自分の言いたいことを抑えられているか?

これは会話の文字おこしをすれば一目瞭然です。

 

いかがでしょうか?

まずは自分の会話の文字おこしをして、7割が共感、3割を質問、ミスは100回に1回という型を徹底的に実践できるようになりましょう。

その上で子供の情緒を表す言葉を100%確実にキャッチできるようになってください。

お子さんの再登校が実現した親御様が何を話しているのか?子供の言葉をどう聞いているのか?

今、お子さんが不登校で苦しんでいるなら、ぜひ真似て実践してみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「無気力」

前回のクイズに2名の方から回答をいただきました。ありがとうございました。

まず岩田昌代さん、ありがとうございます。

前半の3行は、なにか文字だけなのに薄っぺらい感じがします。なぜだと思いますか?

そして4行目の「〇〇にもいいところがいっぱいあるとお母さんは思うんだけど。」これは言ってはいけない言葉です。

こういうのをプラス転換と言います。こういう言葉をかけても子供は決して変わることはありません。

おそらくお子さんの本当に辛い部分、苦しい部分には目がいっていないのではないかと文面からは感じられます。

 

あやママさん、ありがとうございます。

ご回答いただいた文面からは原因を外部にあることを想定しているようにみえます。

嫌なこと、心配なこと、気がかりなことという言葉を使っていますよね。

私がヒントとして、少し話した自信のなさには、なかなか結びつかないことのように私には思えるのです。

嫌なことがあるから、やる気がでないから、あいつがああだから、こいつがこうだから、勉強が嫌だからとは本質的に違うんです。

どうもいまいち浅くて焦点があっていないような気がしますので、もう一度この問題を切り口をかえて、ホンモノ共感クイズとして出したいと思います。

 

ホンモノ共感クイズ「自信のなさ」

あなたのお子さんの自信のなさって何ですか?

あなたは我が子の自信のなさをちゃんと理解していますか?

理解すらしていないのでは、おそらく不登校の解決は1歩も進まないはずです。

とらえどころのない問題をお子さんが呈すると親の接し方もあいまいになりがちですよね。

それではよくないと私は考えます。

 

共感とともに理解力、子供の闇の部分を深く知ってあげようという気持ちをもってください。

だからこそ、あなたのお子さんの自信のなさと、お子さんにどのようにホンモノ共感の言葉をかけるのかを12/20(月)17:00までにブログにコメントしてください。

来週12/22(水)に私が考える不登校のお子さんの自信のなさとホンモノ共感の言葉をお伝えしますので、ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。