こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

突然ですが、もしあなたのお子さんが不登校で「死にたい」と言ったら、どうしますか?

最近のニュースで令和2年の小中高生の自殺者数が統計のある昭和55年以降最多の499人に上ったことが警察庁のまとめでわかりました。

自殺の原因・動機は進路の悩みや学業不振が多かったそうです。

実際、NPO法人「チャイルドライン支援センター」(東京)によると、家族関係に関する相談では「親が進路に理解を示してくれない」「頑張っても認めてもらえない」といった訴えが目立っているそうです。

親から虐待を受ける子供もおり、“避難先”だった図書館などがコロナ禍で休業になり追い詰められていて、同センターの小林純子代表理事はこんなことを語っていました。

「コロナ禍で学校や部活、塾などの出入りを制限されることが増え、居場所を失っている子供は多い。悩みを吐き出すことができず、ため込んでしまっている状況があることを危惧している。」

 

つまり実際は、苦しみや辛さ、悩みを抱えたまま、誰にも言えず、溜め込んでしまっているお子さんがかなり多いのです。

だからこそ、もしお子さんが「死にたい」という苦しみや辛さを口にした時は、その気持ちに寄り添い、共感して、お子さんを救う重要なチャンスなのです。

しかし実際には、ほとんどのお母さんは、この重要なタイミングで、お子さんに共感することができていません。

 

例えば、こんな言葉をかけがちです。

「死なないで。お母さんはあなたを愛している。お母さんの大事な子。」

こんなことを言っても、全くお子さんの心に響かないことは、おそらく多くの方が経験済みのはずです。

 

では、「死にたい」というお子さんの気持ちにどう共感すればいいのか?

その方法こそが、私が10年以上、1400件以上の不登校の解決を行ってきた上で開発した、不登校を100%解決する「ホンモノ共感」なのです。

「ホンモノ共感」なら、不登校を100%解決し、さらに生きる理由と気力をお子さんの内側に生み出すことができます。

そして「ホンモノ共感」の中でも特に、子供の「死にたい」などの辛さや苦しさにきちんと共感しきる「マイナス共感」という技術が素晴らしく有効なのです。

 

「マイナス共感」を徹底的に実践した結果、「死にたい」がなくなり、さらに不登校が解決したKさんの事例をご紹介させていただきます。

「小6の子が常にすごくイライラとしていたんですけど、その否定せずにまず共感というか、言葉を受け止めるということに徹していました。

すると兄妹ゲンカもすごく減りましたし、あの女の子どうし、「ああだ。こうだ。」言っていたのですけれど、それぞれの気持ち受け止めるだけで、変わったのと、なので親子関係としても、すごく喋りかけてくれるようになったんです。

なんとなくあの否定されている空気もちょっと感じなくなったのか、あとは不登校の男の子については8月ごろからじわじわちょっと関わりを意識していたからか、「死にたい。」ってよく言っていたんですけど、「その気持ちは今最近ないで。」みたいにぽろっと言われたんです。」

 

これが去年の11月末のことです。

そしてつい先日、この男の子が「高校を受験し、無事合格しました。」との報告を頂戴しました。毎日ほんの少しだけ勉強し、昼夜逆転も自分で調整して、表情も穏やかに受験に向かったそうです。

それをみたKさんからこんな感想をいただきました。

「少しずつ息子の自分の意志というか自信が現れてきている表情が嬉しかったです。

マイナス共感を学べていなかったら、すれ違って、わかってあげられないままだっただろうなと思うことがたくさんでした。

何かをしようとするときには、たくさんのマイナスが出てきますよね。

昔は不安と言っている子に「大丈夫、大丈夫。」と言っても、「大丈夫じゃないから。」と切れられていました。

今も共感がまだまだできていない時もありながらも、それでもマイナスの気持ちを受け止めてあげることができ、昔とは違うわかりあえる感覚があります。」

 

このKさんの事例では、お子さんが「死にたい」と言わなくなったのが、お母さんがホンモノ共感を身につけはじめて1−2ヶ月後、お子さんが少しずつ勉強を手につけ始め、昼夜逆転を直し始めたのが3ヶ月後、高校受験したのが4ヶ月後、このように早いペースで順調に改善が見られました。

もちろん完全に安定な再登校はまだ先ですが、今後お子さんに何があっても共感で対応できるという自信があれば、必ず安定な登校を実現できます。

特に私が長期で開催する魔法ことばベーシック講座では、「ホンモノ共感」をお教えすると、ほとんどの方がマイナスに全く共感できていないことに気づきます。

子供に共感をしようと頑張っても、子供が一度マイナスのことを言い出すと、途端に共感が崩れ始めるのです。

そして共感できていないという自覚すらないまま、子供に努力を求めようとしていて、不登校を悪化させてしまうのです。

 

この負の連鎖を私は昨年の11月に気づき、そこから「マイナス共感」の明確な指導の方針ができ、魔法ことばベーシック講座の参加者さんと個人カウンセリングをお受けいただいている方々にご指導させていただいたところ、一気に結果が変わり始めました。

「マイナス共感」がきちんとできるようになった人は、お子さんの変化が圧倒的に早くなりました。

先ほどの事例のように、従来6ヶ月ぐらいかかっていた不登校の解決が4ヶ月で解決できる事例も多数でてきました。

この素晴らしく効果が高い「マイナス共感」をあなたが学んできちんと身につけることができれば、早期に必ず不登校問題は100%解決します。

そしてこの時期だからこそ、親御様が正しい「マイナス共感」を学ぶチャンス提供したいと思い、特別企画として、魔法の言葉がけセミナーを4月末に実施することにしました。

 

大切なことなので、何度も繰り返します。

私がお教えする「ホンモノ共感」、特に「マイナス共感」をちゃんと実践することができれば、お子さんの不登校は解決し、さらに「死にたい」などということはなくなります。

お子さんの自己肯定感が上がり、生きる理由を見つけることができるようになるからです。

 

この「ホンモノ共感」教えられるところは、私以外にはないでしょう。魔法の言葉がけセミナーは3日程で、各日程ともに20名まで受け付けます。

セミナーの後半では、同じ悩みを持つ仲間とともに、しっかりとしたサポートを受け続けて、不登校を100%解決したいという方のために、長期間にわたり私が開催する魔法ことばベーシック講座の説明会も行います。

あなたもホンモノ共感を身につけて、自分を変えて、子供の不登校を100%解決したいなら、特別にご用意した魔法の言葉がけセミナーにこちらからお申し込みください。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com

<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
・4/25(日) 13:00-17:00
・4/29(木祝) 13:00-17:00
・5/1(土) 13:00-17:00

ホンモノ共感クイズ「1日中、ゲームをやっている」

前回のクイズに8名の方が回答いただきました。ありがとうございます。

皆さんとてもよかったのですが、さらに視点の素晴らしい方が1人いました。

デコポンさんです。デコポンさんの視点こそがマイナス共感です。

ゲームであれば、「ゲーム楽しいね。」いうプラスの共感もいいと思いますが、やはり生活が崩れて、外に出ないというマイナスの意向を明確に表しています。

そこに対する共感的な質問、これがデコポンさんの回答に明確に現れています。デコポンさんの視点に皆さんのような回答をつけても、いい共感の言葉になります。

 

ホンモノ共感クイズ「浮かない表情」

あなたのお子さんは、学校には行っていますが、春休みに入り、生活が大きく崩れ、外出が極端に減りました。

昼ごろに起きてきて、1日中、ずっとゲームをやっています。外には週に1回、出るか出ないかです。

表情を見ていると、浮かない表情をよくしています。

何か悩みがあるのかなというように見えますが、お子さんが自分からそれを話すことはなさそうです。

 

そこであなたは悩みを聞いてみたいと思いました。こんな時こそ学んだ「マイナス共感」の絶好のチャンスです。

あなたなら、まず最初にどんな質問をして、お子さんの悩みを引き出していきますか?

細かい設定はみなさんのお任せしますので、想定される問答を回答として、3/29(月)10:00までにブログにコメントください。

 

来週3/31(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。