あなたは子供の成績に何を求めましたか?

学歴主義、高い成績、高い思考力、上位何番以内、そういったものを求める親御様があとを絶ちません。

そしてその結果、子供が悲惨な生き方を強いられるケースが続出しています。

 

「別に成績を求めても、うちの子はそんなにおかしなことになっていない。」

こんなふうに感じている親御様は、40年後、あなたのお孫さんが悲惨な状況になる可能性がとても高いです。

なぜ、こうなってしまうのか・・・

 

学歴主義がもたらす歪んだ価値観とは?

先日、魔法ことばベーシック講座の大阪のミドルコースの1回目を開催しました。あなたは、日本の学歴主義のツートップを知っていますか?

ツートップとは、東大と慶応の幼稚舎です。

これは首都圏を中心とした話であり、他の地方ではもちろん事情が異なります。

 

ミドルコースの大阪に参加されたお母さんから、こんな話を伺いました。

「若い頃、京大生と合コンした時に、その京大生たちは私にこんなことを言ったんです。

『まあ、僕たちのようなハイソサエティのような男と知り合うような機会は、君たちには、めったにないだろうけどね。』」

 

お母さんはこれを聞いて、呆然としたそうです。

もちろん誰とも付き合わなかったそうです。

子供の情緒を大切にせず、機能中心で育てると、この京大生のような強烈な歪んだ価値観、優劣感を持った人間に育ってしまいます。

そして、この優劣感は、のちに子供の不登校の強い強い原因になります。

 

私がカウンセリングでよくお聞きするのが、成績の話です。

首都圏だとGMARCH、学習院、明治、青山、中央、立教、法政

関西だと関関同立、関西学院、関西大学、同志社、立命館

この辺りの大学に入学することを子供に求め始めます。

 

なぜ、この大学に入学するのを親御様は、子供に求めるのか?

このあたりの大学の偏差値はだいたい50−60です。

 

東大や京大のように、極端に難しくないので、我が子が狙える範囲にあります。

これらの大学のメリットは何なのか?

 

実は、大学そのものにあるのではなく、その大学を卒業したということで、就職で有利になるという親御様の考え方なのです。

最低限、GMARCHや関関同立レベルの大学を卒業しておかないと、いいところに就職できないという考え方です。

これは、実は親御様の自信のなさを端的に表しています。

 

親御様自身、情緒を重視されず、育てられているので、自分に自信がありません。自分に自信がない人間は、必ず何らかの高い機能を果たすことによって、低いと思い込んでいる存在価値を補おうとします。

この高い機能を、親御様は我が子に求めようとするんです。

自分だけでとどめておくなら、まだマシなのですが、親の劣等感を子供で晴らそうとしてしまうんです。

当然、ここに子供の情緒を重視する姿勢はありません。

 

だから、このことにより、子供は情緒に自信を失い、不登校になるか、もしくは今、やり過ごしたとしても、必ず子供の子供、親御様にとっての孫の世代で大きな悲しみを生みます。

今回、いろんな大学の名前を挙げましたが、それぞれの大学の名誉を毀損したり、そういったものを意図するものではありません。

問題は、大学のブランド名や偏差値の高さによって、子供の価値を高めようとする親の自信のなさにあるのです。

これは他の様々な問題となってもあらわれます。

 

「今の時代、英語ができなきゃ仕事ができない。」

「テストで平均点以上、取れないといいところに就職できない。」

「成績うんぬんはあまりこだわらないが、物事に対する理解力が高くないと生きていけない。」

 

これらはすべて親自身の劣等感を表しています。

これらの考え方、価値観を親御様があらため、なくすことが、不登校の解決の第一歩になります。

 

つまり、これが機能中心と情緒中心の価値観の違いです。

機能中心で育てられた人は、不登校など、必ず大きな苦しみを背負わされます。

 

あなたは自分の劣等感を子供で晴らしますか?

それとも、自分自身でケリをつけて、子供には幸せに生きて欲しいですか?

そのどちらが、子供をより幸せにするでしょうか?

 

情緒中心の価値観、育て方、関わりを私は皆さんにオススメします。

情緒中心の育て方を知りたい方に、まずお教えしたいことがあります。

 

情緒の中で最も大事なことは何か?

情緒の中で最も重要なことは、ズバリ声です。

どんな声で、子供に何を伝えるのかが、最も重要になります。

 

私が伝える声の出し方、言葉の使い方を正しく実践できれば、翌日、子供が再登校という嬉しいご報告もあります。

だからこそ、親御様がお子さんの情緒を理解し、興味や関心を持って、情緒の交流ができる、ホンモノ共感を身につけることができる音声教材を作成し、今日からAmazonで販売開始しました。

 

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このホンモノ共感は、子供に本当の自信を持たせ、再登校を促す、とても良いテクニックなんです。

不登校解決のためには、ホンモノ共感の仕方、声の出し方、気持ちの込め方が大事です。

この音声教材は、私が実演するホンモノ共感をまねて、BGMのように、1日3分聞き、そのままマネすれば、自然とホンモノ共感が身につき、不登校の解決も早くなります。

 

特にお母さんが、このホンモノ共感をマスターすれば、お子さんは自然と学校にいくようになります。

だからこそ、子供の心にちゃんと届く、良い言葉がけと気持ちの込め方を完全に身につけるために、この音声教材をご活用ください。

 

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情緒と機能クイズ「半袖、半ズボンの子供」

前回のクイズに7名の方からご回答いただきました。

みなさん、力作で本当に嬉しいです。

あっているか、あっていないか。間違っているかは関係ありません。

こうやって自分の頭で、推測、考えてみることが、共感力、情緒力を伸ばすためにとても大切です。

 

内容的には、全員、正解です。

いずれも私が直接、カウンセリングで聞いてきた内容が、そっくりそのまま入っていました。

 

pandaさんは、子供が風邪をひいているところを見たくない。

 

パパさんは、お母さん自身が「子供に言い聞かせることができないダメな母親」というレッテルを貼られることを恐れて発している。

そして、パパさんは、一歩踏み込んで、子供の気持ちまで推測されていて、素晴らしいです。

子供が親の目から見て、何か問題を起こそうとする場合、そのことによって、親からの関心や注目を集めたいという裏の意図が働いていることが多いです。

 

みーやママさんもよく教えてくれました。まさしく、機能的な考え方ですよね。

簡単にいうと、仕事や家事の邪魔をされたくないということですね。

 

田絵さんは、ママさん達でこういった話題が常に関心を集めるということですね。

いかにうちの子が困った子で、そのためにいかに頑張っている親かという話が出てくるんですね。

 

これがまさしく「役立たず不安」です。

子供の問題を発見し、それを解決しようとして、役に立つお母さんになる。

この構図の舞台に子供を引きずりこみ、困った子を演じさせ続ける。

そして、自分がいかに役に立とうとしているかをアピールし続ける。

これを「役立たず不安」をいいます。

 

Hardyさんの話もよくカウンセリングで聞きました。

自分と子供との間に、いい境界線が引けない。

自分と子供がまるで本当に同じ人間であるかのように感じてしまう。

このいい線引きができないといけないですね。

 

piちゃんのお母さん自身が、自分の母親にそう言われて育っている。

まさしくその面があるでしょう。

 

マサルさんは、ほかの子と同じように服を着させようとする。

ほかの子より悪い方で目立っていけない。ほかの子は長袖を着ているのに、うちの子だけ半袖なんておかしい。そういう不安感があるということです。

 

みなさん、着眼点は違っていますが、素晴らしい内容でした。

答えはほぼ全て出ているので、私の方で新たに書くことはありません。

どんどんみなさん自身が、子供と親自身の機能と情緒を深く考えていくこと、それが大事です。

 

情緒と機能クイズ「ごめんなさい」

我が子が寝言で「ごめんなさい。」と言いました。

それを聞いたお母さんはびっくりしました。

 

なぜ、我が子が寝言でそんなことを言うようになったのでしょうか?

 

これはもろ機能と情緒が当てはまる実例です。

是非あなたのお子さんにも当てはめて考えてみてください。

そして、こう思ってください。

常に人に心の中で謝り続け、自分にダメだしを続ける子供に育てたいですか?

 

もちろん、いやですよね。

堂々といられる我が子に育てたいなら、是非このクイズに考えて、このブログにコメントをしてください。コメントの締め切りは3/2(月)10:00です。

 

来週3/5(水)のメルマガで私が考える情緒と機能面の対応をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。