こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

「子供の自己肯定感を高めてあげたい。」

「不登校を解決する方法を早く知りたい。」

今日はこんなふうに不登校問題にお悩みの方にとって最重要なポイントをお伝えします。

ぜひ今日の内容をちゃんと理解して、実践してみてださい。

 

この不登校を解決するために最重要なポイントとは一体何なのか?

実はこの最重要ポイントとは、親御様が「思考の先読み」をやめることです。

この「思考の先読み」とは何なのか?

「思考の先読み」とは、子供が言っていないことを先読みして、親が会話を組み立ててしまうことです。

 

例えば、こんな親子の会話です。

母親「TSUTAYAはお客さん多かった?」

子供「いや、そんなにいなかったよ。」

母親「DVDを借りに行ったんでしょ。」

子供「マンガだよ。」

母親「図書券で買ったの?」

子供「市立図書館の図書カードあったから、借りた。」

母親「え、大学の図書館?」

 

この会話で「思考の先読み」がどこかわかりますか?

子供は市立図書館といっているのに、なぜかお母さんは大学といっていますね。

こんなふうに子供が言っていないことを勝手に親が口走ってしまうことが「思考の先読み」です。

 

また例えば、こんな会話はどうでしょうか?

子供「大学の図書カードなんてもってないよ。」

母親「え、大学の図書館に行きたいの?」

 

子供は大学の図書館に行きたいなんて、全く言っていませんよね。それを匂わせるような会話もしていません。

これも「思考の先読み」の典型的な例です。

こういった「思考の先読み」をなくして、子供が言ったことをストレートに受け取ることで初めて、ホンモノ共感ができるようになるのです。

実際、親御様がホンモノ共感ができるようになると、自己肯定感が高まるので、笑顔が増えて、学校へ行けるようになります。

先ほどの会話のケースでも、お母さんが「思考の先読み」に注意するようになって、実際「思考の先読み」をやめることができてから1ヶ月後に、突然お子さんは学校へ行くようになりました。

これぐらい「思考の先読み」をやめる効果は絶大なものがあります。

 

私は今まで10年以上、1500件以上の不登校の解決事例と自己肯定感の問題を研究してきました。

その中で、どうすればホンモノ共感の効果を最大限に発揮して、自己肯定感を上げて、不登校を解決することができるのか?

実はこのことを探り続けた結果、たどりついた最も重要なポイントが「思考の先読み」をやめることでした。

 

今日ご紹介した会話のケース以外にも、親御様が「思考の先読み」の会話をやめたら、全く外に出なかった子供が、1ヶ月後に外出できるようになりました。

また3年間、不登校だった子が「やっぱり学校にいく。」と言って、猛然と勉強し、テストを受けに行ったなどのケースが相次いでいます。

とはいうものの、不登校の親御様には再登校を妨げる「思考の先読み」がこびりついている方がとても多いです。

相手の思考を読み取り、欲求を満たすことで相手を満足させようという「思考の先読み」が染み付いてしまっているのです。

 

しかし「思考の先読み」は絶対にできないことです。

私たちは超能力者ではありませんので、相手が何を考え、何を望んでいるのかというのは、相手が言葉で言わない限り、わかりえないことです。

それなのに「思考の先読み」が当たり前になっている親御様は、共感と勘違いして、日常会話の中で当たり前に気付かずに無自覚に「思考の先読み」をしてしまっています。

このためにお子さんとの間でずれた会話を繰り広げて、子供が望んでもないことを望んでいるかのように勘違いし、それを満たそうとするので、的外れなことばかりしてしまう結果となっています。

これが気付かぬうちにお子さんの自己肯定感を下げ、不登校に陥らせる大きな原因となっています。

 

だからこそ、親御様が「思考の先読み」をやめることによって、ちゃんとお子さんの言葉をうけとることができるようになり、ホンモノ共感ができるようになるので、子供の自己肯定感が高まっていきます。

逆を言うと、この「思考の先読み」を放置したまま、いくら子供に共感をしようとしても、ほぼ効果がありません。

ずれた会話をいくら続けても、共感に全くなりませんし、子供が本当の意味で満たされることがないからです。

 

不登校を解決するためには、さまざまな重要なことはありますが、今日は最も重要なポイントの「思考の先読み」をやめることをお話ししました。

あなたは子供が求めていない会話を先走りしたり、先読みしたりして、勝手に話を展開したりしていないでしょうか?

もしくはあなたが会話を勝手リードしてしまっていないでしょうか?

みなさん、思い当たることないでしょうか?

 

お子さんから、「俺そんなこと言っていないよ。」「お母さんの会話ずれているよ。」などと言われたことはないでしょうか?

「お母さんは思い込みが激しい。」「何か思い違いをしている。」などと言われたことはないでしょうか?

もし、身に覚えが1つでもあるなら、それが「思考の先読み」です。

この「思考の先読み」を親御様がやめることによって、お子さんは本当に学校に向かって動き出すようになります。

 

とはいっても、自分の場合、どこでどう先読みしているのか自覚がないという方や身に覚えがあるけれども、癖になっていて、共感と見分けがつかないという方は多いのではないでしょうか。

「思考の先読み」というのは、実際に会話を録音し、文字に起こして、子供の言葉とのずれを文字として、目でみることによって初めて自覚することができます。

つまり漫然と「思考の先読み」をやめようと思っているだけでは、治ることはほぼないと言っても過言ではありません。

何十年もそれが当たり前だと思って生きてきたからです。

 

では、「思考の先読み」をどのように見つけ出して、自覚し、具体的にどのように治せばいいのか?

みなさんが「思考の先読み」をやめるチャンスをどのようにご提供できるのか?

こんなふうに不登校でお悩みの親御様のために、私は不登校を100%解決するための特別なプロジェクトを実施することにしました。

この特別なプロジェクトでは、「思考の先読み」をやめて、ホンモノ共感を徹底的に身につけて、お子さんの自己肯定感を高め、不登校を自然と解決することができます。

 

この特別なプロジェクトについての概要と重要ポイントをお伝えする魔法の言葉がけセミナー&説明会を5月に開催いたします。

特に私がどのようにホンモノ共感を行い、「思考の先読み」を止めるよう指導したことによって不登校を解決してきたかを確認したい方は、この魔法の言葉がけセミナーにご参加ください。

今回の魔法の言葉がけセミナーでは、ホンモノ共感と思考の先読みをやめる具体的なノウハウを私が参加者の皆さんに直接お伝えします。

なかでも「思考の先読み」をしてずれた会話をしてしまうことによって、お子さんがなかなか解決しなかったケースで、私が直接指導させていただいたことで2週間でお子さんが再登校したという事例についての具体的な声がけについてもお話しします。

 

実際に親御様が「思考の先読み」をやめて、ホンモノ共感ができるようになると、本当に子供の自己肯定感が上がり、不登校が自然と解決していきます。

この具体的な方法を魔法の言葉がけセミナーでは体験することができます。

現在、この魔法の言葉がけセミナーは、最終調整中で、来週3/22(水)に募集をスタートしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「卒業式」

前回のホンモノ共感クイズには7名の方から回答いただきました。ありがとうございます。

どの方の共感もほぼこのとおりで大丈夫だと思います。

お子さんが卒業式にでることがなぜ嫌なのかは、一度お子さんに質問で理由を聞いてみた方がいいですよね。

まず子供の言葉を受けるということがみなさんできていてとても好ましく思います。

私ならばとくさんのような話の聞き方が特にいいと思います。

みなさんの言葉のできがいいので、私がいうことはあまりありませんね(笑)

 

ホンモノ共感クイズ「花粉症」

あなたのお子さんが目を仕切りに掻いて、鼻もよく噛んでいます。

それをみたあなたは、「花粉症でしょう。病院行こう。薬もらおう。そしたら治るよ。」と言いました。

お子さんはめんどくさそうな顔で、「行かない。」と言ったきり、自分の部屋にこもってしまいました。

さてこの場合、お子さんの状態に対して、どのように声をかけ、共感すればよかったでしょうか?

 

「思考の先読み」をやめて、ただただ純粋に共感する、これを心がけてホンモノ共感の言葉がけを考えてみて、3/20(月)18時までにブログにコメントしてください。

来週3/22(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。