こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

6月から東京で魔法ことばベーシック講座の第7期ライトコースを開始し、すでに3回が経過しています。

少人数でアットホームにやっています。

 

魔法ことばベーシック講座の第7期

先日、3回目から緊急参加した方がいらっしゃいました。

その方は、最初の講義でじっくりと私や他の参加者と話をしているうちに、共感の感覚を少しつかみ始めました。

その成果は、なんと講座の翌日に現れたようです。

 

「子供との過ごす時間に心のゆとりができて、子供を説得なしで動かすことができました。」という嬉しい報告が早速、舞い込んできました。

 

魔法ことばベーシック講座では、説得など一切なしで、子供を動かす技術を丁寧に具体的にお教えしています。

特に第7期ライトコースからは、今までのプラス言葉とは一味違った上級のプラス言葉をお教えしています。

このプラス言葉を使えば、一切説得なしで、子供を動かすことも可能です。

 

私は個人カウンセリングで、この方法を使って、実際に全く動かなかった子供を20分程度で動かすこともよくやります。

この方法は、子供を動かすことを目的としていません。

この話を聞くと、多くの方は「自分も子供を動かしたい。」と思うかもしれません。しかし、この方法は、目的を取り違えると失敗します。

 

今、この上級のプラス言葉の技術を魔法ことばベーシック講座でも、私の個人カウンセリングでも次々にお教えしています。

すると、徐々に徐々に「お子さんに大きな変化が現れた。」との報告をいただくようになりました。

最近では、3つの不登校の事例の報告をいただきました。

 

1つの目の事例は、こんな嬉しい報告でした。

「以前は、ほぼ引きこもりだった息子が最近、どんどん外に出るようになりました。そして友人の友達の家族と山登りに出かけることができました。

山登り自体、実に6年ぶりです。

しかも山登りから帰ってきて、息子は〇〇という話をしました。

これには私も驚きました。

息子が日々変わっていくのを実感しています。」

 

2つ目の事例は、いきなり再登校が始まった報告でした。

「娘が最近、突然、明日のテスト受けると言いだしました。

全く学校に気持ちが向かなかったのに、私たちはびっくりしました。

娘がわからないところを教えてというので、家族が総出で教えました。

当日の朝、本当にいくのかなあと不安でたまりませんでしたが、ちゃんと朝からテストを受けて、帰ってきました。」

 

3つ目の事例は、安定的に再登校するようになった報告でした。

「保健室登校だった娘が、新学期から毎日、教室に入って、普通に授業を受けられるようになりました。

まだ、慣れない面はあるようですが、それも私がご指導通り、きちんと共感で聞いていると娘の中で消化できるようです。

特に今年の初めに教えていただいたある話がとても効果が発揮していたようです。

それで親の私も意識が変わり、子供の行動が如実に変わりました。」

 

こんな突然、不登校が解決したなどの嬉しい話が、続々と私のところにやってきています。

また、これは折に触れて、皆さんにお伝えしていこうと思います。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「怒ったって、しょうがないじゃない。」

先週のクイズに、ゆきんこさんからご回答をいただきました。

相変わらずとても共感がうまいですね。

皆さんも、ゆきんこさんの回答を参考になさってください。

 

私なら基本的に、聞くなと言われるまで、聞き続けます。

話しかけないほうがいいということはないはずです。

こういうふうに子供が感情を出した時に、いかにそばにいて、聞いてあげられるかがとても大切なことなんです。

 

問題は怒りをあらわにするということは、現時点で自分とは価値観が違うと考えられることです。

家族が自分とは異なる価値観を持っていたとしたら、ほとんどの方は共感せずにその価値観を変えようとします。

ゆきんこさんも、「特にこうしたらいいなどのアドバイスをしないほうがいい。」と書いていますね

 

この共感で大事なポイントはお分かりでしょうか?

あなたが考えたことは、正解であり、不正解です。

大事なポイントとは、子供が何に対して、どんな怒りを感じているかを聞いているうちにお子さんの価値観に到達することなんです。

 

怒りは価値観に逆行するから、怒るんです。

子供の価値観が逆行する、あなたの価値観は何なのか?

ここを聞き出すんです。

 

ほとんどの方は、子供から聞き出す途中で、自分の考えを口に出してしまうと思います。

もし、口に出してしまうと、ほとんどの子供は口を開いてくれなくなります。

 

子供から価値観を聞き出すには、相当の練習が必要です。

頭でわかっているだけでできる人など、この世にはいません。

ですので、大事なポイントは、子供が思い通りにならないこともそうなのですが、何に対して怒っているのか?何に対して不愉快だと感じているか?その価値観を聞き出すことです。

多くの親御様はこれを怖がります。怖がっていては、子供から価値観を聞き出すことはできません。

親御様が怖がっていると改善できないのです。

この不安を止めてなくす方法も、魔法ことばベーシック講座ではお教えしています。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「服を着ない息子さん」

あなたの息子さんが不登校で、風呂には入りますが、服を着ません。

スッポンポンで数時間、過ごすとします。

そんな息子さんにどんな言葉をかけますか?

 

この言葉が、子供を動かさずに動かす極意です。

あなたが考えるホンモノ共感の言葉を考えて、ブログにコメントください。

コメントの締切は2019/7/1の17:00です。

 

来週7/3(水)のメルマガで、私が考えるホンモノ共感をお伝えします。

ぜひこの機会を活用して、ホンモノ共感の力を身につけていってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。