去年、皆さんのお子様は改善しましたか。

再登校できましたか。

そこまでではなくとも、改善の方向性はきちんと見えていますか。

 

元日、私は地元の熊野神社で、

早朝からお手伝いをさせて頂いていました。

ちなみに娘たちもお手伝いです。

地元の神社は、隣組の人たちが支えているのですね。

 

参拝される方の多くは家族ですが、

お子様たちの表情はとても良いものでしたね。

 

あなたのお子様は初詣できましたか。

人ごみに紛れることができましたか。

それとも初詣すらいやがりましたか。

 

不登校の解決には様々な要素が絡みますが、

昨年一年の電話相談やカウンセリングで、

お子様が良くなるかどうかは、

大きくいうと、

【2つの要素で決まる】

と考えるようになりました。

 

まずは、親御様が

【他人事と思わず自分事ととして行動する】

かどうかでほぼ決まります。

 

頭の中でぼんやり

「どうしようか」

「ああしようか、こうしようか」

「まず検討します」

と親が考えていて、良くなったという話を私は知りません。

 

去年に無料電話相談を受け、

程なく子供が学校へ行きだしたので

結局何もせず、

しかしその後不登校が再発して

「もう学校をやめる」

となって、

カウンセリングにお越しになった方もいらっしゃいました。

 

何年も同じことを繰り返し、

悪夢のような状況を繰り返し、

お子様の貴重な10代が、不毛な砂漠になる。

そういう例も、残念ながら私は見てきました。

 

じゃあ逆に、改善したお子様の

親御様は、どういうふうにしていたのか、

というと、

・行動する
・直面する
・あがく

ですね。

 

とにかく彼らは時間を作ることをためらいません。

行動することをためらいません。

予定をなんとしてもねじ込みます。

こういう決断が早いです。

決断したことは守り抜きます。

 

そして、親自身の問題であっても、

夫の問題であっても、

我が子の問題であっても、

祖父母様の問題であっても、

そこから逃げず、直面します。

粘って粘って、あがきます。

だから、お子様はよくなります。

 

さて、もう一つは、テクニカルな要素です。

 

私は去年一年で、全く新しいセミナー

「回避性対人恐怖の治し方セミナー」

「プラス言葉の作り方セミナー」

「自己信頼の高め方セミナー」

にチャレンジし、好評を頂きました。

これらを今年からは、

定期的に開催する準備を進めています。

 

また、自己信頼についての研究で、

「自己信頼は不登校解決の、最後のカギを握っている」

と考えるようになりました。

 

自己信頼を深い部分で握っているのが、

・強迫観念

・自分ルール

・禁止令

・人生シナリオ

であることもわかってきました。

詳細については、いずれ。

 

もしあなたのお子様が

「どうしても動かない、動けない」

「特定の状況になると固まる」

「社交不安がなかなか治らない」

などでお困りで、

なぜ、と聞いてもお子様自身全く答えられない、などの場合は、

・強迫観念

・自分ルール

・禁止令

・人生シナリオ

この4つがお子様の脳に

プログラミングされている可能性が高いでしょう。

(しかも無自覚のうちに)

 

強迫観念以外は、ほぼ自覚できません。

しかもいつのまにか行動を支配しているんです。

 

では、これを退治すれば、どういいことがあるのか?

 

実際、私は30代で、うつになって自殺しかけたのですが、

その裏にはとても複雑な「人生シナリオ」があったのです。

それを私はおそらく10才までの間に

「無自覚のうちに」書き上げていました。

それに従って生きてきたので、ついに死にかけたのです。

 

その人生シナリオを解明して、消すと、

とても生きやすくなりました。

 

行動のブレーキが外れ、

容易にアクセルを踏めるようになりました。

ものごとの考え方も変わりました。

自己信頼がすごく上がったのを実感しました。

 

そして日常生活で得したのは、

朝の目覚めがぱっと良くなったことです。

このメールも早朝に書いています。

(このお話は、個別カウンセリングで
自己信頼のカウンセリングをさせて
頂いた方にはよくお話ししています)

 

つまりもう一つの要素は、

【お子様の

・強迫観念

・自分ルール

・禁止令

・人生シナリオ

を消し、

自己信頼を高めてあげられるか】

です。

 

これ、実際に劇的に効果を上げています。

こういったことも今年お伝えしていきます。

 

2015年があなたとお子様にとって、

負のサイクルから抜け出し、

明るい未来へと一歩を踏み出す年になることを、

私は応援しています。