不登校を100%解決する2つの最重要ポイントとは!?

先日、魔法ことばベーシック講座の12期ミドルコースの6回目の講義を終えました。

ミドルコースの講義では親御様の自己肯定感を下げたり、ホンモノ共感の妨げになる、さまざまな問題を扱い、解消しています。

代表的な問題は、役立たず不安、劣等感、嫌われ不安、思考の先読み、完璧主義などです。

これらの問題が解消できると、親御様の自己肯定感が高まり、ホンモノ共感ができるようになるので、子供の不登校も解決していきます。

 

実際に参加者から、こんな嬉しい変化のご報告をいただきました。

・全く勉強が手につかなかった子が塾に通いだし、勉強をしだした。

・安定に学校に通えて、「学校が楽しい。」と報告してくれた。

・週3回の遠方へのフリースクール登校を安定に継続しだした。

 

これらの変化を引き起こした要因は、私が見る限り大きく2つあります。

1つはマイナス共感で、もう1つは親御様の自己肯定感と情緒が安定になってきたことです。

マイナス共感はお子さんのマイナスの気持ち、マイナスの情緒を聞いて、マイナスのまま共感するというものです。

ほとんどの親御様はお子さんからマイナスの情緒を聞くと、プラスに転換したくなります。これがお子さんの自己肯定感を下げる大きな要因になっています。

これについては、前回のメルマガでも詳しくお話ししましたので、今日はもう1つ大事な点となっている親御様の自己肯定感と情緒の安定について、詳しくお伝えします。

なぜなら、親御様の自己肯定感が上がり、親御様自身の情緒が安定になるほど、お子さんの自己肯定感も上がり、不登校の解決につながりやすくなるからです。

 

というのも、ほとんどの不登校の親御様自身は、共感されずに育ってらっしゃいます。

このため外部の出来事でなにかあるたびに情緒が乱れやすくなりがちです。不安になりやすかったり、プラスに転換したくなったり、さまざまな乱れを引き起こしています。

親御様がお子さんのマイナスの情緒に共感することができないのも、この情緒の乱れからくるといってもいいでしょう。

そして、親御様の不安定な表情、声、態度、雰囲気、こういったものをお子さんがみたり、聞いたり、感じ取ることによって、親子の愛着関係が壊れてしまうのです。

親御様がこんな状態では、お子さんにホンモノ共感ができずに、安心をもたらすこともできません。このため不登校が悪化してしまう原因にもなるのです。

 

先ほどご紹介した不登校の改善事例は、親御様の自己肯定感が上がり、情緒が乱れなくなってきたために、マイナス共感が効果を発揮し始めて、お子さんの不登校が改善したのです。

だからこそ、もしあなたが共感をがんばっているのに、まだお子さんの改善がみられないのであれば、親御様の自己肯定感の向上と情緒の安定化、マイナス共感を強く意識してみてください。

他にも重要なポイントはもちろんいろいろあるのですが、この2つは不登校の解決に必須であると言っても過言ではありません。

さらに深い話になると、親御様ご自身の生活や生き方、価値観、仕事への取り組み方などの問題もいろいろと不登校に影響が出てきますが、かなり複雑になるので、個別に講座の受講生にご指導させていただきたいと思っています。

 

実際、私が不登校のご相談をうけるケースのほとんどすべてで、親御様の自己肯定感の向上と情緒の安定化、マイナス共感は最重要なポイントになっています。

私が不登校のご相談でこの重要性の話をすると、皆さんの関心が高く、「具体的な方法を教えてほしい。」というご要望を多数いただきます。

そのためお子さんの不登校に悩む多くの親御様にこの最重要ポイントの2点を知ってもらえて、不登校を自然に解決できるようになる特別な企画を現在、検討しています。

この親御様の自己肯定感の向上と情緒の安定化、マイナス共感は、本当に本当に最重要なポイントです。

ぜひ多くの方に知っていただきたく、詳細が決まりましたら、このメルマガで皆さんにご案内いたしますので、楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「先生に会いたくない」

前回のホンモノ共感クイズに6名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

皆さん、お子さんの「先生に会いたくない。」という気持ちをよく洞察できていて、とてもいいご回答です。

基本的には「先生に会いたくない。」という子供の気持ちへのマイナス共感を心がけ、もちろん先生にも丁寧に対応することになりますよね。

ここでもし可能であれば、ゆきみさんや井上さん、わんこさんのように何かもう一段、掘り下げられるといいですね。

ゆきみさんのようにご自身の情緒の乱れを掘り下げたり、井上さんのようにお子さんの大人に対する人間不信を掘り下げたり、わんこさんのように共感のずれを掘り下げたりしてみてください。

こういったところから子供の気持ちに深く触れつつ、質問していくことによって、より共感が深まっていきます。

 

なお、先生に配慮したいという親御様の気持ちはとてもよくわかりますが、ここで優先すべきはお子さんの気持ちです。

ここでみなさんの価値観がどれだけ自分軸としてしっかり確立しているかが試されています。

この先生の家庭訪問というのは不登校であれば、必ずあるかと思うので、ぜひ意識していただいて、マイナス共感を心がけてみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「夏休みの宿題」

あなたのお子さんは不登校で普段、勉強には手をつけない状態だとします。

夏休みが始まり、親御様が先生から学校の宿題をもらってきました。さほど大量の宿題は出されず、先生も気をつかってくれているのがわかります。

その宿題をお子さんに渡しましたが、宿題には目もくれず、ずっとスマホをいじっています。

「宿題どうする?」と聞くと、お子さんは「うーん。今はやる気がしないかな。」という乗り気ではなさそうな返事でした。

あなたはできれば宿題だけでもやってほしいと思っていますが、無理強いしてもまた子供を苦しめてしまうこともわかっています。

 

こんなとき、お子さんに対して、どのようにマイナス共感すればいいでしょうか?

できれば一段、お子さんの気持ちを質問で深掘りできるようなマイナス共感を考えてみてください。あなたが考えるマイナス共感の言葉がけを7/31(日)19:00までにブログのコメント欄にご記入ください。

来週8/3(水)に私が考えるマイナス共感の言葉をお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。