こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

 

過去最悪!?小・中学生の不登校16万を超える

先日、文科省の調べによると、不登校の小・中学生が16万5000人を突破しました。

年々、驚異的なペースで増え続けています。

高校の不登校を含めると、近い将来、不登校が20万人を突破することは間違いありません。

またさらに深刻なことに、2018年度に自殺した小中高の子供は332人、前年比33%増になりました。

そして40代の引きこもりが大人の引きこもりの中で最多という発表もなされました。

 

これらに対して、ほとんどの場合、すべて後手に回った対応しかありません。

不登校の支援であれば、いかにフリースクールや代替校に行かせるか?

引きこもりの支援であれば、いかに家の外に出し、いかに働かせるか?

これらの対応自体は価値あるものですが、すべて事後の対応でしかありません。

 

そもそも不登校は80年代に急増し、初めて10万人を突破し、4大紙の朝刊の記事に乗ったことが社会問題化の始まりでした。

それ以降、しばらくの間、小中高合わせて17万人前後をうろうろしつつ、増えたり減ったりを繰り返していました。

実は一時期、減少傾向でしたが、平成22年を境に再び増加しました。

その結果、今回の小・中学校合わせて16万5000人という数字になってしまったのです。

 

この増加と減少の原因は何なのか?

 

私は偏差値教育とゆとり教育の組み合わせが原因と思っています。

1970年代から1980年代にかけて、非常に強い、学歴主義と偏差値教育によって、不登校が増加しました。

だから今の40代の引きこもりは、子供の頃、最も偏差値教育と学歴主義の悪影響を受けた犠牲者たちなのです。

 

その後、1990年代から2000年代から偏差値教育の反省から、ゆとり教育が生まれました。

ゆとり教育のいくつかの打ち手により、一旦、不登校は減少しました。

 

ところが、国際的な学力検査によって、日本の子供たちの学力が落ちていることに危惧を抱いた大人たちが、ゆとり教育をやめさせたのが、2010年から2012年にかけてでした。

そのことによって、再び、不登校が急増し、今の16万5000人まで増加してしまったのです。

 

数字だけ見ると、高校生の不登校は減少しています。

しかし、この減少は何かの打ち手が功を奏したのではありません。

中学生の不登校が激増していて、不登校になるような自己肯定感が低い子供が高校に入っていないことが要因です。

 

この偏差値教育や学歴至上主義を生み出した原因は何なのか?

実はこの原因は、かなり深いものがあります。

今回はその原因は話しませんが、この流れについて、学校や社会のせいにしてはいけません。

 

偏差値教育と学歴主義というのは、機能的な考え方の極地にあります。

社会基準であり、社会軸です。

ここに子供の情緒のかけらもありません。

もともと子供の情緒を大事にしないという日本の子育ての問題点が学歴主義、学力主義、偏差値教育、ゆとり教育など、形を変えて吹き出していると見るのが合理的です。

 

現在は30人に1人が不登校です。

このペースで不登校が増え続けると、いずれ将来、20人に1人、10人に1人が不登校という滅びの時代がやってきます。

以上が私の考えです。

 

だから、私たち大人は、今、何を考えなければいけないのか?

それは、そもそもの教育と子育てのあり方を根本的に変えなければいけません。

この子育てと教育のあり方を根本的に変えるというのは、はっきり言うと、情緒を大事にし、共感を心がけるということです。

これ以外にはありません。

だから本当は、何も難しくもありません。

 

すでにこのメルマガをお読みのあなたのお子さんは不登校であるはずです。

ならば、ぜひ私の声に耳を傾けて、考えてみてください。

そして私が伝えることに従ってみてください。

 

私は子供を救う真実のみを話しています。

そして、私が代表を務めている子供自信協会は、日本中の子供の自己肯定感の高め方を一般に広めて、日本中の子供たちを幸せにするという理念を抱いています。

もし、この想いに賛同してくださるなら、私のことを周りの苦しんでいる子供の親御様に伝えてあげてください。

こういうふうに伝えてください。

 

「あなたが悪いわけではない。

ただ、あなたのあり方のいくつかポイントを変えれば救われるよ。

そういったこと詳しく具体的に伝えてくれるカウンセラーがいるよ。」

ぜひ、あなたとあなたのお子さん、そして周りの親御様と子供、すべての方の自己肯定感を高めて、幸せになっていきましょう。

 

情緒と機能クイズ「私はブス」

前回のクイズに10名の方がご回答くださいました。ありがとうございます。

ケイトさん、忘さん、えこさん、しろさんのご回答が本質に近いです。

 

お子さんが整形したい理由とは何なのか?

お子さんが女の子の場合を前提として、お伝えします。

 

「顔に何かの欠点がある場合、それは人を遠ざける。

欠点のない美人の顔か、かわいい顔は人から意識してもらえ、かつ親しみを持ってもらえる。」

 

こういうふうに思っているのが、問題の本質です。

中高生が、ツイッターやインスタで、”いいね”をもらうことに血眼になっている本質もそこにあります。

顔がいいことは、つまり人とつながれるということなのです。

 

なぜ、そのように考えるのか?

それは母親と情緒で、繋がってもらうことができなかった子供が、何かの繋がりを人と求めるために使う手段の一つが整形なのです。

シンプルに言うと、これが問題の本質です。

同じことは男の子の整形願望であっても言えます。

 

みなさん、よく考えてください。

どんな顔立ちであっても、本当に自分に自信があれば人を惹きつけますよね。

しかし、彼らは本当の自分に自信がないので、顔立ちという武器を手に入れようとしているのです。

この彼らの機能的な感覚をあなたは肌感覚でわかるでしょうか?

 

これが分からなければあなたのお子さんは整形してしまうでしょう。

整形には果てがありません。

どこまで顔に手を入れても決して満足することはありません。

顔立ちに本質はないからです。

 

あなたはこの情緒のなさと機能的な感覚を親として、深く理解しなければいけません。

ご回答者のみなさん頑張っていますが、甘い人が半分です。

今回は整形を扱いましたが、自分に対する何かの否定をする子供たちの、機能的な心理は本質的にすべて同じです。

あなたのお子さんが整形モンスターになる前に、素顔が一番、素晴らしいと、素顔が一番ステキな子にしてあげなければいけません。

 

情緒と機能クイズ「私デブ」

あなたの娘さんがこんなふうに言って譲りません。

「私はデブ。だから外に出れない。痩せたら学校へ行く。」

 

「じゃあ、ちょっとぐらい運動したら。」

こんなふうに親がいくら言っても聞く耳を持ちません。

 

この場合、あなたのお子さんは、以下の2つのパターンがあります。

・太っている。

・実際は太っていないのに、「私太っている。」という

 

もし太っていないのに、私太っているというなら、なぜそういうのか?

なぜ運動しようとしないのか?

なぜ痩せれば学校に行こうと思うのか?

 

この複雑な価値観を考えてみてください。

ちなみに私の経験上、痩せて学校へ行った子は1人もいません。(痩せても決して学校に行くことはないということです。)

だから、もっともっとあなたは子供の悩み、苦しみの本質を深く、理解する必要があります。

 

親に理解されない限り、子供は社会や他人に対して、決して安心感をもつことはありません。

だから、真剣に複雑な価値観を考えて、11/3(土)17:00までにこのブログにコメントしてください。

来週11/6(水)に私が考える情緒的な理由をお伝えします。

 

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。