学校の代わりに教育をサポート
子どもが不登校になってしまうケースは少なくありませんが、それが長期的に継続するようなら要注意です。
 学校という場は勉学に励むだけでなく、コミュニケーション能力を養うためにも必要です。
 家庭にずっと引きこもっている状態が続くと、親からの自立を遅らせることになります。
 いずれは社会に出て仕事をする必要がありますから、特にコミュニケーション能力はしっかりと身につけておく必要があるでしょう。
不登校が続いている子どもの居場所となるのは、家庭以外にフリースクールがあります。
 言葉通りに解釈すると自由な学校という意味であり、不登校の子どもたちをサポートする役割があります。
 短期間の不登校ならさほど問題はありませんが、年単位で続いてしまうと大変でしょう。
 本来は学校で身につけるべき知識やコミュニケーション能力が身につかないまま大人になると、社会に出てから人の何倍も苦労することになります。
 フリースクールを居場所とする子どもは多く、不登校や引きこもりに悩んでいる子はもちろん、何らかの精神疾患を抱えている子も少なくありません。
フリースクールでは大人によるサポートを受けられる
フリースクールと一言で言っても、その形態はさまざまです。
 民間団体が運営する機関になりますので、団体の考えや方針が色濃く反映されてきます。
 ひとつ言えることは行き場を失った子どものサポートをする場であることで、学校には行けないけどフリースクールなら大丈夫というお子さんは少なくありません。
 不登校になった子どもは家で引きこもるケースが多いですが、あまりに長期化するようでは問題があります。
 お子さん自身が学校に行く必要性を見出したり、自分を変えたいと本気で思ったりすれば現状を打破できることがありますが、そうしたお子さんだけとは限りません。
子どものころは自主性がまだ未熟なこともあり、大人がサポートしてあげる必要があるのです。
 そのために役立つのがフリースクールであり、さまざまな子どもたちと価値観を共有することができます。フリースクールを利用するお子さんは、何らかの問題を抱えているわけです。
 悩みを共有できる仲間がいることは、子どもにとって大きな意味があります。
 お子さんの自主性や協調性を磨くためにも活用してみてください。
不登校になる原因は必ずあります
不登校になるお子さんの多くは、学校で嫌な思いをしています。
 いじめに遭っている、学校の授業についていけない、友達がいないので寂しい、などの悩みを抱えていることは多いです。
 そうしたお子さんの多くは、親に悩みを相談することをしません。
 自分の中で問題を抱え込んでしまい、精神状態を崩してしまうケースは多いです。
 大人になれば自分の問題を自己解決することが可能になってきますが、子どものうちはそれが難しいわけです。
 大人の基準や価値観で子どもを見ようとする教育は失敗することが多いと認識しましょう。
不登校になる原因は必ず存在し、そこを見つけていくことが問題解決の第一歩となります。
 ただ不登校はお子さん自身の問題ですから、周囲が急かせてもうまくはいきません。
 気長に待つことも必要になってきますので、親御さんは決して焦らないようにしてください。
 焦ることで気持ちの余裕がなくなり、間違った判断を下してしまうケースは少なくないのです。
 不登校が長期にわたって続いているなら、フリースクールのサポートを受けることも考えてみましょう。
人との関わりの場を持つことが大事
フリースクールは地域の学校と連携しているケースが少なくありません。
 学校には大勢の子どもがいるため、周りとうまくやっていけない子は少なからず出てきます。
 生徒数が多くなるほど、先生は一人ひとりのお子さんとしっかりと向き合うことが難しくなります。
 特に小さいころのお子さんにとっては、親の影響が最も大きいと言えるでしょう。
 親に依存していたお子さんほど、学校生活になじむのに時間がかかります。
 周囲とうまく関係を構築できないと、自分に自信がなくなって不登校になるケースは少なくありません。
人間は子ども・大人を問わずに、人と関わりあうことなく社会生活を営むことはできないのです。
 人格形成は子ども自体に構築されますので、不登校が長期化する状態は好ましくないわけです。
 フリースクールを活用するなどし、社会との接点を持っておく必要があります。
 似たような境遇の仲間たちとの居場所を見つけることで、少しずつ自尊心を持てるようになるはずです。
 フリースクールで身につくことは国語や算数などの勉学ばかりではなく、社会勉強も含まれます。
フリースクールの利用は早めに
不登校のお子さんをお持ちの親御さんは、フリースクールの利用を検討しましょう。
 現状としてフリースクールは数が少ないので、早い者勝ちの状態にあることは否めません。
 小さなお子さんにとって、自分が落ち着いて過ごせる居場所を持つことは非常に大切です。
 フリースクールとは自主的に通うものですから、学校側から通学を強制されることはないのです。
 まずは自分の居場所を見つけること、そして価値観を共有できる仲間を探すことが重要になってきます。
子ども自体は大勢の仲間の人間と接触することが大切で、これは自分磨きという意味合いもあります。
 人間は自分のことを認識するために、周りと比較することを無意識のうちに行っているのです。
 周りと比べて浮きすぎていないか、性格が暗すぎないか、などは他人と比較することで認識します。
 つまり若いときほど大勢と接触し、自分を知ることが重要になるわけです。
 不登校のお子さんを優しく見守るのは保護者の努めですが、何もしなければ解決できない問題もあります。
 不登校が長期化している場合は、フリースクールの活用を考えてみましょう。
専門家のサポートが用意されたスクールも
フリースクールの中には、専門家がサポートしてくれるところもあります。
 不登校になる原因はお子さんによって異なるため、対処法も変えていく必要があるわけです。
 親御さんが実践している対策は、お子さんにとって逆効果になっている可能性もあります。
 長い学校生活では一度くらい不登校になるのはめずらしくありませんが、長期化しすぎると脱却が難しくなります。特にメンタルに問題がある場合は、専門家から早めのサポートを受ける必要があるでしょう。
人間は何か行動をしようとするとき、脳や心が決めているのです。
 つまり本人がその気にならない以上は、問題は進展しないと考えてよいです。
 医療機関と連携しているフリースクールなら、精神疾患が原因の不登校を改善するために役立ちます。
 精神的な悩みは時間が解決してくれますが、原因を取り除かなければ何年も継続してしまう可能性があります。
 早めに対処することが結果的にお子さんのためになることが多いので、引きこもりが6ヶ月以上続いているならフリースクールを検討してみましょう。
 まずは子どもが安心して過ごせる居場所を見つけることが大切です。
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