不登校になりかけとなる原因には
子供の様子が普段と変わってきたと感じ、これまでは毎日元気よく学校に行っていたと思っていたのがある日を境になぜか元気がなくなってきたように思う場合があります。
不登校になりかけるにはそれぞれに原因があり、小学校低学年などでは母親と離れることに不安を感じる場合が多く母親が近くにいると友達と一緒に遊んだり元気に過ごすことができるのです。
不登校になりかける前は勉強やスポーツを頑張って期待に応えるようにしてきた子が、気分が落ち込むようになり頭痛や腹痛などの身体症状が起きるようになることもあります。
転校やいじめなど人間関係における問題によって登校ができなくなり、それを1人で解決しようとしているのが見え親に相談などをしない時になどもあるのです。
自分だけの強いこだわりを持ち自分の内側にある世界にこもるようになったり、摂食障害がみられたり自傷行為をしてしまう時もあります。
不登校になりかけになる背景に子供自身の発達障害や学習障害が関連することがあったり、特に不得意な科目がありそれから逃れたくなりその科目に対して強い抵抗感を持っている時もあるのです。
その他にはクラスメイトなどと自分が思うように、上手くコミュニケーションが取れないことから教室内で孤立をしている時などもあります。
学校へ行きたがらない原因を探すことは
親とすれば子供が不登校になりかけた時には、その原因は何なのかと突き止めたくなるものです。
そしてしっかりと原因を見つけてそれを取り除くことができれば、問題が解決するものだと思い込んだりします。
子どもが不登校になりかけた原因というのは多くは一つの問題だけに限らず、幾つもの原因が本人にも自覚がないまま複雑に絡み合っているのです。
原因を探すことに親がこだわり過ぎると子どもとともに、より不登校への方向へと進んでいってしまうこともあります。
原因を探すことも大切なことになりますが、それを突き止めるまで探すのではなくある程度のところまで分かってきた時には学校へ気持ちが向くような方法を試すことも大事です。
学校へ行くという習慣を途切れさせるようなことにならないように、子どもを時にはなだめて登校させたり親が学校まで付き添うことも方法となります。
どうしても授業に間に合うような時間に行けない場合でもとにかく学校へ行き、先生の顔を見るだけでもだけでもと言って休ませないことが重要です。
子供が不登校になりかけた時の原因には自分の育て方が間違っていたのではないだろうかと、自分を責める親がいたりしますがそのようなことを考えていても不毛なことだと言えるので、それならば本当に不登校にならないような努力をすべきだと思われます。
子どもの言葉や態度に耳を傾ける
子どもが不登校になりかけた時にはその原因となるのは何だろうかと探したい気持ちはよく分かりますが、それにあまり力を注ぎすぎないで子どもの発している信号ともいうべき態度や言葉をしっかりと聞き取ることが大切になります。
学校に行きたくない理由がもし分かるとすれば、それは本人が1番よく分かっていることとだと思われるのです。
友達づき合いが上手くできないからか、あるいはいじめにあっている時や部活やクラブ活動で先輩との関係がスムーズでなく、それが発端となっている時もあります。
子供にとって最後の砦となり必ず味方となってくれるのは親になり、そのことを感じさせるような親子関係を築いて行くことは大切です。
親の期待が大きすぎたり周りの大人から望まれる自分と、本来の自分との落差が大き過ぎると気づいて無用な努力をしないでおこうなどと思う時もあります。
ほんの少しでも本人の本心を聞き出せるような時を持つことは、親にも気持ちのゆとりが必要です。
毎日の生活にあくせくして全てを子どものためにしているような態度や言動を親がした時には、せっかく信頼をして相談をしようとしている子どもの心をまた閉じさせてしまうようになります。
常に親は味方で何を言っても、何を話しても大丈夫なのだと感じさせることが重要です。
親としての接し方などを一旦立ち止って
子供が不登校になりかけた時にはもちろん、その原因は何か親として何ができるのだろうかと考えることも大切になります。
その時に子どもの態度や言葉にも、きちんと丁寧に対応することも重要です。
そこでこれまで自分なりにできるだけ子どもにとって良かれと思って、接してきたのは親だと自負もするようになります。
親が間違っていたのかは誰にも分からないことですが、良かれと思ってしてきたことや良かれと思って発した言葉をそれで良かったのだろうかと、一度立ち止まって考えることも必要です。
学校では少しでも楽しいと思える時間を過ごしているのだろうか、家庭に帰ってきたときには安心して穏やかに過ごしてそれを明日への活力とできるような時間を持っているのだろうかと振り返ることも必要になります。
そして学校生活をスムーズに送れるような社会性も備わっているのだろうかなどを家族の中で、話し合いをすることも不登校になりかけた時にはすすめられるのです。
家族での話し合いとともに学校での様子を事実をきちんと伝えて、担任の先生から聞くことも一つの解決法になります。
そこで家庭では見えなかった友達との関係や、生活態度などを知ることができ理解を深めることができることもあるのです。
親が学校に出向きしっかり自分のことを思って教師と話し合う姿は、その不登校になりかけている理由を知ることだけでなく愛情をも感じさせます。
親としての考え方などを改善することも
子どもが不登校になりかけた時にその原因を探そうとあまりにも一生懸命になりすぎて、結果として誰かの責任にしたり押し付けたりする時もあります。
原因を探して解決をしようという親の気持ちは、痛いほど子どもにも伝わっていくのです。
そうすることはより子どもの心を苦しめて行くことになります。
1番大切なことは学校に必ず毎日行くこととは限らないのではないでしょうか、大切なのは子どもが幸せな日々を過ごしていくことです。
それには子どもが十分親や周りの大人に甘えることができることや、周りの大人たちが子どもが困っていることに敏感に察してくれることがあります。
親は十分に愛情を注いで育てたつもりでいても、親子の間には微妙なズレが生じてくる場合もあるのです。愛情だと思っていたことを、愛情としてキャッチしていなかった場合などもあります。
自分の意見をはっきりと言えて親や兄弟や大人との意思疎通がきちんとできるようであれば、不登校になりかけたりすることもあまりないと言えます。
親としての愛情のかけ方や、しつけと思ってしてきたことが本当に子どものためだったのだろうかなどを考え直し、行動を直すことも必要になります。
不登校になりかけることは親子にとって、とても重い問題となりますが解決できな問題ではないと思われるのです。
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