前回のメールマガジンで、
自己信頼セミナーの映像をご覧になることに
躊躇されているかもしれないと思い、
映像に関する疑問・質問を受け付けました。
その中で、一般公開可能のご質問を
いただきましたので、親御様のご好意に
甘えさせていただき、公開させて頂きます。
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Q1:自己信頼セミナー映像に関して、
疑問質問がございましたらご自由にお書き下さい
小学3年の女の子です。
4月にクラス替えと大好きだった
担任が代わったことで5月から不登校です。
肥満ぎみな体型と体育が苦手なこともあり、
また厳しく育てた?こともあり
自己信頼は低いと思います。
10の言葉がけと接し方を
心がけてからだいぶ良くなったかなと
思いますが登校にはいたってません。
外出先でクラスメイトと会うことに
特に不安を感じるようです。
検査をしたところ、注意欠陥型の発達障害、
情報の処理や作業が苦手な
タイプと診断されました。
知能は低くなく、とても大人びているため、
傍目からはとても発達障害には見られません。
ただ、小さいときから同年代の
子どもと遊びたがりませんでした。
そんな我が子に対しても
自己信頼セミナーで新井先生から
教えていただける内容を実践すれば、
再登校につながるでしょうか?
A1:結論から申し上げますと、
再登校につながる可能性はございます。
まず、注意欠陥の発達障害に関しては
欠陥障害を治すということではありません。
しかし、注意欠陥障害に起因する
トラウマがあるのであれば、
そのトラウマから受けた
メッセージを親御様が読み取ってあげて、
適切に処置してあげることが必要になります。
なお、最も重要な点と致しましては、
外出先でクラスメイトに会うことに
不安を感じること。
小さいときから同年代の
お子様と遊びたがらないこと。
これらの事実から察するに、
お子様はかなり早い年代から対人不安を
抱いていたと考えられます。
ではなぜ、そんな早くから対人不安を
抱くようになったのでしょうか?
それは、「親御様が厳しく育てた。」
というところに解決の糸口があります。
厳しいとはどのようなことを指すのかは
この文章だけでははっきりとは分かりませんが、
恐らく自己信頼を上手く育ててあげるような
接し方をされてこなかったのだと思います。
ここからは、厳しい言い方になってしまいますが、
お子様の為ですので、受け止めて頂ければ幸いです。
まず、「親御様ご自身が厳しく育てた。」
ということについて曖昧に捉えるのではなく、
具体的に何をどうしたのかを明確に考え、
そのことがお子様にもたらした
マイナスのメッセージを
正確に捉えるようにしてください。
それができれば、解決の糸口を
確実に掴んでいただけることと思います。
具体的には、自己信頼セミナーの中で、
述べさせて頂いております。
Q2:親が話すより、プロである
新井先生のお話の方が
小3の娘の中で、
納得性が高いように感じます。
そこで、子どもに見せるための
映像というのは可能なのでしょうか?
A2:
「新井てるかずが映像の中で話した内容を、
お子さんが映像を通して直接見ると
お子さんにとって良い影響があるのか?」
という質問と、捉えてお答えします。
結論としては、良い影響はあるかもしれません。
ですが、このセミナーは育成者、
つまり親御様に見て、学んで、
実践していただく為の内容で構成をしています。
言い換えますと、
お子さんに見ていただく・・・
という主旨でセミナーを構成している
わけではありません。
ただし、お子さんが見るにせよ、
大人が見るにせよ自己信頼の本質は変わりません。
とは言うものの、
お子さんが映像をご覧になった結果、
すぐに内容を理解できるかどうかはお約束できません。
そこで、まずは親御様がご覧になり、
内容を把握されてからお子様に
見せてあげることをオススメします。
なお、お子様は小学3年生であり、
情報の処理が苦手ということですので、
「コレを見ておいて」
というお子様任せのやり方は
少し難しいと思います。