こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
今日は不登校問題を解決していくために親御様が考えなければならない2つのポイントをお伝えしたいと思います。
まず1つ目のポイントは、不登校の原因は子供ではありません。子供は悪くなくて、親御様に原因があります。
これをお読みの親御様たちには大変恐縮ですが、母親の影響の方が強いです。
もう1つのポイントが、不登校の子のお母さんと祖母、つまり母親とそのお母さんの関係に深い根っこの原因があるということです。
まずこれらに気づくことがとても大切です。
この2つのポイントに気づいた上で、親御様がホンモノ共感を日々実践して、親御様が変わっていけば、子供は自然と学校に行くことができるようになります。
実際に私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座を受講して、子供の不登校が解決した実例をご紹介します。
Aさん
「子供がスクーリングに毎日行けるようになりました。以前よりずっと私と頻繁に話をしてくれます。
以前は子供が朝、起きられないのは体質かもと思い、母親である自分が原因ではないところで原因を探していました。魔法ことばベーシック講座に参加して、自分が原因なんだと気づきました。
以前は子供も私もネガティブな話ができませんでした。
私は育った家庭に辛い出来事があり、今でも思い出すととても苦しいです。だから思い出さないように自分を押し殺してきました。
ネガティブから目を背けてきました。それが子供にも影響したとやっと気づきました。
講座の共感練習会に参加して、みんな同じように悩んでいることを知りました。
今はネガティブな話をポジティブに転換しないように気をつけて、子供と接しているので、子供とも少しずつネガティブな話ができるようになりました。」
Bさん
「子供が毎日フリースクールに行けるようになりました。とても楽しそうに行っていて、最近は苦手な算数を頑張りたいと言って頑張っています。
算数が苦手な原因が昔、私が子供が算数ができないことを叱責したからだとわかりました。
私が気をつけたのは、親の思い通りに子供を動かすことをやめたことです。
自覚はなかったのですが、子供を思い通りに動かそうとしてきたのだなあと思い当たります。
さらに思い出されるのが私の母、つまり子供の祖母のことです。とにかく文句と愚痴が多く、私が何か手伝うと欠点を見つけて嫌な顔をしていました。
だから私は今も人から嫌われることがこわくて、学校とも疎遠な関係になっていました。
魔法ことばベーシック講座に参加して、段々私の嫌われ不安がなくなってきたと同時に、学校の先生っていい人なんだと思うことがよくあり、それから学校との関係もかなり楽になりました。
旦那もホンモノ共感に協力的で、おかげさまで家庭の雰囲気もだいぶ変わってきました。本当にありがとうございました。」
この2人に共通しているのは、自分が育ってきた家庭の歪みにちゃんと目を向けたことです。特に自分と母親、子供の祖母との関係に目を向けたことです。
- あなたの母親の言葉、声、顔、表情はどうでしたか?
- きつい声、嫌な声、鋭い声、共感欠如、文句や愚痴はありませんでしたか?
そしてもう1つのポイントが、不登校の原因は子供ではなく、自分にあると気づいて、自分を変える努力をしたことです。
実際、子供の不登校のどこにどういう原因があるかはさまざまですが、親御様の愛情の欠如が原因ではありません。これは断言できます。
不登校の原因で共通しているのは、親御様が親の思いで子供を動かそうとしたり、変えようとしていること、優しい声ではないこと、嫌な顔をすること、子供のネガティブをポジティブに変えようとすることなどです。
つまり親御様が子供にホンモノ共感ができていないことが原因です。
ここをいかに自覚して、自分を変える努力をしない限り、子供の不登校が解決することはありません。
では自分のどこが問題点なのか?何をどう変えればいいか?
こんなふうに問題点や変えるポイントがわからない人も多いと思います。
実際、私も多くの親御様から問い合わせや詳しく教えてほしいとの要望をいただいています。
このため不登校を100%解決するために重要なポイントを1人1人に丁寧にお教えして、親御様にホンモノ共感をしっかりと身につけて、不登校を解決するための特別プロジェクトを現在企画しています。
詳細決まり次第、お伝えしますので、楽しみにお待ちください。
ホンモノ共感クイズ「漢字ドリル」
前回のホンモノ共感クイズには1名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。
ご回答とてもいいと思います。
私は共感をすすめていますが、褒めること自体を否定しているわけではありません。褒めるところは大いに褒めた方がいいと思っています。
迷われる方の迷いもわかりますが、このケースでは大いに褒めていいと思います。
さくらもちさんの言葉はとても温かく、笑顔が思い浮かぶようでとてもいいです。こんな言葉をかけられた子供はのびのびとおおらかに育つでしょう。
ぜひあなたもご参考にしてみてください。
ホンモノ共感クイズ「学校の宿題」
あなたのお子さんは学校へ行っていますが、勉強があまり好きではありません。
学校から出される宿題も提出期限ギリギリまでためて、一気に徹夜してやろうとしています。
例えば、毎日やっていれば、1日10行ぐらいですむ英語の例文を数百行まとめて書かなければならないことがよくあります。
その度にお子さんはわあわあ騒いで、「なんでこんなにやらなきゃいけないの。」とイライラしています。
こんなときどんなふうにホンモノ共感すればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを2/5(月)16:00までにブログにコメントしてください。
来週2/7(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。