私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座の第15期が始まり、半年が経過しました。

ちょうどこの頃から嬉しい改善報告が続々と届くようになりました。その中でつくづく思うのが、何かをするより、何かをしないことの方が難しいということです。

子供が不登校になると親御様は「何をすればいいのだろう?」と何かをやることばかりを考えます。

その視点ももちろん重要なのですが、それより先に重要なことは何をやめるのか、何を捨てるのかを明確に見定め、それを着実に実践できるようになることです。

では親御様が捨てるべきものとは何なのか?やめるべきことは何なのか?

実はほとんどの親御様が気づかぬうちに無自覚にやってしまっている、よくないことがあります。

実際に講座の受講生の不登校の改善の報告を例にとって、お話ししたいと思います。

「子供が毎日学校に行けるようになりました。通信制ですが、毎日通学しています。

この学校の通信制のシステムがうちの子には合っていたようです。授業にも余裕を持って取り組めて、楽しいと思える授業もあるようです。

帰ってくると友達のことを楽しそうに話してくれます。

勉強はあまり好きではなく、宿題は遅れることもありますが、出す出さないは子供本人に任せて見守っています。

友達と話すのが少し緊張するようで、考えながら喋らないといけないと子供はいいます。

今まではそういうことは全然話してくれなかったので嬉しい変化です。

子供から喋り出してくれることも増えました。「ねえねえ、聞いて。」と話しかけて、表情もやわらかくなりました。

 

親の私は、まず話を聞いて受け止めて、できる限り質問しようと心がけました。

例えば、「そうだったんだね。よかったね。」というあいづちだけではなく、質問するように心がけました。

そして「こうした方がよかったんじゃないの。」「相手の人はこう思っていたんじゃないの。」というような言葉がけを言うことやめました。

今までよく先読みや先回りをして、提案やアドバイスをしていたことを講座に参加して気づいたので、それをしないように気をつけて、一切やめるようにしました。

 

母親の私は以前はとても心配性で不安が強かったと思います。今は子供を信頼して見守るということができるようになりました。

この不安や心配性を捨てることができて、私自身も本当に楽になりました。

子供はバイトも始めるようになりました。バイトのこともよく話してくれるのですが、バイトのシフトに口をだしたくなることがよくあります。

それも「ああ、いけない。いけない。」とグッと堪えて聞いて、共感するようにしています。

新井先生がおっしゃったことがどんどん現実になりました。本当にありがとうございました。」

 

この受講生の感想を聞いて、どう思いましたか?

実際、魔法ことばベーシック講座では、何をするのかということ以上に何をしてはいけないかを徹底的に具体例で教えています。

・提案やアドバイス、先回りや先読みをやめること

・親御様が不安や心配を捨てること

これらは共感することと同等か、それ以上に大事なことです。

 

・共感しているつもりでも、「うん。」と聞いた後にすぐに提案が出てくる人

・子供がマイナスのことをしゃべったら、共感したつもりでポジティブに持っていってしまう人

・子供が言ってもいないことをすぐに先読みして転ばぬ先の杖を与えようとする人

・不安や危険に駆られて先回りをしてしまう人

こんなふうに無自覚な対応をしている親御様は本当に多いです。

これらをやめなければ、共感しているつもりなのに全然子供が変わらない、動かないということが目の前に起こってしまい、「今までと何にも変わらないじゃない。」と悩む日々が続いてしまいます。

 

もう1つ重要なことは、ほとんどの親御様は無自覚に良かれと思って、これらのことをやってしまっているということです。

子供が不登校になったということは、良かれと思ってやってきたことがよくなかったことを示しています。

今日も個人カウンセリングで子供のためにということを考えて、子供をギリギリに締め付けていたお母さんの話を聞きました。その子は不登校になっています。

こんなふうにほとんどの親御様は自分の間違いに気づきません。自覚がないのです。

 

あるいは薄々、「私のやり方まずいのかな。」と感じてはいるものの、どこがどう間違っているのかわからないという方も多くいます。

学校に行けない、同世代の集団と自信を持って関われないという状態を変えていくには今まで無自覚に良かれと思ってやってきたことを完全にキレイに捨て去って、ホンモノ共感に徹することが必要なんです。

ただ無自覚なものや良かれと思ってきたものの何が間違いなのかわからないという方も多くいるでしょう。

あるいは既に自覚はあるけれども、「変え方がわからないので、気づくとつい同じことを繰り返してしまっている。どうやって捨てればいいのかわからない。」という方もいるでしょう。

そういった方々は明確に専門家の助力が必要な状況です。

第三者の専門家から的確なアドバイス、助言を受けて、自分の奥底の深くを見つめ直し、子供への日常の接し方を変えていかなければなりません。

 

今、大変多くの方からこの専門家の助力についてのお問い合わせをいただいています。

不登校の親御様が具体的に捨てるべきものは何なのか?やめるべきものは何なのか?

無自覚にやってしまっているよくないものは何なのか?それをどう変えるべきなのか?

これらを具体的に学び、徹底的に治すトレーニングする機会を強く求めている親御様から多くの問い合わせをいただいています。

このため何らかの形で、この機会を提供できないか、真剣に検討していますので、決まり次第、メルマガでご案内しますので楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「ユーモア」

前回のホンモノ共感クイズには4名の方からご回答をいただきました。ありがとうございます。

子供のユーモアか、おちょくられているのかなと思ったら、それにのってあげる度量や器が親御様に必要です。

この観点からみなさんの回答を微笑ましく読ませていただきました。ありがとうございます。

 

苦いカレーと言われたら、さくらもちさんのようにコーヒーをいれるか、細山さんのようにピーマンをいれるか、どれも子供の言葉に対する受けとしては良い返答だと思います。

実際、苦いカレーはこの子は食べないでしょうし、それにのった答えを返したら、「ママ、何を本気にしているの。冗談に決まっているじゃない。」と言わるのが落ちだと思います。

そう言われるまで子供のぼけにできるだけのってあげる。

ツッコミのような感じ、ボケ返しですかね。これがイイかと思います。

どの方の回答も間違いではなく、一度、お子さんに試していただければと思います。

 

ホンモノ共感クイズ「漢字ドリル」

あなたのお子さんは不登校ですが、最近調子があがってきて、家で勉強に取り組むようになってきました。

つい先日は漢字ドリルを数枚やって、やり終えたときに、「ああ俺、三分の一もやった。パパ(ママ)みてみて。」ともってきました。

あなたは一瞬、「これ褒めてイイのかな?」と思ったのと同時に「三分の一で満足しているの?」とも思いました。

しかし、これは言ってはいけないとわかったので、言うのはやめました。

こんな場合、どのようにホンモノ共感すればいいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを1/29(月)17:00までにブログにコメントしてください。

来週1/31(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。