こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
今週も不登校のお母さんから、こんな嬉しい報告をいただきました。
「息子は通信制高校に通っていますが、最近は、ほぼスクーリングに参加できるようになってきました。
夏季の集中スクーリングも、9月の4日間の前期試験も緊張しながら、無事受けることができ、とても嬉しかったです。
途中で息子がスクーリングや前期試験に緊張している様子が私にも伝わってきて、私はとても心配で、不安にもなりましたが、
「これは息子にとっての試練。私は見守って、共感して寄り添うことだけすればいい。」と何度も心の中で唱えました。
心の中で唱えることで、息子を急かしたり、余計な言葉をかけたり、心配や不安をぶつけることなく、息子に寄り添い、息子の意志に任せることができました。
私自身の心での言葉は、講座で何度も習っていたことで、ようやく私自身も腹に落ちてきて、自分で自分を安心させることができるようになってきました。
するとますます息子は安定に登校するようになり、学校の文化祭にも『有志のグループで参加する。』と言い出しました。
今では午前のスクーリングを受けながら、19時過ぎまで残って文化祭の準備をしています。
我が子の様々な様子に心配や不安、どうにかしてあげたいと思ってしまうこともありますが、『いやいや待てよ。家庭を居心地の良い空間にしよう。』と立ち戻って、落ち着いて見守ることができるようになってきました。」
このお母さんは、息子さんが自分の意志で通信制高校に行きだしただけでなく、文化祭などいろいろなことに楽しんでいる姿をみて、とても喜んでいました。
なぜ、不登校の息子さんがこんなふうに改善することができたのか?
この不登校の改善の重要ポイントは3つありました。
1.このお母さん自身は、愛着も共感もない親に育てられ、さまざまな歪んだ価値感や考え方、不安やイライラがあり、それを1つ1つ丁寧に講座で解除していったことでした。
2.お子さんに対して、まずは共感と肯定、そして呼ばれたときはすぐに側に行くことを徹底してもらいました。
3.このお母さんに自分の考えを言わないようにしてもらったことでした。
これを続けていくうちにお子さんの状態はぐんぐんと良くなり、通信制高校への安定のスクーリングや登校、文化祭などの学校活動ができるようになりました。
重要な3つのポイントでわかるとおり、このお母さんは難しいテクニックや言葉がけを使ったわけではありません。
お子さんの言葉をきちんと聞いて共感する、当たり前のようですが、このことをできていない親御様はとても多いです。
親御様がお子さんが感じている気持ちに寄り添い、ホンモノ共感していくことで、今まで共感されなかったという不安やモヤモヤ、イライラ、悲しみなどが癒されていき、「安心」を感じるようになります。
これを人間関係にも反映して、「人との交流もこんなふうに不安やモヤモヤ、悲しみを感じずにお互いに心が通じ合うことができて、とても安心なんだ。」と認識が変わっていきます。
これによって、再登校できるようになります。
ここで大事なのは、多くの親御様は共感のつもりでも、実はいつのまにか自分の考えを言っていて、共感になっていないことがほとんどです。
他にも共感の言葉のレパートリーが少なすぎて、なんといっていいのかわからなくなったり、せっかくお子さんがマイナスの言葉を出してくれたのに、無意識のうちにそこにとどまることができずに、スルーしてしまったり、プラス転換してしまったりしています。
ほとんどの親御様は無自覚なので、自力ではこれらの共感ができていないポイントを自覚することができません。
それぐらい当たり前に共感できていないのです。
先ほどの喜びの声をくれたお母さんも、これらに該当することが結構ありました。
だから思い当たることがあっても、ご安心ください。
ホンモノ共感をしっかり親御様が身につけて、どんな時でも実践できるようになれば、お子さんは自ら「学校に行く」と言い出して、再登校して、安定に学校に通えるという嬉しい現実を目にすることができます。
現在、参加者を募集中の特別プロジェクトの魔法の言葉がけセミナーでは、ホンモノ共感をどのように身につけていくのかとともに、これらの無自覚な共感できていないポイントも重点的にお伝えしていきます。
今回のセミナーは、すべてオンライン会議室ZOOMにて行いますので、全国どこからでも自宅で受けることができますので、ぜひ以下から詳細を確認の上、申し込みください。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com
<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
10/4(金)13:00-17:30
10/5(土)13:00-17:30 残席10
10/11(金)13:00-17:30
10/13(日)13:00-17:30
この10月の魔法の言葉がけセミナーでは、ホンモノ共感が体感できるワークとともに、以下の内容を特別に大公開しています。
- なぜ、子供が不登校になってしまうのか?
- 従来の不登校解決方法で改善しない本当の理由
- よくある自己肯定感の誤解
- 子供を巻き込む「親子間の負の連鎖のメカニズム」
- 子供を変えようとすることなく、不登校を解決するための3つのステップ
- 子供に安心を与える「ホンモノ共感®」
- たった2週間で不登校を解決した「ホンモノ共感®の言葉がけの実例」
- 親御様が自覚できない「共感の50の間違いポイント」
- 子供を不登校にしてしまう「親の不安のスイッチ」
- 親御様がホンモノ共感®を身につけて、不登校を解決した実例
セミナー後半の説明会では、「魔法ことばベーシック講座®(本講座)」のカリキュラム、参加者の実例、サポート体制などを詳しくお伝えしています。
本講座では「不登校を解決するために親御様がどう変わればよいか?」をホンモノ共感®の具体的なメソッドとともにすべてお教えし、トレーニングと実践練習で身につけていただいています。
私の本講座にすべて参加し、アドバイスの内容どおりに子供と接していただいたにも関わらず、受講前と変化が現れない場合は、「魔法ことばベーシック講座®」の受講料を全額返金しています。
それぐらい自信をもって、本講座をお勧めしていますので、ぜひセミナーに参加して、ホンモノ共感®を体験してみてください。
「やっとたどり着いた!」
と勇気と希望がわいてくると思いますよ。
ぜひ以下から詳細を確認の上、申し込みの上、ご参加くださいね。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催
10/4(金)13:00-17:30
10/5(土)13:00-17:30 残席10
10/11(金)13:00-17:30
10/13(日)13:00-17:30
ホンモノ共感クイズ「ジャージ」
前回のホンモノ共感クイズには2名から回答いただきました。ありがとうございます。
みゆみゆさん
「どうして制服じゃないとダメなんだろうね。」お子さんの不満をよく代弁していますが、通信制の見学のことを言ってしまうのはまだ早いですね。
あやさん
おおむねいいですね。自由な服装でいい高校に憧れるというよりは、こういう子は怒られたくないという気持ちが強いです。
「人の怒り、イライラなど負の面に触れたくない。」これが不登校の子はとても強いです。
あやさんも通信制に「1回見に行ってみたいね。」はちょっと早かったですね。
こういう言葉は子供の口から、「見に行きたい。」という言葉がでるまで待ってくださいね。先へ先へ進みたいという気持ちはわかりますが、この先へ進める親御様の思いは封印してください。
ホンモノ共感クイズ「オープンキャンパス」
あなたのお子さんは高校生で、学校へは最近何とか少しずつ行けるようになってきました。
学校側から大学のオープンキャンパスに何校か参加するようにとの指示があり、いくつかの大学のオープンキャンパスに申し込みました。
そのうち1校のオープンキャンパスの当日の朝、お子さんは起きてくる気配がありませんでした。
目は覚ましているようなので話を聞いてみると、「やっぱり行きたくない。」と言い出しました。
こんなとき、あなたはどんなふうにホンモノ共感すればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを9/30(月)20:00までにブログにコメントしてください。
来週10/2(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。