こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
前回お伝えした子供の不登校を解決して、半端ない解放感を得ることができる特別プロジェクトの具体的な詳細についてお話します。
その前に今一度確認していただきたいのが、「なぜ、解放感が半端なく得られるのか?」についてです。
よく不登校のお母さんたちは、子供が不登校になると、「出口の見えない暗いトンネルに入り込んでいるようで不安で不安でたまらない。」とおっしゃいます。
こう感じる気持ちはとてもよくわかります。
不登校の親御様は自己肯定感が低かったり、喜怒哀楽が激しい傾向があったり、今まで何でもかんでも頑張りすぎていたり、そんな傾向の強い親御様がとても多いんです。
そのお母さんたちに共通していえることは、「正解がわからなくなり、今まで正解だと思ってきた子育てや生き方が間違いだったかもしれない。」という現実をまのあたりにして、こんなふうに感じます。
「何をどうすれば正解の方向へいくのかがわからなくなる。」
この状態が多くのお母さんや親御様たちにとって、暗いトンネルの中に迷いこんだように感じられるんですね。
だからこそ、私は特別プロジェクトで開催する講座に参加された方に1600人の不登校のカウンセリング経験から導きだした光、つまり正しい正解の方向を指し示しています。
私が皆さんそれぞれに最適なナビを行って、出口を指し示すので、私のナビに従って、歩んでいただければ、明るい出口に必ずたどりつけます。
実際、講座の卒業生のあるお母さんは出口にたどりつき、お子さんが学校にいきだしたときにこうおっしゃったことがとても印象に残っています。
「私も娘が不登校になったときは、暗闇に閉ざされたような気分になって、不安で不安でしょうがありませんでした。
不登校が解決した今、過去の自分を振り返ると、ひょっとしてこの暗闇やトンネルは、自分の頭の中で勝手につくりだしていたもののような気がします。」
私はこの言葉をきいて、「なるほど。」と思いました。
こんなふうに正しいルートガイドに従っていけば、明るい光が差し込む出口にたどり着く、そして暗闇や光、トンネルから確実に抜け出せます。
この解放感というのは、「自分でつくりだしたトンネルや不安、暗闇から自分の力で解放される。」ということでもあります。
簡単に言うと、自分でつくったものだから、自分で消すこともできるということなんです。
とはいっても、実際に「暗闇を消してください。」と言われても、暗闇の中にいると消し方はわからないですよね。
なので私がその暗闇の消し方を具体的にわかりやすく、言葉がけと接し方に落とし込んで、一つ一つ丁寧に皆さんに個別指導しています。
これがまさしく解放なんですね。
この具体的な手法がホンモノ共感と愛着関係なんです。
このホンモノ共感と愛着関係は概念を1時間程度で伝えることはできても、実際に親御様が身につけて、子供の目の前で言葉がけと接し方で使えるようになるまでにはじっくりと地道なトレーニングが必要です。
新しいホンモノ共感の言葉がけ、新しい考え方を日々のどんなシチュエーションでも、子供がどんなことを言っても、安定に実践できるには、私の経験上、半年程度のトレーニングが必要です。
それをゆっくり、丁寧にわかりやすく、お伝えしていくのが、特別プロジェクトで行う講座の最も重要なポイントです。
講座で最も重視しているのが、ホンモノ共感の言葉がいついかなる場合でも、お子さんに対してスムーズにでてくるためのトレーニングです。
簡単なホンモノ共感もあれば、難しくて深いホンモノ共感の言葉でお子さんの情緒に答えねばならない場合もあります。
これは一朝一夕というわけにはいかず、何度も何度も学び実践、学び実践の繰り返しで身についていきます。
実際、子供の不登校を解決して、解放感が半端なかったお母さんにお伝えした最重要ポイントや不登校を解決された方に身につけていただいた言葉がけを講座で具体的に皆さんにお教えします。
講座の期間は約半年です。
いきなり半年の講座に参加するのは、ちょっと考えたい、解決した人の具体的な言葉がけを知ってから、参加を決めたいという方もいると思います。
そんな方々のために特別プロジェクトでは、10月に皆さんにホンモノ共感と愛着関係というナビゲーションをつかって暗いトンネルから脱出した人たちの事例や実際の言葉がけを知っていただき、皆さんに安心して講座に参加していただくために約5時間に濃縮した1日体験セミナーを開催します。
1日体験セミナーの開催日程は、10/4(金)、5(土)、11(金)、13(日)の13:00-17:30です。
全日程は同じ内容で開催しますので、ご都合のあう日程でご参加ください。ご夫婦での参加も大歓迎です。
このセミナーは、不登校を解決した親御様の言葉がけや考え方を具体的にどのように変えたのかの様々な事例や、最短2週間で不登校を解決したホンモノ共感の実例、親御様が気づきにくい間違った言葉がけや考え方など、不登校を解決するための最重要エッセンスを学べる貴重な機会になっています。
これが暗いトンネルから脱出して、解放感に満たされ、お子さんも自信をもって、自分を隠さず学校に行ける、第一歩目となります。
現在、参加者募集に向けて、最終調整を行っていますので、ぜひ今のうちから日程をチェックして予定をあけておいてください。
ホンモノ共感クイズ「不機嫌そうだよ。」
前回のホンモノ共感クイズには9名の方ご回答いただきました。ありがとうございます。
ここに不登校の解決で1つ重要なポイントがあります。
それは多くの親御様、特にお母さんが「頑張りすぎだ」ということです。
何に頑張りすぎなのかというと、「仕事や家事を完璧にきちんとやらなきゃ。ミスなく失敗なくそつなく、効率よくやらなきゃ。仕事で関わる人達の役にたたなきゃ。笑顔をふりまわなきゃ。不登校の子たち、我が子の面倒もちゃんとみなきゃ。ケアをちゃんとしなきゃ。」という頑張りすぎな状態に陥っていることです。
おそらくこれをお読みの方々も「ああ、確かに私にはそういう面があるかも。」とお感じになったのではないでしょうか。
これ実は不登校のお子さんにいい影響がないんです。
どういうことかというと、不登校のお子さんは頑張っているお母さんをみて、「お母さんが頑張っている。僕も私も頑張って明日から学校にいかなきゃ。」にはならないのです。
「嫌なことでもしんどいことでも、気乗りしないことでも、気持ちを飲み込んで、自分の本当の気持ちを抑え込んで、疲れ果てるまで自分を動かさなきゃいけない。」
こういうふうに頑張って疲れ果ててギブアップの状態、この生き方を子供が無意識に真似しちゃうんです。
これ子供が真似をする、特に不登校のように自己肯定感の低い子が真似したらまずいと思いませんか?
そこで私から愛着的な考え方をお伝えします。
「頑張らなくても、自分には価値がある。自分は価値ある存在だ。」
これが不登校のトンネルから脱出し、解放感を得られる考え方の根幹です。
そこで皆さんの回答をみてみると、おそらく、ご回答いただいた方々は、頑張っている方々なんですよね。
多くの方々は「自分も人間だから疲れるし、失敗やミスがあっても構わない。」と頭ではわかっていても、心の奥底深い部分ではなかなか頑張るということを手放せない状態ですよね。
だってそれでずっと生きてきたのだから。頑張ることが自分の価値、存在証明だと無意識に感じてきたからですよね。
そこで自分にかけていただきたい言葉は、とくさん、あやさん、あおぞらさん、大橋さん、さくらもちさんのような言葉がけを参考になさってください。
そしてもう1つ大事な点があります。
頑張りすぎてしまう自分の心の呪縛に深く向き合うことです。
はるかさんがおっしゃっているような呪縛です。
「頑張らない自分に×をつけない。頑張らない自分も〇をつける。」ということです。
これが心の底にしみわたったとき、今日のメルマガでお話ししたような暗いトンネルから明るい光が差す方向が見えるはずです。
そして呪縛からも解放された感が半端ないはずです。
子供に対しての言葉がけは、あおぞらさん、大橋さん、さくらもちさん、はるかさんのような言葉がけがいいですね。
土屋やいのししさんの言葉もまず第一段階の言葉がけとしてなら、いいと思います。
親が不機嫌だと子供は安心できないですよね。特にお母さんの顔色を子供は敏感に察知します。
実際、お母さんの顔色だけで子供が不安になっちゃうことがあります。
この不安という情緒をきちんと察知して、それに対しての共感の言葉をかけてあげるのが大事ですね。
ホンモノ共感クイズ「腕をひっかく」
あなたの娘さんは、中学と高校時代には不登校でしたが、今は回復して大学にちゃんと通っています。
ですが、まだ対人関係の不安や自己肯定感の低さ、情緒不安定な部分が残っています。
娘さんは自分の情緒が不安定になると、自分で自分の腕をかきむしるので、すでに腕には傷跡が多数残っています。
それに気づくと、あなたは「やめなさい。」としかってしまいます。
そうするうちに娘さんはひっかくことはほとんどなくなりましたが、今度は腕に爪をたてて、強い刺激を与えるようになりました。
これだと傷跡は残りませんが、「まずいな。やっていることの本質はおんなじだな。」と感じました。
そこでこの場合、どんなホンモノ共感の言葉をかければいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを8/19(月)9:00までにブログにコメントしてください。
来週8/21(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。