前回の「劣等感を魅力に変える」話には正直、胸がざわついた人もいたんじゃないかな。
今日はね、その第2弾。
テーマは――
「裏切られる自分はダメな存在」という劣等感。
ちょっと重たいよね。
でも、この劣等感の先に、とても惹きつけられる魅力が隠されているの。
最近、講座でも雑談でもやたら出てくる言葉があるの。
「推し」。
若い子たちにとっては当たり前だよね。
昔は「ファン」って言っていたのに、今は40代50代の親世代にも普通に浸透してきている。
ある「推し」の話をしてたときにAさんがぽつりと言ったの。
「私、推しっていないんです。中身をよく知らないと好きになれない。そこまで好きになれない。」
「それ、なんでだろうね?」って、一緒に原因を探っていったら――
出てきたのが、「裏切られるのが怖い」という言葉だったの。
ここで普通なら「裏切られた過去」を深掘りしたくなるでしょ?
でもね、それやると迷路に入る。
だから、もっと静かにもっと核心を探ってみたの。
「裏切られるって、どういうこと?」
出てきたのは、「愛情のすべてをかけたのに裏切られる。信じていたのに傷つけられる。」
そしてさらに奥にあったのが「そんな自分を否定される感じがする」
ここから、劣等感が顔を出す。
新井「どんなふうに否定されるの?」
Aさん「ダメな存在だって。」
新井「何がダメなの?」
Aさん「判断能力がない。」
新井「なぜ判断能力がないのはダメ?」
Aさん「ちゃんと考えてないから。」
…ここまでがAさんの答え。
実はこのAさんの劣等感の根本にはAさんのお母さんの物語があったの。
Aさんのお母さんは徹底的なリスク回避。
常に最悪を想定して、失敗は絶対NG。
Aさんが何かしようとすると、「みっともない。」「贅沢はダメ。」って徹底的に否定して、つぶしてきたの。
その理由は
「女の子はどんな経済状態の男と結婚するかわからないから。」
――怖いよね。
全部、リスク回避。
全部、「失敗するな」というメッセージ。
つまり、
「失敗=母の教えを守れない娘。」
「判断を誤る=ダメな娘。」
これがAさんの劣等感だった。
さあ、大事なのはここから。
「劣等感は消さない。逆手に取る。」
私は、Aさんの魅力を引きずり出す質問を投げた。
Aさんから出てきた答えは
「一人旅」
最初は台湾。
後に東海道五十三次の一人旅に変わった。
鳥肌立たない?
これの何がすごいかわかる?
Aさんの母が徹底的に潰してきたもの。
・行動力
・チャレンジ精神
・リスクを取る勇気
それが、Aさんの魅力だったの。
女性の一人旅。
Aさんのお母さんなら絶対止める。
「危ない」って。
でもAさんは、その殻を壊し始めた。
そして、ここからが震えるところ。
Aさんが自分の魅力を取り戻した瞬間――
2年半動かなかった引きこもりの息子さんが、動き始めた。
お母さんが殻を破ると、子どもも動く。
これ、偶然だと思う?
今もAさんは、母親に植え付けられた劣等感でかき消されていた自分の魅力を一つ見つけては動き、動いては殻を壊し、壊してはまた進んでる。
静かに、でも確実に。
あなたの「裏切られるのが怖い」は、どんな物語につながっていると思う?
その奥に潰されてきた魅力が眠ってない?
今日の話を読んで、
・胸が痛かった
・なんか涙出た
・ちょっと怖い
・正直よくわからない
なんでもいい。コメントで教えてほしい。待ってるね。
前回のブログへの感想
前回のブログに4名の方からの感想いただいた。本当にありがとう。
ひとつひとつ、ちゃんと読んでるよ。
こうやって言葉を返してくれること自体が、すごくうれしいの。
きくらげさん
「続編お待ちしています‼︎」って言ってくれてありがとう。
今日第2弾お届けしたけど、読んでみてどうだったかな?
ちょっとドキッとした?
それとも、うなずきながら読んでくれてた?
きくらげさんにとって、大事な気づきになればうれしい。
はせがわさん
「役立たず不安」。
これね、実はめちゃくちゃ“おいしいネタ”なの。
言い方悪い?(笑)
でも本気で思ってる。
私の経験上、役立たず不安を持っている人ほど、魅力が濃い。
「役に立ちたい」って、本気で思ってるから。その奥にある魅力は、ちゃんと磨けば宝石になる。間違いないよ。
べさん
鋭いご指摘、ありがとう。正直に言うね。
べさんの言う通り、私の説明は“完全に正確”ではなかった。
前回のメルマガで伝えたかった魅力は、「支離滅裂なしゃべり方」そのものだったの。
正確に言うなら、劣等感の情報を丁寧にたどっていき、その奥で押さえつけられていた本来の魅力を見つけ出す。
これが本当の流れ。
でもそれを全部説明すると、長すぎる。きっとみんなが求めてるのは、論文みたいな正確さじゃない。
「なんかわかる…」っていう感覚。
そこを届けたかった。ご理解いただけたらうれしい。
ちなみにね。
話し方に本来の魅力を秘めている人、本当に多い。
特に、支離滅裂に話す人。昔の世代の親ほど、そういう話し方に嫌な顔をする。
つまりそれは、劣等と“誤認識”されやすい場所。
でもそこにこそ、磨けば光る原石があることが多い。
☆☆さん
「見つけるのは難しい。」その通り。ここにたどり着くまで、私は18年かかった。誰も教えてくれなかった。
世の中の劣等感の選択肢はいつも、
・克服する
・消す
・なくす
・ポジティブ変換する
それだけ。でも私はずっと思ってた。消さなくていい方法、敵にしなくていい方法、もっとあたたかい光の当て方があるはずだって。
それをずっと探してた。やっと、形になってきた気がしてる。
今回の話、どう感じた?
胸がざわついた?
ホッとした?
ちょっと反発を感じた?
よくわからなかった?
なんでもいい。正解も不正解もない。ブログのコメントに、あなたが感じたことをコメントしてくれたら、とてもうれしい。待っているね。
最後まで読んでくれて、ありがとう。



