こんにちは子供自信協会と不登校セラピーの新井てるかずです。

今日も魔法ことば講座の受講生から喜びの声をいただきましたのでご紹介します。

「2年半徹底的に人目を避けていたのに、子供がいきなりバイトをしたいと言い出しました。

内心すごく驚いたのですが「バイト、いいと思うよ!」と全力肯定しました。

その後、いつの間にかバイトに応募していて、今度バイトの研修に行くことになりました。

それだけでも驚いていたのに、2年半ぶりに机に向かって勉強していました!

動き出した息子を見て、我が子ながらすごいなぁと、ただただ感動しています。」

私の講座を受ける前は、このお母さんは子供との会話がほぼ成り立たず、もちろん勉強の話なんて一切できませんでした。

子供から「何かがしたい」とか、「何かが欲しい」という欲求も全くでてこず、とてもとても停滞した状態でした。

そこで私はかねてから、子供を縛っている親御様の影響を根本的に変えるためのある方法をお母さんにやってもらいました。

それはお母さんにある行動を実際にとってもらうことだったのです。

不思議なことにお母さんにある行動をしてもらってから、数週間で2年半ずっと引きこもりだった子供が突然、外出して、その1-2週間後このような変化が生まれました。

 

ある行動とは、決まった”たった1つ“の行動ではありません。

5つぐらいの質問をお母さんに投げかけて、その質問の答えから導かれた行動を実際にとっていただきました。

ここがうまくはまれば、今日ご紹介したような、停滞している引きこもりの難しいケースでも、子供が突然、外出したり、再登校に向けて動き出します。

 

親御様にとっていただくある行動は、受講生によって違うので、講座で1人1人に質問をなげかけて、具体的にとってもらう行動を直接、教えています。

この行動は、お子さんに一切、負担をかけることはありません。

もちろんゲームやスマホを取り上げたり、無茶なことを一切せずに、親御様ご自身もとても楽しく取り組めることです。

現在、魔法ことば講座の中級コースと上級コースの受講生にこの行動をとってもらっています。次々と子供にも変化があらわれて、今日のような喜びの声をいただきました。

 

「今月は、想像を超えた怒涛のような展開で、私の理解が追いつかないほどでした。」

こんなふうに親御様にとっても想像を超えた、怒涛のような改善の話をこれからも次から次へといただくことになると思うと、今から私もとても楽しみです。

 

ホンモノ共感クイズ「通信制高校」

前回のホンモノ共感クイズには3名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。

この通信制高校を塾や予備校と呼んでしまうという件については、様々な解釈が成り立ちます。

これだけ子供と衝突して怒られても、このお母さんは塾や予備校とついつい言ってしまっていました。

私の解釈はべさんの解釈と似ています。

塾や予備校と聞いた瞬間に感じたのは「ちょっと下に見ているのかな」という感覚です。

それはお子さんも共通かもしれません。

 

実際の個人カウンセリングで、呼び方についてあまり深掘りせず、「気を付けてください。」と指摘するだけにとどめたので、なぜ塾や予備校と呼んでいるかについてのカウンセリングはしていません。

だから本当に理由は私にもわかりません。

「一般的な高校と思えない」というのは確かにあると思います。

多くの通信制高校は一般の高校のようなきちんとした校舎やグランドや体育館をもっていません。

駅前のビルの一室を校舎としている通信制高校もあるので、この点で一般的な高校と思えないということもあるでしょう。

 

ただ注意して聞かなければいけないのは、お子さんの言葉です。

「反省なんかしていないだろう。いつも言葉だけだ。」

こういった言葉は注意して聞かなければいけません。

反省している感じが伝わらない。その場をやり過ごすための「ごめん」と聞こえたのであれば、とても要注意です。

そこからお母さん自身が自分と深く向き合うことが必要ですね。

 

ホンモノ共感クイズ「そぼろ大根」

あなたの旦那さんは料理が好きで、先日そぼろ大根をつくってくれました。

あなたはそぼろ大根の鍋をみて、「肉の量が多いわりに大根が少ない」と思い、こんなふうに聞いてみました。

「大根は全部使ったの?」

 

すると旦那さんからこんなふうな言葉がかえってきました。

「使ったよ。大根は小さかったけどね。こんなことでいちいち文句いうなよ。おいしそうだねとだけ言えばいいだろ。」

この言葉にカチンときたあなたは、そのまま売り言葉に買い言葉で夫婦ケンカに発展してしまいました。

あとで家にいる子供に「また夫婦ケンカを聞かせてしまった。」と思い、反省しました。

 

この話を聞いたとき、私はどちらも良くないなあと思いました。

もしあなたが奥さんの立場だとしたら、肉の量が多く、大根が少ない鍋をみて、第一声はどのような言葉をかけるべきでしょうか?

もしあなたが旦那さんの立場だとしたら、「大根は全部使ったの?」と言われたとき、どのように言葉をかえすといいでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを7/7(月)17:00までにブログにコメントしてください。

来週7/9(水)のブログで私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。