こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

私は不登校のお母さんからこういう悩みをよく聞きます。

「うちの子はやっと勉強を始めたと思ったら、すぐに勉強やめてしまった。いろんなことをすぐやめてしまうので困る。」

この原因は一体、何だと思いますか?

 

実はこの原因はお子さんの自己肯定感が低いからです。

自己肯定感が低いと、チャレンジする前にチャレンジを辞めてしまいます。

うまく行かないなら、最初から全部やめてしまう。失敗するなら、最初から全部やめてしまう。

 

親御様はそんな我が子を見て、歯痒く思ったことはありませんか?

やればできる子なのに、一歩踏み出せれば素晴らしい世界が待っているのに・・・・こんなふうに思ってしまう親御様の気持ち、とてもよくわかります。

せっかく様々な可能性を秘めた我が子が、その可能性を自ら閉ざしてしまうなんて、親として、こんな悲しくて悔しい話はないですよね。

 

さて、肝心なことはここからです。

ではそういったお子さんたちに、「失敗しても良いから、頑張ろうよ。」「チャレンジしようよ。」「恐れずにやってみようよ。」などと、勇気づけたり、励ましたりしても、だめですよね。

おそらく多くの親御様が、このご経験があるでしょう。

 

なぜ、我が子にやる力があっても、そのように動かなくなるのか?

その理由はお子さんの自己肯定感が低いので、自分に自信がなく、失敗することを怖れたり、困難を乗り越えたりする気力がわかないからです。

だから、困難を目の前にすると、とてつもない高い壁のように感じてしまい、動けなくなってしまうのです。

では、なぜお子さんは、このように高い壁を感じてしまうのか?

 

その理由は親からホンモノ共感されていなかったからです。

親からホンモノ共感されないと、子供は自分の考えや感情、言葉、そして存在そのものに自信を失ってしまうからです。

だからこそ、この解決方法は、たった1つです。

 

親御様がお子さんにホンモノ共感をすることで、自分の考えや感情、言葉、そして存在そのものに自信をつけることなのです。

実際に、魔法ことばベーシック講座に参加した親御様で、お子さんにホンモノ共感を続けることによって、お子さんが変わった事例をご紹介させていただきます。

実は、先週のメルマガでもご紹介させていただいた、あるお父さんのお子さんの話です。

 

ホンモノ共感を続けることで、お子さんはどのように変わったのか?

引きこもりだった息子さんは今、堂々と高校に通い、英語G T E Cのスピーキングで校内1位を受賞しました。

そして今回はこの子のお姉ちゃんの話です。

 

前回、このお姉ちゃんは、模試の判定から受験の自信がないことをお父さんに伝えたところ、お父さんはしっかりホンモノ共感をしました。

その結果、お姉ちゃんは、望み薄であってもすべて受けるとチャレンジ精神がわいてきて、その予定していたすべての大学を受けました。

その結果、どうだったか?

 

なんと受験した大学に「すべて合格した。」とお父さんからご報告いただきました。

合格、不合格だけを見ると、結果論になるのですが、今回お伝えしたいことはそうではありません。

ホンモノ共感によって、子供は自信を得て、チャレンジすることができたのです。その結果、自分の能力に相応しい結果を手に入れ、人生を切り開くこともできたのです。

これはホンモノ共感がいかに子供の自信をつけるかを見事に証明しています。

 

ここで大事な点は何かというと、自己肯定感が高ければ、本当の自信があれば、望み薄であっても、チャレンジするという行動を実際に起こせることです。

そしてその結果として、素晴らしい結果も出すことができるということなんです。

 

ここで多くの親御様は、こう思い違いをしてしまうかもしれません。

「不安があっても、自信がなくても、子供はやればできる。結果が出れば自信がつく。」

実はこれは親御様の思い込みです。この思考回路が決定的に間違っています。

 

結果が出るから、自信がつくのではありません。

自信があるから、不安がなくなり、チャレンジをして、結果を出すことができる。

これが子供が行動する正しいメカニズムなのです。

つまり最初に子供に高い自己肯定感を親が用意しておかなければいけないのです。

 

何度も繰り返しますが、結果によって、感情や考え、言葉、存在の自信があがることはありません。

子供の本当の自信は、親のホンモノ共感から生まれます。

ここを取り違えていると、どんな能力のある子でも、結果を出すことができません。

そして残念ながら、子供の自信を下げる親になってしまいます。

 

ここでもう1つ大事な点があります。

子供にホンモノ共感するには、親自身の自己肯定感が十分、高い必要があります。

なぜならば、親の自己肯定感が低いと、子供のマイナスの気持ちにホンモノ共感できないからです。

 

例えば、先ほどのお父さんの娘さんの例で言うと、娘さんが模試の判定が良くなくて、自信を失っている時に、親としてホンモノ共感ができなくなってしまうのです。

親として、なんとか役に立ちたい。子供の自信をつけさせたい。そうしないといけないという不安や焦りが出てきて、子供をなんとかプラスの状態に持っていこうとしてしまい、子供の不安や自信のなさに目を向けることができなくなるからです。

ここに目を向けることができないと、子供は自分の感情や存在に自信を失ってしまいます。そして徐々にチャレンジができなくなっていくのです。

 

だからこそ、あなたが、我が子をチャレンジ精神いっぱいで、可能性を発揮できる子にしてあげたい。幸せにしてあげたいと思われるのであれば、まずはあなたの自己肯定感を高めなくてはいけません。

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・3月4日(木)18:00-22:00 ZOOM(オンライン会議室)残席1

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ホンモノ共感クイズ「地震」

前回のホンモノ共感クイズに4名の方から回答をいただきました。ありがとうございました。

みなさん、「怖いよね。」ときちんと共感なさっていていいですね。言葉としてはこういった共感で、いいです。

 

大事なことは地震の揺れそのものの物理的な怖さと、もう1つはパパさんのような視点です。

「地震によって、その先、これこれこういう問題が起き、自分の力ではどうしようもないマイナスな事態が起きる。」

自己肯定感の低い子はこういった不安を抱いてしまいます。

 

つまり、パパさんが言うように、こういった不安が、隠れているとお考えください。

・地震によって生活が破壊され、元の生活に戻れないのではないか。

・自分が死んだら、パパが死んだら、ママが死んだら、どうしよう。

・逃げるところも、何もなかったらどうしよう。

・他人と一緒の避難所生活なんて、耐えられないんじゃないか。

 

この不安を深く、読んであげられるかどうか。そしてそこに的確に共感してあげられるかどうかが、大事なポイントなんです。

これはもし読んだ不安が少し外れていても全然、大丈夫です。

子供の不安に共感することで、不安をさらに煽るのではないかとお感じになる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは実は全くありません。

共感してくれることで子供は安心するのです。

 

「避難場所に行こう。」とか、「この家は大丈夫だよ。」と言うのは構いませんが、子供に共感して安心させたあとです。

「避難場所に行こう。」という言葉によって、子供が安心するのではないのです。

お分かりでしょうか?

これが私がよく言うマイナス共感の1つの応用例でもあります。

 

ホンモノ共感「早く死にたい」

2/15(月)に文部科学相が2020年の全国の小中学生と高校生の自殺者数は前年比140人(41・3%)増の479人(暫定値)となり、過去最多を更新したと発表しました。

私はこの発表を読んで、とても胸が痛みました。

その原因について、文部科学省はコロナによる社会不安が影響した可能性があるとしています。

これが本当の原因かどうかはわかりませんが、もしこういう社会不安をあなたのお子さんが訴えたら、あなたはどうホンモノ共感をしますか?

 

「こんな社会で生きていたってしょうがない。早く死にたい。」

もしあなたのお子さんがこんなふうに言ったら、あなたはどうホンモノ共感しますか?

あなたが考えるホンモノ共感の言葉を考えて、3/1(月)21:00までにブログにご回答ください。

 

来週3/3(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。