こんにちは、不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

私が今まで不登校のご相談をおこなってきた中で、一番多いのが、お子さんのゲーム、スマホ、SNSなどの依存です。

あなたのお子さんはゲーム、スマホ、SNSにどれだけ依存的になっているでしょうか?

 

月10万円以上のゲーム課金を止めて、ゲーム依存も解決する方法とは!

不登校の子の依存の中でも頭の痛い問題は、ゲーム依存とゲーム課金です。

先日、テレビの報道番組でゲーム依存の中でも最もおそろしいオンラインカジノの依存になった子供の話が特集されていました。

現在、子供が数百万円単位の金をオンラインカジノで使い込み、親は破産同然の状況に陥っている家庭が日本の世の中に多く存在することが特集されていました。

ここまでの金額ではないにしても、好きなゲームで推しのキャラのガチャを引くために、月10万円単位で課金をするという話は親御様の悩みとして、よくお聞きします。

月10万円単位の課金が長く続けられる家庭はそこまで多くなく、どうしようもなくなって、私のもとに相談にくるケースが後を立ちません。

 

そんなかで不登校の子供のゲーム課金で悩んでいたある親御様から、こんな嬉しい報告を伺いました。

「娘が不登校になってから、美形のキャラがでてくるオンラインゲームにハマり、月10万円程度の課金をしていました。

母子家庭だからお金の余裕もなく、止めてほしいと何度もお願いしたものの、止めてくれることはありませんでした。どんどん家計は厳しくなり、私は将来の不安で押しつぶされそうでした。

 

そこで魔法ことばベーシック講座に参加し、目から鱗が落ちました。

新井先生から指摘されることすべてが私の娘に当てはまっており、娘は現実世界から逃げるためにゲームにハマり込んでいるんだなということが腹に落ちました。

講座に参加して、今まで一度もなかった愛着と共感に取り組んだところ、今までほぼ引きこもりだった娘が週に1回程度、外にでて散歩するようになりました。そしてなんとゲームの課金を止めたのです。

ゲーム自体は暇だから続けていると言いますが、ゲーム課金は止まりました。再登校はまだですが、勉強や進学への意欲も口にするようになりました。

共感でゲーム課金が止まるなんて半信半疑な面もありましたが、一歩踏み出して取り組んでみて本当によかったです。ありがとうございました。

 

このお母さんの声を聞いて、あなたはどう思いましたか?あなたはゲームに課金する我が子の気持ちがわかっていますか?

これがわからないとゲーム課金もゲーム依存も解決は難しいかもしれません。

 

なぜ、子供はゲームに湯水のようにお金を注ぎ込んでしまいたくなるのか?

なぜ、子供はゲームを手放さなくなるのか?

これらの本当の理由は「子供にとって、現実世界がとても辛く、苦しいものなので、現実世界から逃げるためにゲームにハマり込んでしまっている。」のです

実際、ゲーム依存やゲーム課金には、直接的に複数の要因がありますが、この心理学的な理由や原因を深く理解しない限り、解決はとても難しくなります。

 

不登校の解決方法の中には、ゲームやスマホの使用を制限したり、取り上げたり、壊したり、隠したりするように指導するものがありますが、これで根本的に改善し、再発しなかったというケースを聞いたことがありません。

これらの方法には、致命的な欠点があります。

それは何かというと、親子の愛着関係とホンモノ共感によって、子供を本能的に満たすという最も重要な部分がまったく無視されているのです。

ここを無視して、高圧的に親が上に立ち、子供を正しい方向に導こうとしたり、ゲームを取り上げたりすると、一時的に状況がよくなったとしても、必ず子供の問題は再燃し、ゲーム依存やゲーム課金の問題が悪化してしまいます。

 

私がこんなふうに言ったとしても、「そうは言っても・・・」と何とか子供を変えようとしたくなるかもしれません。

実際、ゲーム依存やゲーム課金の問題に悩む親御様に共通して言えることがあります。

それは親御様ご自身にしっかりとした自分軸がなく、他人軸で生きているということです。

だからあの先生が「ゲームを取り上げなさい。」というと取り上げ、この先生が「ゲームを1日30分以内に制限しなさい。」というとそのまま制限しようとしてしまうのです。

 

子供がなぜ苦しみ、ゲームの世界に逃げ込んでしまうのか?

不登校の子の親御様はここを意識することがありません。つまり親子の情緒的な交流が不足しているのです。

親子の情緒的なつながりで子供を愛着と共感で満たさない限り、子供が動いたり、変化することはないと言っても過言ではありません。

 

例えば、あるお子さんはゲーム課金することによって、「相手にお金を貢いで、相手を喜ばせようとする。」という心理があることがわかりました。

相手にお金をポイントや何かの形で与えることによって、相手との関係をつくろうとするのです。これまずいですね。

まるでホストやホステスに貢いで、お金で関係をつなぎとめようとするかのようです。

この根本原因はお子さんの中に「人間関係とはこういうものだ。相手に何かの価値を提供することでしか、人間関係をつくれない。」という不安があるのです。

 

ではなぜ、子供は価値提供をしようとするのか?

実はこれは家庭での愛着と共感欠如が根本原因となっているのです。

ここを深く理解し、親御様が愛着と共感を実践できれば、ゲーム課金やゲーム依存の問題は、極めてすみやかに解決することができます。

親御様は子供の上に立って、子供を正しい方向に導くのではなく、子供と同じ目線に立って、子供が今まで満たされなかった不安な気持ちを感じ取って、愛着と共感で満たしていくのです。

 

この具体的な方法は魔法ことばベーシック講座でしっかりと身につけることができます。

5月に特別に開催する魔法の言葉がけセミナーでは、最短2週間で不登校が解決した魔法のようなホンモノ共感の実例をお伝えするとともに、同じ悩みを持つ仲間とともに、しっかりとしたサポートを受けたいという方のために、6ヶ月かけて長期で開催する魔法ことばベーシック講座の説明会を合わせて行います。

あなたもお子さんのゲーム依存やゲーム課金を改善して、不登校を解決したいと願うなら、5月の魔法の言葉がけセミナー&説明会にご参加ください。

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ホンモノ共感クイズ「嫌われ不安」

前回のホンモノ共感クイズには4名の方から回答がありました。ありがとうございます。

みなさん、いいところまでご回答していますが、あと一歩、嫌われ不安に踏み込めるといいですね。

わからないこと、人生終わったという気持ちに対する共感はとてもいいです。

お子さんに嫌われ不安があるということは親御様なら薄々わかると思います。嫌われ不安に結びつけて、共感や質問を展開できるといいですね。

 

例えば、はるかさんの回答のように「社会で通用しない。」「世の中厳しい。」と子供が思っているのであれば、親御様自身にも「できないことはダメなこと。周りに迷惑をかけたり、周りから取り残されたり、周りの人に嫌われる。」という感覚があるのかもしれません。

この価値観が何らかの愛着や共感の欠如を通じて、お子さんにも同様に伝わっているのです。

 

ではなぜ、子供が「社会で通用しない。」と思うのか?どんなふうに社会に通用しないと思うのか?

「世の中厳しい。」って、厳しい人たちがたくさんいて、勉強できない人を見下したり嫌ったりするのか?人としての価値が認められないという感覚があるのか?

これらを詳しく掘り下げてみるのが一番いいと思います。

そして同様に親御様は自分の中にも同じような不安がないか、深く掘り下げてみるといいでしょう。

 

子供が反応するところは本質的に同じ不安を親御様も持っていると思っていただいて結構です。

親御様ご自身も愛着や共感がない家庭に育っている場合がほとんどですので、気づかないぐらい奥深くに嫌われ不安があるかもしれませんよね。

この点に気づいて直して共感することができれば、子供の心に響く共感ができるようになります。ぜひがんばってみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「ゲーム課金」

あなたのお子さんは今、不登校でゲーム依存の状態です。

ある時、気づくと既に今月30万円以上のゲーム課金をしていました。

何に使ったのかをお子さんに聞くと、ゲームの好きなキャラのガチャを引くことと、好きなゲーム配信者に投げ銭を贈ったためだということがわかりました。

どうして投げ銭を贈るのかと聞くと、「こちらからの好意を伝えて応援するため。それ以外に配信者と関係をつくる方法がわからない。」と言いました。

さて、こんなときあなたはどのようにお子さんにホンモノ共感すればいいでしょうか?

 

今日、私がお伝えしたゲーム依存の原因となっている心理学的な理由のことを考えて、あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを4/24(火)19:00までにブログにコメントしてください。

来週4/26(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。