こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。
あなたは不登校の親御様の世代がもっている価値観に気づいていますか?
実は不登校の親御様の世代は、自分の親からホンモノ共感をされて育っていないために、かなり抑圧的で道徳的なきつい価値観をもっていらっしゃる方が多くいます。
その価値観に従って、またホンモノ共感をせずに、自分の子供を育てているために、子供が不登校になりやすくなります。
だからこそ、そのきつい価値観を解除することができれば、不登校問題は自動的に解決していきます。
ある不登校のお母さんのきつい価値観とは!?
あるお母さんの事例をお伝えします。このお母さんは、親の言いつけに従わないのはだめという価値観を持っていました。
これの価値観は分類すると、「禁止令」になります。
なぜ、言いつけに従わないといけないのかというと、そうしないと成果が出ないと思い込んでいるからでした。
なぜ、親の言いつけに従わないと成果が出ないと思い込んでいるのかというと、親の言うことを聞かずに自分でやったら、失敗や間違えが起きるのが不安だからです。
つまり、「親の言いつけに従うべし」という道徳的な禁止令の裏には、ホンモノ共感されずに育ったことによる自信のなさがあったのです。
「親の言うことを聞くのは当たり前だ。」などの考えは、一見、それ以上、背景を深掘りできないように見えます。
しかし、実はそういった考えの裏には、親からホンモノ共感されなかったことによる自信のなさがあります。
自分の考え、やり方に自信がないので、人の考えに依存してしまうのです。
この自信のなさ、つまり不安に従ってしまっている限り、もちろんお子さんへの言葉がけがホンモノ共感になることはありません。
とはいうものの、この方は実際にはかなりホンモノ共感に近づいています。
子供のころ良い子で育ってきた。
親の言いつけをよく守ってきた。
そんな親御様は、我が子が言うことを聞かないと、それを受け入れることができず、かなり苛立ちますよね。もちろん共感ができなくなるはずです。
うまく共感できない方は、こういったことで、悩んでしまって、共感できない方も多いのではないでしょうか?
純粋にホンモノ共感をするためには、あなたがホンモノ共感を学ぶと共に、自分にかけられた禁止令を解き、本当の自信を取り戻す必要があります。
本当の自信とは自己肯定感のことです。
不登校の解決は、ホンモノ共感と自己肯定感という2つの要素が鍵を握っています。
自己肯定感が上がって、ホンモノ共感ができると、子供が親の言うことを聞かないなどのマイナスの状態に対して、共感することができるようになります。
これができれば、必ず子供の不登校は解決します。
これが不登校解決率100%の秘密です。
今、定期的にマイナス共感を中心としたホンモノ共感の練習会を、講座を受講してくれている方を対象に開催しています。
最初はうまくなくても、熱心に参加し、ホンモノ共感を身につけようとしている人たちは、お子さんの不登校はかなり改善傾向にあります。
もし、あなたも自分の自己肯定感を上げて、ホンモノ共感を身につけ、我が子の不登校を解決したいと願われるのであれば、近くご案内を考えているある特別な企画がありますので、そちらをお持ちください。
ホンモノ共感クイズ「しょうがない」
前回のクイズに7名の方からご回答いただきました。ありがとうございます。
基本的にどの方も正解です。
ゆきさん、マツさんの答えの最後に「でも」がついて、さらに親の言いたいことがついているので、その部分だけない方がいいですね。
みなさん、「しょうがない」について、非常に深く考えておられ、とても素晴らしいです。
私の中のイメージでは、「生きていたって、自分はなんの価値提供もできない。無力な存在」という感覚の言葉です。
みなさんのご回答もそのニュアンスは含まれているので、とても良いと思います。
不登校のお子さんは、基本的に「自分は存在価値がない」という誤った認識を隠し持っています。
そこと社会をどう認識するかが、悪い意味で噛み合ってしまうと、こういった希望も何もない言葉となって現れやすくなります。
ただ本質は社会の方ではなく、お子さんの無価値感の方です。
そこを正しく見据えて、共感するならば、どういった共感もかなりお子さんの心に響くでしょう。
唯一の正解がないところなので、みなさん実践経験をどんどん積んでください。
お子さんにホンモノ共感の言葉を発してみて、お子さんの反応や変化を見て、手応えを感じることのみが上達のコツです。
パパさんのようにいろんなパターンを考えてみるのは、とてもいいですね。このやり方、みなさん真似してみられたらどうでしょうか。
ホンモノ共感「終業式・卒業式」
もうすぐ終業式あるいは卒業式のシーズンですね。
不登校の親御様であれば、学校側から、お子さんに出席の打診が来ていることが多いと思います。
それとなくその話をしてみると、お子さんは「俺、でない。」と言いました。
この言葉に対して、あなたはどうホンモノ共感すればいいでしょうか?
あなたが考えるホンモノ共感の言葉を考えて、3/15(月)10:00までにブログにご回答ください。
来週3/17(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉をお伝えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。