不登校の根本原因の1つ、嫌われ不安について、聞いたことがありますか?

・嫌われることが怖い。
・怒られることが怖い。
・人を不快にさせないようにふるまってしまう。
・波風を立てられない。
・人を拒否・拒絶できない。
・「NO」「嫌だ」「やめてくれ」とはっきり言えない。
・人に拒否・拒絶されることが怖い。
・他人同士の衝突を見るのも聞くのも嫌。
・大きな物音を嫌がる。
・大きな声を嫌がる。
・うまくいかないことがあると切れたり、落ち込みやすい。
・初めてのものごとや環境になかなか一歩が踏み出せない。
・対人不安の兆候がある。
・人の目を気にする。

実は嫌われ不安があると、こういったさまざまな表面的な問題を表します。

そして、こんなふうに考えてしまうために学校や集団といったものになじむのが難しくなります。

「自分の欠点や足りない部分が人を不快にさせてしまい、嫌わせるのではないか?」

 

この嫌われ不安が不登校の根本原因となり、学校や勉強やさまざまなものごとに取り組むことを避けさせる原因にもなります。

そして不登校のお子さんの約7割が、不登校になるはるか前、幼少期から嫌われ不安の兆候を明確に示しています。

多くのご家庭の場合、嫌われ不安の兆候をお子さんの性格や気質とらえて、そのまま放置しがちです。

このため状況が悪化して、お子さんは不登校になってしまっているのです。

だからこそ、不登校を解決するには、「嫌われるのが怖い」という嫌われ不安を解消することが絶対必要なことになっています。

 

しかし、ここで大きな問題があります。

不登校の子はいじめを経験した子もいますが、多くの場合はいじめの経験がなくても、この嫌われ不安がとても強い状態です。

このため学校で大きな声の先生や上から目線に感じられるような人などを嫌がりやすくなっています。

 

なぜ、不登校の子は嫌われ不安が強いのか?

何かトラウマが生まれるような経験もないのに、ここまで嫌われることを避けるのか?

実は、嫌われ不安の根本原因は、ご家庭での家族の愛着関係とホンモノ共感の欠如にあったのです。

この愛着関係とホンモノ共感の欠如とはどういうことなのか?

 

実は大きくわけて3つのことが原因となっています。

まず1つ目の原因は、親御様の不快な顔や声、雰囲気が多いことです。

親御様が何かにイライラしていたり、ため息をついたり、怒ったり、愚痴や嫌味が多かったりして、親御様が何かを嫌がっている表情や声、雰囲気がご家庭の中に多くある状態です。

お子さんの幼少期からご家庭の中がこの状態だと、お子さんは「自分の何かが親をイライラさせている」「自分が悪い」という感覚を感じてしまうのです。

この結果、お子さんは常に人をイライラさせないように、人に不快な反応を引き起こさせないように、常に神経を張り巡らさせるようになります。

これが嫌われ不安の1つの大きな原因になります。

 

2つ目の原因は、親御様のホンモノ共感の欠如です。

親御様がお子さんの情緒に興味をもたず、寄り添わないことで、お子さんは「自分の情緒が親にとって不快なものだから共感されない」というふうに無意識に思い込んでしまいます。

情緒とは人にとって、存在を表す本質的に重要な要素です。

情緒を嫌がられる、避けられるということは自分の存在を避けられているということにもなりかねません。

つまり、嫌われるということになり、嫌われる不安をもってしまうのです。

 

3つ目の原因は、親御様のマイナス言葉です。

マイナス言葉は共感欠如とほぼ同じ意味になります。「○○しないと△△になるよ。」などの否定系を多く含む言葉がマイナス言葉です。

マイナス言葉は親御様がもっている潜在的な不安を強く反映しているため、「親を不安にさせる=不快にさせる」というふうにつながり、これが嫌われ不安を生みやすい原因になります。

 

大きくわけて、この3つが嫌われ不安の根本的な原因になります。

私たちが人間である以上、情緒がゆれ、どこかでイライラしたり、不安になったりというのは仕方のないことじゃないかと思われるかもしれません。

その気持ちはとてもよくわかります。

私が長期で開催している魔法ことばベーシック講座に参加されて、この3つの原因をきちんと絶つことに成功したケースはお子さんがどんどんと生まれ変わっています。

自発的な再登校はもちろん、親子の会話が増えたり、子供が自分のやることに対して自信をもったり、前向きな選択や決断をできるようになったり、人の目を気にしなくなったりしています。

 

あなたのお子さんは嫌われ不安があるでしょうか?

重要なことは、親御様自身も嫌われ不安をもっていることが多いということなんです。

なぜならば、不登校の子の親御様のほとんどが、親から共感されずに育っているからです。

親御様自身が嫌われ不安をもっていると、子供の情緒や言動に対して、特にマイナスの情緒や言動に対して、「そんなこと言っていたら、周りから嫌われるんじゃないか。」という親御様の嫌われ不安のスイッチが入ってしまい、ホンモノ共感ができなくなります。

またお子さんのことだけでなく、仕事や何かものごとがうまくいかないときにも嫌われ不安のスイッチが入りやすくなります。

そのスイッチが入ってしまった雰囲気を子供が感じとって、子供にも嫌われ不安が生まれるという負の連鎖のメカニズムが実はあるんです。

つまりこの不登校の根本原因になっている嫌われ不安は、子供がうまれもった性格や気質とは全く異なるものです。

 

実際に魔法ことばベーシック講座に参加されたお母さんからこんな話を伺いました。

「娘とは会話をしますが、いつもあたりさわりのない会話ばかりで情緒的な会話はほとんどしたことがありません。娘自身も私に対して、なにかマイナスなことや深く突っ込んでくるようなことは言いません。

娘が私に対して、遠慮しているのがよくわかります。

私も共感されたり、情緒に触れてもらったことが一度もないので、人の心や娘の心に触れるのが怖いんだと気づきました。娘と深い話をするのが怖いんですね。

無意識のうちに私自身にも嫌われ不安があったのだということに初めて気づきました。」

このお母さんは、私の講座を受講して、嫌われ不安のスイッチを切り、根本的になくすように懸命に努力をされました。すると娘さんは徐々に自発的に再登校を始めました。

これによく似た話は、講座の受講生から多数お聞きします。

 

このお母さんはどのように嫌われ不安を変えていったのか?

このお母さんの嫌われ不安の根本原因は、お母さん自身が親からホンモノ共感されたことがなく、情緒に触れてもらったことがないというところにあります。

つまり、自分の情緒を大事にしてもらったり、感情を的確に察してもらったことをされずに、機能的なところばかりが重視されていたという生育環境が原因になっています。

この嫌われ不安の原因を明らかにして、「解除」という技術を使って、「嫌われるのは自分の問題ではない。自分に非があるのでもない。人が嫌っているというのは思い込みである。」というふうに自分の誤った思い込みを変えていくのです。

 

「解除」の詳しいテクニックは、個々のご家庭の状況や生育環境によって変わってきますので、魔法ことばベーシック講座で、参加者1人1人の状況に合わせて、個別で指導しています。

「解除」について詳しくお知りになりたい方は、10月に開催する魔法の言葉がけセミナーにご参加ください。

今回の魔法の言葉がけセミナーでは、「解除」だけでなく、嫌われ不安を治すために必要な具体的なホンモノ共感の技術やどのようにお子さんの情緒に触れていくかなど、不登校の解決するための最重要ポイントをお伝えします。

最重要ポイントをしっかり理解して、腹に落とし込むことができるまで、何度も練習を続ければ、必ず親御様の嫌われ不安のスイッチが切れ、お子さんの嫌われ不安も改善します。

実際、ホンモノ共感を身につけて、最短2週間でお子さんの再登校を実現した実例もあります。

 

私はどんな子も自分に自信をもち、人と堂々とコミュニケーションがとれて、変な思い込みにとらわれることはなく、明るく元気に生きていってほしいと願っています。

そのために今回、特別なプロジェクトとして、10月の魔法の言葉がけセミナーで、不登校を解決するための最重要ポイントを皆さんにしっかりとお伝えしていきます。

もしあなたがご自身や我が子に嫌われ不安があるとお感じになったのであれば、ぜひ魔法の言葉がけセミナーにご参加ください。

今回の魔法の言葉がけセミナーは、全国どこでも、自宅にいながら受講することが可能なオンライン会議室 ZOOM(ズーム)によって開催します。

すでに残席わずかで、最終日の10/9(日)のみ募集していますので、今すぐ以下のURLからセミナーにお申し込みください。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com

<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催

・10/1(土) 13:00-17:30  満員御礼
・10/2(日) 13:00-17:30  満員御礼
・10/8(土) 13:00-17:30  員御礼
・10/9(日) 13:00-17:30  残席6

 

魔法ことばベーシック講座の受講生の感想

実際、私の魔法ことばベーシック講座を受講した方からこんな嬉しい感想をいただきました。

男子高校生Mさん

「夏休みに通信制に転向した子供が最初は行けませんでしたが、次の登校日から自分1人で登校して帰ってきました。ものすごく疲れてしんどそうではありましたが、『行きたくない。もう行かない。』とは言いませんでした。また次の日も行くようです。

新井先生からいただいたこの言葉がとても心に残っています。

『この調子は非常に良い状態です。最初から調子が良く、学校に行き続けるより、最初は低空飛行でいいので、休み休みでもいいので、時々いければ御の字みたいに思っていてください。こちらの方が長い目で見て登校は安定していきます。

お子さんが疲れて帰ってきたら、『疲れたね。家帰ってきたらゆっくり休んでね。』という温かく受け入れる言葉がけをしてあげてください。行けない日は必ずあるし、行けなくても大丈夫です。』

親の私がまだまだぶれることが多いので、成長して安定になっていかなければなりません。

学校に行けといっても全く、行かなかったことを考えると、ホンモノ共感の方が明らかに子供が動くということが実感できて嬉しく思います。」

女子中学生Tさん

「参加して先ず自分が変わろう!と思いました。発言に消極的な性格でしたが、せっかく参加するんだから、今までの自分から脱皮して自分の意見を発言しないと意味ないと思った。

間違ってもいいから思った事を言う勇気が出て、子供が不登校になった背景が理解出来ました。自分が変わればいいとわかり、以前より自分に向き合えています。」

男子中学生Aさん

「大変、不自由な生活を息子が送っており、学校に行くのもまったくままならない状態でした。講座参加後、『学校だけでもなんとか行く。』と言って、毎日通えるようになりました。」

男子小学生Kさん

「自分がこれまで行ってきた子育てが間違いだらけだったということに気づいた。私がやっていたことは、機能的な接し方と恫喝。特に「私を」満足させるために、子供を操ろうとしていただけだときづいた。

私の器が少し広がったからか現時点では家庭の中は明るく楽しくいてくれている。子供はゲームに集中している毎日ではあるが、気持ちは安定しているように見える。外に行くことも億劫がらず、外食も楽しみにしているようだ。

私が間違っていたと知ることができることが、一番良かったことです。」

女子中学生Tさん

「講座に参加する前まで、娘は引きこもり、何かあると荒れ狂っていました。

それが今では、娘は外出できるようになり、塾にも通えるようになってきました。近々、担任の先生にも会う予定です。

これはちょっとしたきっかけはあったのですが、ホンモノ共感の感覚をプロジェクトで新井先生に実演してもらったり、新井先生から出された課題をきちんとこなして、自分を変えなければ、絶対にここまでこぎつけられなかったはずです。

まだまだ問題はありますが、子供の情緒を大切にして、ホンモノ共感が腹に落ちるまで、がんばっていきたいと思います。」

女子中学生Iさん

「娘が長い間、荒れ狂い、私にかなり暴力を振るったり、暴言を吐いたりしていました。それも講座に通いつづけて、アドバイスいただけたことを実践して、2ヶ月ほど経つと、かなり治まってきました。

まだ荒れることはありますが、それまでとは違い、話が通じるという感じがします。娘は勉強のことではかなり苦しんでいるので、親として、講座で学んだことでサポートし続けます。」

 

子供の何かを変えたり、行動を制限することも、全くなく、親御様が言葉がけを変えることで、子供の自発的な再登校を実現する方法、ホンモノ共感について、実例とともにセミナーで詳しくお伝えします。

セミナーの後半では、あなたと同じ悩みを持つ仲間とともに、しっかりとしたサポートを受けたいという方のために、6ヶ月かけて長期で開催する魔法ことばベーシック講座の説明会も合わせて行います。

今回の魔法の言葉がけセミナーは、全国どこでも、自宅にいながら受講することが可能なオンライン会議室 ZOOM(ズーム)によって開催します。

すでに残席わずかで、最終日の10/9(日)のみ募集していますので、今すぐ以下のURLからセミナーにお申し込みください。
↓↓↓
https://jisinkodomo.com

<開催日程>
自宅から受講できるウェブ会議 ズーム(ZOOM)で開催

・10/1(土) 13:00-17:30  満員御礼
・10/2(日) 13:00-17:30  満員御礼
・10/8(土) 13:00-17:30  員御礼
・10/9(日) 13:00-17:30  残席6

 

ホンモノ共感クイズ「進路の悩み」

前回のホンモノ共感クイズには2名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

むくさんとみゆさんのご回答はとてもいいと思います。「迷っちゃうよね。」という共感となり、必ずお子さんの言葉に響きます。

その上でみゆさんのご回答で「どんなふうにブラックなの?」など子供がどんな情報を得て、どんな風に感じたのか?その子供の情緒の動きを聞く質問はとてもいいですね。

ブラックな職場が嫌なのはだれしもそうなのだと思いますが、いったい、どこからどういう情報を得て、そのように判断したのか?お子さんはなぜそれに耐えられそうにないのか?

こういったところはぜひ聞いてみたいですね。お子さんの自信のなさに触れてあげるいい機会かと思います。

もう1点、声優という道についても、「なぜ迷ってしまうのか?」という点も聞いてみたいですね。

こういった点に優しく深く、親御様が触れていくことがお子さんの嫌われ不安をかえていくことになります。

 

ホンモノ共感クイズ「嫌われ不安」

あなたのお子さんは中学生で学校に行きたがりません。理由を聞いてみると、こんなことを言い出しました。

「クラスの大半が根明で陽キャな人間。自分はそんなに明るくないし、どちらかというと陰キャな方。友達がいないわけではないけど、あんまり話が合わない。

自分の陰キャな話をしてしまうとなんか変な顔をされそう。嫌がられるかもしれない。」

 

お子さんははっきりとはわかりませんが、どうも嫌われ不安がありそうです。この場合、どのように共感していけばいいでしょうか?

もしあなたのお子さんが、このような嫌われ不安をもっていたら、今日のメルマガの内容の3つの原因は何が当てはまりそうでしょうか?

実際にあなたのお子さんを例に当てはめて考えて、9/19(月)15:00までに、ブログにご回答ください。

私が考えるホンモノ共感の言葉がけを9/21(水)のブログでお伝えしますので、ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。