先日、魔法ことばベーシック講座の中級コースのミドルコースが始まり、参加者さんからこんな嬉しい報告を早速いただきました。

「息子が先週の金曜日に数ヶ月ぶりに登校しました。前日あたりから「明日は行けるかも。」と言い始め、実際そのとおりになりました。

親の私はといえば、ライトコースに参加してから、徹底的に自分を変えました。

・先読みをしない。

・プラス変換もポジティブ変換もしない。

・求められていない提案やアドバイスを一切しない。

・ただただ共感に徹する。

・学校に行ってほしいという思いを手放す。

ライトコースで教わったことを忠実に実践していたら、子供に変化が生まれました。学校に行った後、子供は変わったことを言いました。

「お母さん、行ける日って、なんだかそういう気がするんだね。行けそうな気がするんだね。予感がするんだよ。」

この言葉にとても驚きました。これからどうなるか、わかりませんし、昨日や今日学校に行けたからといって、これからずっと行けるとは限らないとわかっています。

ですが、どうなろうと共感で見守ろうと思っています。」

別のお母さんからもこんな報告をいただきました。

「息子が高校を受験し、合格しました。第一志望ではない私立だったため、これから第一志望の受験が残っていますが、親としては、ほっと一安心です。

これからどうなるかわかりませんが、これからも愛着と共感でしっかりと接していきたいと思います。」

どちらも私にとって、とても嬉しい報告でした。

 

なぜ、この2人の親御様は子供の不登校を解決することができたのか?

実は不登校を解決した最も重要なポイントは、親御様がホンモノ共感を徹底して実践したからです。

親御様がホンモノ共感を実践することで、やってはいけないことを一切やらなかったからです。

 

なぜなら、ほとんどの不登校の親御様は今まで子供の気持ち、考えに対して否定的な発言をしてきています。

それが実は子供の自己肯定感を失わせ、自分軸をぐらつかせ、他人軸を育む結果となってしまっているのです。

つまり、子供が自信を失い、人の目を気にし、自分を隠すという不登校の流れをつくってしまっているのです。

 

これをすべてひっくり返すことができるのが、親御様のホンモノ共感です。

親御様が子供の感情、考え、気持ちにホンモノ共感をして、やってはいけないことを一切やらないことです。

これは言うは易し、行うは難しの典型です。

この文章を読んでいるだけで、子供にホンモノ共感できる人は、ほとんどいないと思います。

なぜなら、親御様が当たり前にもってしまっている価値観が無意識に邪魔をして、ホンモノ共感できなくさせてしまうからです。

 

私はもっと多くの親御様にホンモノ共感を身につけてもらって、子供の不登校を解決したいと心の底から思っています。

だからこそ、私や認定トレーナーたちのホンモノ共感の仕方、対応の仕方を真似するだけで、ホンモノ共感が自然と身につき、お子さんの自己肯定感を高め、不登校を自然に解決する特別プロジェクトを行うことにしました。

これは私たちのホンモノ共感を真似しながら、ホンモノ共感の練習を何度も何度も繰り返すことで、ホンモノ共感を身につけていただき、不登校を100%解決する特別プロジェクトです。

 

この特別プロジェクトを体験いただける場として、4月にホンモノ共感を実際に体験できる魔法の言葉がけセミナーを行うことにしました。

この魔法の言葉がけセミナーでは、最短2週間で不登校を解決したホンモノ共感の実例や親御様が間違えやすいプラス転換のポイント、親が自覚できない、捨てなければいけない価値観などをワークで体験いただけます。

このワークに真剣に取り組んでいただくだけで、不登校が解決した実例もあります。

特に最短2週間で不登校を解決したホンモノ共感の実例は必見で、この魔法の言葉がけセミナーだけでお教えしています。

日程と詳細については、来週お伝えしますので、楽しみにお待ちください。

 

ホンモノ共感クイズ「外に出るのが嫌」

前回のホンモノ共感クイズには3名から回答をいただきました。ありがとうございます。どなたのご回答もいいですね。

「何が嫌なのか?」を推測して、「こうなのかな?ああなのかな?」と私なら遠慮なく子供に聞いてみます。

その点でたかはしさん、はるかさんのご回答はとても好ましいです。

風車さんは、あと一歩踏み込んだ質問ができるといいですね。

 

ちなみに高橋さんとはるかさんが想定した子供の答えが究極的には、今日お話した自己肯定感を失い、人の目を気にし、自分を隠し、不登校になる原因になっています。

この答えにたどり着くような質問ができれば、ベストです。

私なら、「A君やB君はどういった点が安心できるのか?」を聞いたり、「他の子にはなぜ心が開けないのか?どう安心できないのか?」という点を重点的に聞きます。

そして返ってきた子供の答えに対して、深く共感していきます。

こういったシチュエーションは、不登校のご家庭では多くあると思いますので、みなさんも私の例やたかはしさん、はるかさんの回答例を参考に質問力と共感力を磨いてみてください。

 

ホンモノ共感クイズ「怒りへの共感」

あなたのお子さんは不登校気味です。しゃべることはしゃべりますが、声が小さく、聞き取れないことがよくあります。

あるとき、あなたがお子さんに何かを質問すると無視されました。

途端にあなたの怒りのスイッチが入り、「ちゃんと普通に聞いているのになんで無視するの!」と問い詰めました。

 

これに対して、お子さんは「ちゃんと返事した。普通の声で。お母さんが聞いていないだけ。」と言いました。

あなたは「無視したじゃない。聞こえなかった。」と怒りがおさまりません。

無視されたり、自分が期待した反応が返ってこなかったり、想定外の反応が返ってくることに対して、あなたは怒りのスイッチが入りやすいと薄々気づいていました。

こんなとき、あなたならどんなふうに自分自身にホンモノ共感の言葉をかけてあげれば、怒りがおさまるでしょうか?

 

あなたが考えるホンモノ共感の言葉がけを2/19(月)16:00までにブログにコメントしてください。

来週2/21(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。