最近、魔法ことばベーシック講座に参加している親御様から、こんな嬉しい報告をいただきました。

共感を頑張っていたお母さん

「引きこもりの子供が神社に初詣に行けました!」

ニートの子をもつお母さん

「子供が久しぶりに外出して、ファミレスで外食をしてきました。
今年は初詣にも行けて、長い階段を登って神社に行きましたが、疲れたとか、嫌だというそぶりは全くみられませんでした。」

不登校の子のお母さん

「最近、子供が『学校行こうかな。』と頻繁に口にするようになりました。
実際はまだ学校に行けていませんが、この言葉を口にする感覚が短くなったので、とても期待がもてます。」

不登校の子の別のお母さん

「子供が去年の8月ごろから『学校へ行く。』と言い始めました。
実際にはなかなか学校に行きませんでしたが、2学期の終業式にようやく登校しました。そして年明けの3学期から毎日学校に通っています。」

これらはいずれも共感を頑張ってこられたお母さんたちの実話です。「とてもよかった!」と私も心から賛辞を送りたいと思います。

この話を聞いて、あなたはどのように思いましたか?

 

今日も、不登校解決にお役に立つ話をしたいと思います。

それは不登校を解決するために重要なポイントとなる、お子さんの他人軸の考え方、価値観というものです。

不登校や引きこもりのお子さんの奥底深くにある価値観を探っていくと、よく他人軸の考え方にぶつかります。

自分がどう思うかではなく、人からどう見られるかによって、物事を判断してしまっているのです。

  • 人が良いと思うか、悪いと思うか?
  • 人が認めるか、見下すか?

こういった判断基準で動くか、動かないかを決定しています。

お気づきの方も多いと思いますが、この他人軸の考え方ではうまくいくことがなく、とても苦しくなります。

 

この他人軸の考え方は一体、どこから生まれたのか?

この他人軸の考え方の原因を探ると、人から「できないあなたでもいいんだよ。」と言われたことがなかったり、まわりができないことを見下したり、貶したりする人ばかりだったことが多いです。

実際、不登校のお子さんの親御様がそうだったとはかぎりませんが、親御様の価値観がお子さんに支配的な影響を与えていたことが多くあります。

つまり、親御様ご自身の価値観でそれがいいか、悪いかを判断し、子供に伝えることを繰り返してきたために、子供の中に自分軸がうまく育たなかったのです。

これによって子供は他人軸、人や世間がいいと思うか、どう判断するかによって、行動を決めるようになってしまっているのです。

 

ではこの問題はどうすれば、解決できるのか?

実はこの問題を解決する方法は、たった1つです。

親御様がお子さんに「これがいい。あれが悪い。」と判断して、お子さんに伝えることを一切やめて、お子さんの考えをすべて正解というふうに受け止めて、共感してあげることです。

こういったところを重視して、親御様がお子さんに共感して接していくと、お子さんが必ず自発的に行動するようになってきます。

実際、私の魔法ことばベーシック講座の受講生で、お子さんに嬉しい変化があらわれた親御様はこのポイントを重視していました。

 

これは不登校の解決のために重要なポイントですので、もう一度、お伝えします。

親心、親切心で「こうした方がいいよ。」「ああした方がいいよ。」「こうすればいいのに。」「ああすればいいのに。」とお子さんに言ってしまうことを一切止めることです。

ここをやめられるかどうか、これを言いたくなる気持ちをなくすことができるかどうかが、不登校の解決の鍵を握っています。

 

親御様はお子さんがいい判断ができるようにと思って、判断基準を教え続けてしまうと、お子さんはいつのまにか、親の思いとは裏腹に自分軸を失い、他人軸でしか行動できなくなってしまいます。

こんなこと誰も望んでいないですよね。

だからこそ、親御様は良かれとおもって、子供の苦しむのを防ごうと思って、子供が悪い思いをするのを防ごうと思って、「こうしたらいい。」「ああしたらいい。」と言ってしまうことを一切やめてください。

そしてお子さんの考えていることがすべてそのままで正解、それでよしとする愛着的な基準、共感的な軸をもってください。

親御様の愛着的な共感、共感的な軸があるからこそ、お子さんにホンモノ共感できるようになり、お子さんの自己肯定感を高め、不登校を解決することができるからです。

 

この愛着的な基準、共感的な軸について、あなたはどう感じたでしょうか?

これは不登校解決のためにとても重要なポイントですので、インスタ開設1周年を記念して、明日1/26(木)21:00からの無料インスタライブで詳しい内容を大公開します。

このインスタライブは、私の講座に参加して不登校を解決して、その後、私が運営する協会の認定講師となった川嶋さん、崎岡さんの2名を特別ゲストに招いて、開催します。

このため川嶋さん、崎岡さんのご家庭の不登校解決の体験談もじっくり聞くことができます。

インスタライブの参加は無料で、全国どこからでもオンラインで参加することができます。ぜひ1/26(木)21:00から時間をあけておいて、インスタライブにご参加ください。

なお、無料ライブに参加をご希望の方は、私のインスタのアカウントを事前にフォローしていただくと便利ですので、以下のアカウントをフォローしておいてくださいね。多くの方のご参加をお待ちしています。
↓↓↓
https://www.instagram.com/araiterukazu

 

ホンモノ共感クイズ「社会は怖い」

前回のホンモノ共感クイズには3名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

3名の方はいずれもなるほどと思える良いご回答でした。みなさんご自身の人生経験や考え方、価値観がよく表れていますね。

「助けてほしいとお願いすると、助けてもらえる。」
「相談してもいい。」
「凹んだ時に優しい言葉をかけてもらえた。」

これらはいずれも、とてもよい言葉だと思います。

 

みなさんご自身が、人生において、いい言葉をかけてもらったり、助けてもらえたという経験や「職場にこんないい人がいる。」「周りでこんなふうに救われた人もいる。」という助け合って、手を差し伸べあって、共に前に進んできたという経験はどこかで一度はあるのではないでしょうか。

その時に得た、嬉しさや感動、今も残る暖かい気持ち、そこから得られた価値観などをお子さんに伝えてみてください。

もちろん「怖い。」「厳しい。」ということに対して、お子さんに十分に共感した後に伝えてあげてください。

 

人と人は助け合って、頼り合って生きていきます。そうしないと社会そのものが成り立たないからです。

社会はそんなに恐ろしいところではない。いい人はいっぱいいる。こういったことを身をもって経験してきた親御様だからこそ、言えることはいっぱいあるでしょう。それをぜひお子さんに伝えてあげてください。

 

ホンモノ共感クイズ「ADHD」

あなたのお子さんはADHDの傾向があります。

衝動性が強く、何か興味を引くことがあると、周りのことが一切見えずに、すぐに飛び出して行ってしまいます。

ある時、あなたのお子さんは、ちょっと興味を惹かれたものに突き動かされ、道を飛び出し、あやうく車に轢かれそうになりました。

こんなとき、あなたならどんな言葉をかけますか?

 

ホンモノ共感とADHDの特性を理解して、子供にかけるホンモノ共感の言葉を考えてみて、1/30(月)17:00までにブログにコメントしてください。

来週2/1(水)に私が考えるホンモノ共感の言葉がけをお伝えしますので、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。