癒しの効果があるペットについて

引きこもりは、中学生や高校生などが学校に行くことができない不登校の問題として取り上げられることが多いものですが、学校を卒業して社会人を経験された方のなかにも引きこもりが原因で仕事ができない方もいます。
原因はさまざまなことが考えられますが人間関係がうまくいかなかったり自分の思った通りに仕事ができない、リストラにあったことで仕事をすること自体が嫌になったなど原因は人それぞれによってあるようです。
学校や職場に自分の居場所がないと考えられている方もいるもので、集団のなかにいることだけで精神的に苦痛な状態が続いたりすることで学校や職場に行きたくないとしてしまうものです。

このような時に自分を受け入れてくれる何かが必要になるものですが、ペットに犬や猫などの動物を飼うことで気持ちの変化がある人もいるもので、ペットには癒しの効果があるため沈んでしまった気持ちや傷ついた心を癒してもらえることで立ち直ることができる人がいるということです。
学校や職場にいる自分にとっての赤の他人には受け入れられなかったものの、新しくペットを飼うことで自分になついてきたり、スキンシップをしたりすることで気持ちが癒されることが癒しの効果になります。
基本的に自分以外の人は、物の考え方や行動のパターンが違うことで意見が一致しなかったり、自分の思う通りにいうことを聞いてくれる人ばかりではないことや自分の意見に共感する人というのは、そう多くはないでしょう。
ペットの場合には、可愛がったりすることで自分になついてくれたり共感をすることで自分を認めてくれる存在がいるんだという気持ちにさせてくれることがあります。

一緒にペットと散歩することの効果について

引きこもりの人は、自宅の自分の部屋から一歩も出てくることができない場合や自分の自宅ななかならば移動ができる場合、近くのコンビニやスーパーマーケットであれば出かけて買いものをすることができるなどのいくつかのパターンがあります。
自宅の自分の部屋から一歩も出てくることができないことで、ほかの家族と一緒に住んでいる場合には一緒に食事をともにすることもなく、ひとりだけでお腹が空いたらほかの家族が作ってくれたものを食べるなどの生活を毎日送っている人もいますが、いずれにしても外出することができないほど嫌なことを経験した人も多いのかも知れませんが、一歩外に踏み込むことでもいまの生活を変えることもできるのではないでしょうか。

犬のペットを飼うことでも外出しなければならないこともあるものですが、それは朝や昼、夕方とそれぞれの決まった時間に犬の散歩に出かけることです。
犬の場合は、トイレなどに行きたい場合には人間とは同じようにできないことで散歩をすることで人間のトイレと同じことができ、飼い主が散歩に一緒に行くことをしなければ永遠に用を足すことができないでしょう。
犬を飼うことで自分も自然と外出ができることで、まったく外に出ることができなかったような人にとっては外出しなければならないことで外に出るためのチャンスができるということです。
最初はなかなか自宅から出ることができない場合には、家族の人と同伴をしてもらうことでも良いもので最終的には自分の飼ったペットなのだから自分ひとりで散歩をしなければならないことを知ることもできるようになり、部屋から出られなかった生活が改善できるはずです。

生きる気力をくれるペットについて

長期間にわたって自宅に引きこもっている引きこもりの人は、無気力で自分が何のために生きているのかわからないと思い込んでいることや自分は世の中ら必要とされていないのではないだろうかと感じている場合も多いことでしょう。
同じ人間どうしであれば、意見が食い違うことでけんかになったり仲たがいをしたりしてしまうことがありますが、犬や猫などのペットは人間どうしの関係とはまた違った関係が生まれることが多いようです。

例えば、自分の飼ったペットが子犬や子猫のころからずっと一緒にいたような場合には、それはもう自分の家族と同然でなんでも自分のことを受けいれてくれると感じるシーンというものがいくつも経験するはずです。
犬や猫などのペットは、人間のように泣いたり笑ったりすることとはまた違った愛情表現をするもので、自分がペットに対して愛情をそそぐことで、そのことに対して何かしらのかたちで応えるものです。
例えば、飼い主が外出しているような場合には、飼い主の帰りを待っているかのように時間になったら玄関で飼い主が帰ってくるまでずっと待ち続けるようなペットも多くいるはずでしょう。
これは、自分が普段から愛情をそそいだり可愛がったりすることでペットも自分にとって大切な存在だと気付くもので、人間と同じような表情はしないものの飼い主の愛情を感じ取っていることは間違いないことです。
引きこもりの人にとって、自分の愛情を受け入れてくれることはいままでの気持ちに変化をもたらすこともあるもので、こんなにも自分を受け入れるペットがいるんだなあと感じることで生きるための気力をくれる不思議なパワーがあります。

嫌なことを忘れさせてくれるぺットの効果

だれにでも嫌だと感じることはあるものですが、引きこもりの人のなかには自分にとって深く傷ついたショックな出来事からなかなか立ち直ることができない人もいるはずです。
自分の思い通りにならないことはだれにでも多いもので、すべての願望をかなえることができるのならば悩んだり苦しむ人はいないはずですが、自分ひとりで立ち直ることができないほどのショックを経験してから自宅から出ることができないような引きこもりの人もいるでしょう。
ショックから立ち直ることができない人は、ほかのことに熱中をすることができない人や自分のことを受け入れてくれる人がほかにはいないと感じている場合があるものですが、犬や猫などのペットを飼い主として飼うと決められた時間にえさをあげたり散歩に連れていってあげなければならないことで、自分にとって毎日しなければならないことができることでペットの世話をすることで自分のいましなければならないことがわかるようになります。

自分でやらなければならないことが増えることや毎日ペットと顔を合わせて触れ合ったりすることで、自然と嫌だったことを少しずつでも忘れてさせてくれる効果も当然、期待できるはずです。
嫌なことを一緒になって泣いてあげられるような人がいない場合には、ショックな出来事をいつまでも忘れられずに引きずってしまうこともあるようです。
しかし、毎日ペットと一緒に生活をしていくなかでスキンシップや散歩などで多くの触れ合う機会があり、ペットとの生活に夢中になることで自分はどのようなことに悩んでいたのだろうかと思うこともあります。
結果、過去の嫌だと感じていることを軽減させてくれることは必ずあるはずです。

◇  ◇  ◇

自宅からなかなか出てくることができない引きこもりの人には、いくつもの原因が考えられるものですが外に出るためには何かしらの気持ちの変化がきっかけでいまの生活から抜け出せることもあります。
そのひとつの方法には、犬や猫などのペットを飼うことで一緒に暮らすことができるようになることです。
最近では、ペットブームという言葉も流行っている時代ですが癒されることを目的として犬や猫などの動物をペットに飼うことです。
ペットは愛情を注いであげることで自分になついたり受け入れてくれる存在になることで、人間どうしとはまた違った愛情を感じ取ることができることで生きるための気力がわいてきたり、飼い主として一緒に散歩をすることで自然と外出をすることで引きこもりを解消してくれる効果が期待できます。

最後になりますが、当サイトを運営している私「新井てるかず」は、これまで不登校の生徒を1200人以上カウンセリングし、88%を解決に導いてきました。
私のカウンセリングを受けてくださることで、お子さんの不登校や引きこもりの真の原因を発見することが可能です。
ちなみに、不登校カウンセリングは以下のリンクより、無料で受けられますので、ぜひのぞいてみてください。
>>不登校カウンセリング無料電話相談