不登校を100%解決するホンモノ共感のテクニックとは?!
前回のメルマガにて、こんなご案内をしました。
・不登校が改善せず、自分がホンモノ共感ができているかがわからない。
・自分にどんな間違った考え方、価値観があるのかもわからない。
・子供の気持ちの満たし方が全くわからない。
こんなお母さんのために、正しいホンモノ共感によって、迅速に再登校を引き起こす方法をお伝えする企画の準備を進めています。
この企画に先立ち、今日も本当に本当に重要で、他では全く手に入れることができない貴重なお話をしますので、楽しみにしてください。
私がお伝えする考え方を理解し、実際に言葉で話せるようになれば、最短で2週間でお子さんの再登校が可能になります。
その方法について、今日は具体的な例をもってお話しします。
あなたのお子さんが女の子で、目、鼻、あごをどうしても整形したいと言ったら、どのように共感しますか?
お子さんから整形したいと言われた途端に、これをお読みの方は全く聞く耳を持てず、なんとか気持ちを変えてやろうと躍起になるかもしれませんね。
では、あなたのお子さんが、ゲームの対戦相手に口汚く、ののしっていたら、どうしますか?
これもやはり躍起になって、お子さんを止めますよね。
では、あなたのお姑さんが、コロナの状況にもかかわらず、スポーツジムへ通っていたら、どう共感しますか?
これも躍起になって、お姑さんを止めようとしますよね。
では、あなたの娘さんが、多額の買い物を繰り返したら、どう共感しますか?
これも躍起になって、娘さんを止めようとしますよね。
では、あなたのお子さんが、野菜が大好きで、高い値段の野菜をいつも買っていたら、どうしますか?
これもなんとかお子さんに安い値段の野菜を買わせようとしますよね。
これは実際に私の魔法ことばベーシック講座のホンモノ共感の練習で、扱かった事例です。
実際、練習してみると、見事に皆さん、相手の気持ちに寄り沿うことができませんでした。
これらの事例でのホンモノ共感とは、一体、どういうものなのか?
なんども言います。
ほとんどの親は、正しいことを伝えて、大人の事情を伝えて、子供を変えようとします。
これをみんな、なぜか「私は共感している。」というのです。
正しいホンモノ共感がわかっていないので、当然、お子さんの不登校は改善はしません。
では、正しいホンモノ共感とは、一体、どういうものなのか?
例えば、整形願望に対してであれば、こういう対応がホンモノ共感です。
・現状、お子さんは自分の顔をどう認識しているのか?
・お子さんは、自分の顔が人からどのように思われると思い込んでいるのか?
・それを整形によって、お子さんはどのように変えようと思っているのか?
・お子さんは、どんな整形方法があり、どんな病院を情報として調べているのか?
これらを丁寧にお子さんに寄り添いながら聞きだし、一切、否定せず共感するということです。
実際、ここで親から共感してもらえると、お子さんは自分に自信が持てるようになり、整形願望がなくなっていくのです。
例えば、ゲームで、人をののしるのであれば、ののしるという、つまり相手を否定する価値観そのものを、お子さんからきちんと丁寧に聞きだすのです。
こういったことをほとんどのお母さんは怖がり、サボり、やりません。
お子さんの心の奥深いところに、お母さんが触れようとしないから、余計にお子さんがおかしくなるのです。
例えば、スポーツジムに通うお姑さんであれば、おそらく健康管理を相当意識していますよね。
健康であり続けることによって、家族に余計な介護や世話を避けさせる、負担増加を避けさせるという目的があるでしょう。
もちろんスポーツそのものが、好きだとも言えます。
こういったところをお姑さんから、ちゃんと聞きだして、共感するのです。
例えば、娘さんが多額の買い物を繰り返すのであれば、その買い物によって、得られる高揚感に対する共感が必要です。
そして、娘さんが買い物の必要性をどこに感じているのかについても、丁寧に聞きだして、共感することが必要です。
例えば、お子さんが高い値段の野菜を買うのであれば、当然、品質や美味しさを重視しているはずですよね。
・どの野菜のどんな美味しさをお子さんが大切だ、美味しい、好きだと思っているのか?
・どの店だといい野菜が手に入りやすいのか?
また美味しい野菜は、甘みが強い傾向がありますよね。
その甘みの話も丁寧に聞きだして、共感することができます。
こういったことを聞きながら、お子さんの心に1歩深く踏み込んでいく、これがホンモノ共感です。
こういったことが自然にできるようになれば、当然、子供は「わかってもらえた。」と感じて、自己肯定感が上がるので、不登校が自然と解決していくのです。
ここまで文章で読んできたあなたは、おそらく読んだだけで、できた気になっているかもしれません。
実は、現実に自分の子供を目の前にすると、読んだだけでは、ホンモノ共感はまずできません。
以前、魔法ことばベーシック講座を受けてくれたOBの人はこういっていました。
「新井先生から講座で学んで、家に帰って、さあ、いざ、子供を目の前にすると、頭が真っ白になって、すべて吹っ飛んでしまいました。
そしてまた先生のダメ出しと指導を受けて、家に帰り、またチャレンジする。
それをなんどもなんども繰り返し、ほんのすこしずつ共感できるようにやっとなりました。」
私が直接、ご指導させていただいた中で、もっとも共感力が高い方でも、直接、子供を目の前にすると、「頭が真っ白になる。」とおっしゃっています。
これは当たり前のことです。
今までかけたことがない言葉を、一日で覚えて、自然に話せるようになることはありません。
それが当然、なんどもなんども繰り返しの練習が必要であるというのは、当たり前のことなのです。
だからこそ、皆さんに徹底的にホンモノ共感を覚えていただくために、私は半年かけて、魔法ことばベーシック講座で、1人1人に対して、丁寧に指導させていただいています。
しかも、会話の録音添削を使って、具体的な言葉がけまで、完全に指導しています。
これらを繰り返し行うことによって、お母さんがホンモノ共感を身につけて、お子さんの自己肯定感を高めて、不登校を100%解決に導くことができるのです。
このプロジェクトを再び始めるための準備を、子供自信協会の内部で、今進めています。
魔法ことばベーシック講座の内容やスケジュールなどについて、おかげ様で、ほぼ固まりつつあります。
そして、もう1点、皆さんには、嬉しいお知らせがあります。
今回のプロジェクトでは、東京にお越しいただく必要がありません。
日本全国、海外にいたとしても、その場で直接、私の指導を受けることができるように、完全にオンラインで、10月にセミナーを開催することとしました。
東京都内ならば、カウンセリングするところは今もありますが、地方だとほぼ壊滅状態ですよね。
地方からもし東京に移動しようとすると、半日、下手すれば1日かかる人もいます。
そういった方が楽にセミナーを受講していただけるように、完全なオンラインで行います。
10月セミナーでは、今日もお伝えしているホンモノ共感の話をさせていただきます。
また私が直接、個人カウンセリングで指導して、2週間で不登校を解決した、具体的な言葉がけを特別にセミナーではお教えします。
この言葉がけのノウハウは、このセミナー以外では、一切、お話ししていません。
とても貴重な情報をお伝えしますので、自信いっぱいの子供に育てたい方は、10月に開催予定の魔法の言葉がけセミナーにぜひご参加ください。
このセミナーは後半では、半年間から1年半にわたって、私が直接、1人1人にお子さんへの言葉がけを指導する魔法ことばベーシック講座の説明会を開催します。
ホンモノ共感の具体的な指導を私から直接受けて、我が子の不登校をなんとか解決したいとお考えの方は、来週9/9(水)の18時のメルマガで、各回20名限定で募集開始しますので、楽しみにお待ちください。
<魔法の言葉がけセミナーの日程>
・10/4(日)13:00-17:00
・10/11(日) 13:00-17:00
・10/17(土)13:00-17:00
なお魔法の言葉がけセミナーについて、もし不安やご相談があれば、こちらまでメールアドレスまでご連絡ください。
機能と情緒クイズ「元農水事務次官Kの奥さん」
前回のクイズに11名の方からご回答いただきました。ありがとうございました。
今回のクイズはみなさん、機能と情緒で考えられていて、良い回答でした。
概ね、みなさんのご回答の通りです。
ちなみにアスペルガーについてですが、殺された息子さんの生前は、心療内科で診断などはしていないと思います。
事件後、彼の奇行をアスペルガーの特徴と照らし合わせて、アスペルガーの傾向があると考えているだけだと思います。
父親は東大法学部から旧農林省に入省。さらにケンブリッジ大学に留学という華麗なる経歴の持ち主です。
しかし息子さんは中学時代には、すでに母親に暴力を振るっていたそうです。
おそらく父親も母親も、息子さんに全く共感はしていないでしょう。
心を閉ざした人たちだったんでしょう。
ここで「うちは違う。」と思ったあなた、そんなのんきなことを考えていると、不登校は改善しませんよ。
だって、お子さんが不登校っていうことは、集団に対して、心を閉ざしているということではありませんか?
このケースを特殊なケースと捉えて、「うちは違う。」と考えるのではなく、我が身を振り返る良い材料にしていただきたいと思います。
機能と情緒クイズ「9月1日」
例年、不登校の解決の大変重要な考え方に、機能と情緒があります。
親御様の頭の中に情緒がなく、機能ばかりで構成されていると、子供の心も人の心もわかりません。
そういう親の元に育った子供は、人と心で繋がれないので、不登校になります。
ここでクイズです。
例年9月1日は、子供の自殺が最も多い日として知られています。
なぜかというと、新学期が始まるからです。
今年は8月末から、すでに学校が始まっているところが多いので、あまり自殺の話は聞こえてきません。
しかし相当、不登校の数が増えているということは予想できます。
なぜ9月1日に、子供は自ら命を多く絶つのでしょうか?
機能と情緒の点から考えて、ブログに回答をコメントください。
何度も繰り返しますが、不登校の解決は、お母さん、あなたがホンモノ共感できる人間になることなのです。
ホンモノ共感とは、自分より弱いものの痛みや苦しみを我が事のように感じられることです。
命を絶つ子供の痛み、苦しみを真剣に考えてください。
これがわからないようだと、不登校の解決は遠のきます。
100%純粋に他人軸を廃した形で、共感できるようになれば、お子さんの不登校はあっという間に解決できます。
クイズのブログへの回答の締め切りは、9/7(月)13:00です。
来週9/9(水)に私が考える機能と情緒の考えをお答えします。
ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
再登校率88%、国内最初の不登校専門カウンセラー
不登校セラピー代表 新井てるかず