再登校事例

強いストレスと解離性障害による不登校 女子中学生SKさん Vol.6

徐々に家から出られるように

(2010/6/25)
 
最初はわけがわからずに、小6の中学受験の時に受けた塾の先生の「死ね、消えろ、お前には能力がない」などの暴言、教卓をけり倒すなどの暴行を記憶除去しようとするが、思い出すだけでパニックになり苦しむ。
 
それでも毎日やっていると、記憶除去をした後に面倒そうに「ないない無くなった。」と言って寝てしまうので不審に思い、本当にないと信じたほうがいいのか、面倒なのでないと言っているのか判断がつかないと、新井先生に相談。
 
「本当にないのです」とのこと。
こんなにすぐ?と思いつつ、連日、思い出しをする。
 
幼いころから、お稽古の先生や塾の先生、学校の先生からいろいろストレスを受けていたことが判明。
 
新井先生に記憶の進め方を聞くと、同じ記憶でも細かく分かれているとのこと。
 
細かく除去する記憶が大変な数に増えたが、一つ終わるごとに徐々に家から出ることが増える。
 
「気分は良くなるけどTFTは嫌いなんだ。」とはっきり言われたが、2週間前には自分の意思を見せなかったので、はっきりいう態度に本当に調子が上がってきているのはわかる。
 
先生のご提案で、「嫌がるようなら」とTFTを2,3日に1度にする。

解説

こういう「思い出すだけでパニックになる」記憶は、「第一因子のパニック型」あるいは「第一因子のクモノス型」であるため、除去は素人さんではなかなか難しいモノがあります。
お母さんは本当によくやられたと思います。

それと、TFTの点は「タッピングポイントが多く手順が複雑で嫌がられる、面倒がられる、億劫」ということです。この欠点は解消しようがありません。

今はTFTをやめ、全く簡単な独自技術「五感変容メソッド」を用いており、その心配はありませんのでご安心ください。