あなたは、鬼滅の刃という大ヒットしているマンガを知っていますか?

みなさんのお子さんも、マンガの単行本をそろえたり、アニメを見てファンになったというケースは多いのではないでしょうか?

私も単行本を全巻一気に、子供に与えました。

この鬼滅の刃を私も読みましたが、なかなか面白いですね。

あなたはお子さんがそろえているマンガを読んだことがありますか?

 

ここで大事なことが、単純に「マンガが面白いね。」で終わらせず、親子のコミュニケーションのツールとして、使っていただきたいということです

マンガもアニメもゲームもYoutubeも、多くの親御様は興味がなかったり、バカにしたりします。

私からすると、なんてもったいないことをしているんだろうと思います。

 

もし鬼滅の刃の話を親子ですることによって、不登校が解決するとしたら、どうでしょうか?

こんなに楽で、お互い何の苦労もない、そんな不登校の解決方法は他にないですね。

 

「子供の世界に親の方から一歩踏み込み、興味を持つ。」

これは不登校解決の最重要の原理になります。

 

私がカウンセリングやセミナーでお会いしてきたお母さんたちのほとんどがこんな風におっしゃいます。

・ゲームに興味がない
・マンガに興味がない
・アニメに興味がない
・Youtubeは何が面白いか全くわからない

 

このことにあなたは、どう思いますか?

個々の人の興味はさておき、子供の世界に対して、親の方から全く、足を踏み入れてないように私は見えるのです。

私には、まるで子供と交わることを拒否しているかのようにも感じ取れます。

 

親御様がそういった、子供との心の距離をとると、子供もまたその距離を他人に対して、再現します。

これが不登校の本質です。

 

もしあなたなら、鬼滅の刃について、子供とどういう話ができますか?

・面白いと思った設定
・いいと思ったキャラ
・憎たらしい敵キャラ
・作者の考え
・グッズ

子供が鬼滅の刃について、どんな話をしているか?

周りの子供たちが鬼滅の刃について、どのように話しているのか?

こういったことに着目して、いくらでも話ができると思います。

 

マンガをバカにする方は多いのですが、私から見れば全く逆です。

こうやって大ヒットするような作品は、特に近年、徹底的に世界観を編集者と作者の間で計算し、作りこんでいます。

大人のビジネスと何ら、かわりはありません。

 

「マンガは金にならない。」

こんな風に思う親御様は多いと思いますが、鬼滅の刃によって、数百億円の経済圏ができているはずです。

こういったことを知った上で、鬼滅の刃だけでなく、子供の世界に対して、親の方から踏み込み、興味・関心を持っていただきたいのです。

 

子供にどういった言葉を発すればいいのか?

今まで、そういったことをしたことがない親御様は、とてもお困りになると思います。

そこで、皆さんのお悩みを解決する最適な手段を今、企画しています。

 

お母さんが子供の言いたいことを理解し、興味や関心を持って関わる、ホンモノ共感を身につけることができる音声教材を今、作成しています。

このホンモノ共感は、子供に本当の自信を持たせ、再登校を促す、とても良いテクニックなんです。

 

不登校解決のためには、ホンモノ共感の仕方、声の出し方、気持ちの込め方が大事です。

これは、新井の実演するホンモノ共感をまねて、BGMのように、1日3分聞き、そのままマネすれば、ホンモノ共感が身につき、不登校の解決も早くなります。

 

実際、自然とホンモノ共感を身につけることで、最短で翌日に再登校という実例もありました。

不登校の子供のお母さんがこのホンモノ共感をマスターすれば、子供は自然と学校にいくようになります。

だからこそ、子どもの心にちゃんと届く、良い言葉がけと気持ちの込め方を完全に身につけるための、「耳から覚えるホンモノ共感」の企画について、2月末に、いよいよ詳細を発表しますので、お待ちください。

 

機能と情緒クイズ「妄想にとらわれる」

前回のクイズには5名の方から、ご回答をいただきました。

マサルさん、みーやママさん、ケイトさんは、それぞれ共感の重要性を理解していて、素晴らしいと思います。

さらに注目したいのは、べさんです。全くこの類の話が子供とできないようなのです。

 

なぜ、子供がここまで怖がるのか?

その正しい答えをパパさんが示してくれています。

パパさんのご回答の中に、こんなことが書かれていました。

「ひょっとしたら、母親と離れることへの不安や恐怖が、災害や病気などに対する不安の根本なのかな?と思わされました。」

これが実はどんぴしゃの正解なんです。

 

災害も病気も、基本的に人間がコントロールすることはできません。

ウイルスの蔓延も感染症も、個人でコントロールすることができないものです。

北朝鮮がミサイルを撃ってくるのも、私たちはコントロールができません。

ここが不安の正体なのです。

 

不登校のお子さん、自己肯定感の低い人は、コントロールできないことを極端に恐れます。

なぜ、この恐れが強いのかというと、根本に不安があるからなんです。

「母親が、自分のコントロールできない世界へ、自分を置いていってしまうのではないか。」

これを「見捨てられ不安」といいます。

 

こういったいろんな物事を極端に怖がる裏には、必ずこの「見捨てられ不安」が隠れています。

ですので、パパさんのような対応であったり、あるいはその不安の裏にある「見捨てられ不安」ついて、きちんと聞いて、どこからそう思ったのかという不安の話をするのが一番いいのです。

 

なんども言いますが、これは現実の問題に根ざしているよう見えて、母子関係の不安を表しているのです。

ですので、現実の問題に対して、「病気は大丈夫。」などをいくら言っても効果がないのです。

 

私たちは子供の問題の裏を見なければなりません。

子供の言葉の裏にある本当の不安を読み取ることが大事なのです。

ですので、こういった自然災害や病気について話が出た時は、それについての話が深まらないのであれば、先ほどいった根本にある「見捨てられ不安」の話をお子さんに聞いてみてください。

 

機能と情緒クイズ「不登校の弟をののしるお姉ちゃん」

お子さんが2人いて、お姉ちゃんは学校へ行っていますが、弟は不登校です。

学校に行っているお姉ちゃんは、神経質で、いつもイライラ、ピリピリしています。

そのため、弟を毎晩、こんなふうに激しくののしります。

「クズ、ニート、死ね。」

 

これを止めたいお母さんは、どちらにどのように共感したらいいでしょうか。

あなたが考える答えをブログに2/17(月)17:00までにコメントください。

来週2/19(水)のメルマガで私が考える情緒と機能面の対応をお伝えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。