不登校の親御様がホンモノ共感を体感すると・・・!?

先日、魔法ことばベーシック講座でホンモノ共感の実践練習を行いました。

参加者は全員、不登校の子の親御様です。

そして全員が自分の親であるお祖父様、お祖母様から共感されたことがない方々です。

共感については、私の情報に接して、知識はありましたが、知識がある状態では、家庭の中でほとんどの方が実践できません。

 

実際に講座で、ホンモノ共感の実践練習を行ってみたところ、次のようなお声を頂戴しました。

 

Aさん

「会話の練習の中で、自分の言ったことを否定されず、受け入れてもらえる心地よさ、嬉しさを実感しました。

受け入れてもらえて、安心感があると、もっと自分のことを話したくなる。聞いてほしくなる感覚が得られました。

このようにして、子供から心の奥の気持ちを引き出していくんだなってことを実感できたことがよかったです。

今回の会話の練習はみなさんの話の作り方や言葉がけなど、とても参考になりました。

自分では、このあとどうしよう。何て言おうと思うところでも、色々なパターンを聞けたことで、そうか、次はこう言ってみようと思えるものがたくさんありました。」

 

Bさん

「子供の役をやって、共感してもらえること、自分の考えを否定されず、信じてもらえることで安心感を得られました。

それと同時にそれをしたつもりになっていたり、そもそも子供の言葉を信じてなかった自分の姿が思い出されました。」

 

Cさん

「共感されると、こんなにも心が満たされるのだと思いました。

親役、子供役、どちらも、とても優しい気持ちになりました。」

 

Dさん

「今日のロールプレイ練習が一番印象に残りました。

子どもの気持ちが初めてちゃんとわかった気がします。」

 

Eさん

「今日もすごく濃い講座でした。ありがとうございました。

共感マインド、さっそく意識しながら生活したいです。

今日は特に、後半の実践が良かったです。

実際に子供の立場として会話をした時、否定されないということが、どれほど心地よいかということを身をもって知ることができました。

同時に、共感されなかった子供の心は、どれほど苦しかっただろうかということも想像することができました。」

 

Fさん

「ほんの小さなことでも共感を積み重ねていないと、いきなりはできないものだ、と教えていただき、毎日のやり取りに気を付けようと思いました。

小さなころに、せっかく伝えてくれた色々なことに共感してあげられなかったことを色々と思い出し、とても心が痛みました。

その分、これからは、子供に対して言葉に気をつけて、接していこうと思いました。

具体的な言葉のやり取りを教えていただけたので、とても助かり、自分のことに当てはめやすくてよかったです。」

 

講座の中では、まず私がアドリブで、ホンモノ共感の模範演技を皆さんの前で実演しました。

そして参加者の皆さんにも、私のアドリブを真似たような形で、実践でやっていただいたのです。

 

ホンモノ共感のポイントとは何なのか?

ホンモノ共感には、ポイントがいくつかあります。

・子供の要望を深く、すべて聴き切ること

・子供の心の痛みを引き出し、共感し切ること

・親が伝えたいことがある時は、絶対に否定にならないことに配慮しながら、必ず子供の同意を得て、話を進めること

 

このポイントは、知っていても、できない場合がとても多いです。

だから私は、子供から言われたとっさの一言で、親が思わず子供を攻撃してしまいがちな典型的な場面の例を示し、何度も私がホンモノ共感を模範演技しました。

そしてその後、参加者の皆さんに実践練習していただくという練習を繰り返して行ったのです。

 

このようによくある場面を想定しながら、専門家の指導のもとに何度も実践練習することがとても大事です。

なぜならば、親御様ご自身が、ホンモノ共感してもらったことがないからです。

 

・ホンモノ共感がどういうものなのか?

・ホンモノ共感をしてもらったら、どういう気持ちになるのか?

これを知らないから、知識だけ知っていても、頭で理解しても、実際、ホンモノ共感をすることができないのです。

そして、練習ではあっても、正しい指導のもとであれば、相手にホンモノ共感してもらえるだけで、こんなに嬉しくなれるということを初めて体感することができるのです。

これは正しい指導で、正しいホンモノ共感の言葉を使って、初めて得られる喜びです。

 

今回、参加された親御様は、全員、この喜びを体感することができました。

そして同時に、「我が子には、今までこんな喜びを与えられていなかったんだなあ。」と、初めて本当の意味で実感できたという方も多かったです。

徹底的に腹の底から、子供の気持ちだけに100%純粋に寄り添うことで初めてホンモノ共感をすることができます。

ホンモノ共感には、親の思いや不純物は一切ありません。

 

これが完全に腑に落ちれば、お子さんは必ず学校に行けるようになるのです。

だからこそ、今後も魔法ことばベーシック講座では、毎回、毎回、ホンモノ共感の実践練習を積み重ねていきます。

ホンモノ共感を身につけるには、まずは優しい初歩の共感から始めて、少しずつ難易度の高い共感にチャレンジしていくことが大事です。

 

例えば、あなたはお子さんが「生きてたって意味がない。死にたい。」と言ったら、どう共感しますか?

ほとんどの親は、ぐさっと胸に痛みが突き刺さり、全く冷静になれなくなり、共感どころではなくなるはずです。

 

例えば、お子さんがぶくぶくに肥満な状態なのに、「お菓子を買ってこい。」と怒鳴ったら、どう共感しますか?

 

もうお分かりですよね。

あなたは共感できないでしょう。

これに共感できないと、不登校の解決はもちろん、改善にいたることはありません。

 

なぜ、自力でホンモノ共感をすることが難しいのか?

私が魔法ことばベーシック講座に参加していただいた親御様に必ず聞くことがあります。

それは何かと言うと、「あなたは自分の親、不登校のお子さんの祖父母様から共感されたことがありますか?」という質問です。

 

これをお聞きすると、答えは2つパターンに分かれます。

多くの方は、ほぼ即答で、「共感されたことがない。」と答えます。

ごく少数派の方が、「親は優しかったし、ちゃんと育ててくれたけど・・・。」こんなふうに答えに行き詰まるのです。

いずれにしても、自分の親からホンモノ共感をしてもらったことがあるという方は、1人もいません。

 

そして、もう1つ、親御様には特徴があります。

「私は子供に共感している。」

こんなふうに自分のことを思い込んでいる人がとても多いです。

 

あなたは、どうですか?

このメルマガを読んでいるあなたは、自分は子供に共感していると思っていますか?

このメルマガを読んでいる時点で、まず残念ながら、子供に共感ができていません。

 

実際に、自分は共感していると思い込んでいる親御様の言葉がけを確認すると、「怒っていない。頭ごなしに否定していない。」というだけでした。

ほとんどの場合で、子供の気持ちに全く寄り添っていません。

とにかく親の思う方向に必死に子供を誘導しようとしています。

 

なんとか子供の歪んだ考えを変えようとしていたり、親御様の声そのものがとても怖かったり、全く共感になっていません。

ここではっきり言わせていただきます。

 

自分が共感されたことがない人が、「自分は共感できている」というのは、完全なる思い込みです。

自分が共感されたことがない人が、独学、自力で、正しい共感にいたることは、無理です。

 

なぜならば、共感というものを、そもそも完全に勘違いしているからです。

おそらく正しい手本に接したことも、一度もないでしょう。

優しくして、怒らないことを共感として思い込んでいませんか?

ホンモノ共感というのは、そういったものとは全く次元が異なります。

 

ホンモノ共感とは、一体、どういうものなのか?

これは模範となる私のホンモノ共感をリアルに直接、耳で聞き、かつリアルに人からホンモノ共感されたことがある人だけがわかることです。

私はみなさんにホンモノ共感によって、こんなに心が満たされるということをお伝えしたいのです。

純粋に自分の気持ちだけを100%まっすぐ見つめてもらえること、それがこんなにも心地いいのかというのを体感していただきたい。

 

そして不登校の子供の親ならば、子供を幸せにしたいのならば、これが子供を幸せにする最善のテクニックとして、自信を持ってお勧めします。

子供を幸せにする最善の方法とは、お金を注ぎ込むことではありません。

高い学歴を身につけさせることでもありません。

正しいしつけを身につけさせることでもありません。

 

子供の心に100%純粋に寄り添うことが、最高の愛の伝え方であり、子供を本当に幸せにすることです。

これを私はみなさんにお伝えしたい。

 

本当は私が直接、みなさんにご指導させていただくことが最善ですが、新たな講座の募集はまだ未定です。

もし募集するとしても、遠い先の話になります。

だからこそ、それまでの間に、ぜひ子供を幸せにするホンモノ共感を知りたいという方は、私の模範のホンモノ共感の言葉の音声を聞くことができる音声教材を購入して、まずは聞いてみてください。

 

1日3分聞いて、そのままマネるだけ。

最短3週間でお子さんが 自発的に再登校する 10の魔法の言葉がけと接し方

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私がどんな言葉をどんな声で話しているのかを聞いて、そのままマネてみてください。

1日3分でもいいので、毎日聞いて、マネることから始めることで、ホンモノ共感がどういうものかを体感してみてください。

毎日、コツコツ練習し続けることが、不登校の解決の第1歩になります。

 

他人軸と完璧主義クイズ「相手を喜ばせたい」

前回のクイズに8名の方から回答をいただきました。ありがとうございます。

 

パパさん

お子さんの気持ちを的確に、非常によく汲んでいて、すばらしいお答えです。

特にお子さんの不安な面をとても良く理解されています。

 

田絵さん

対話形式でご回答いただき、ありがとうございます。

おそらくお子さんとの会話をリアルにイメージされたのですね。

この回答はとてもすばらしいです。

 

忘さん

回答も短くて、的確でとてもいいです。

1点、気になったことがあります。それは忘れっぽいことです。

・お子さんの言葉とかを忘れていませんか?

・お子さんと交わした約束などを忘れていませんか?

だとしたらまずいですよ。

 

マサルさん

丁寧なご回答ありがとうございます。

マサルさんもそうですし、不登校の親御様はみんな他人軸で、相手のために人のために生きてきています。その泥沼から抜け出していない方も多いですね。

マサルさんに1つだけアドバイスさせてください。

・人の役に立たないことが、どれだけ怖いことか?

・相手が喜ばないことが、どれだけ不安なことか?

これに目を向けてあげてください。

 

雨のち晴れさん

いいご回答ですね。

「でも」の言葉を使わないように気をつけてください。

 

みーやママさん

悩みながらもご回答いただき、ありがとうございます。

マサルさんと同様に、あと1歩、踏み込んでみてください。

相手が喜ばないときや、役に立たないときが、どれだけ恐ろしいことなのかにも踏み込んでください。

 

ゆきさん

ご回答ですが、子供には謝らなくていいです。

他は概ねいい言葉がけです。

ただし、この類の共感をするのであれば、子供よりも先にお母さん自身が、自分の内面を深掘りしていく必要があります。

 

これに似た言葉がけを魔法ことばベーシック講座のロールプレイで、参加者の前で私が実演したことがあります。

そのときに私が実演した言葉の内容と、それを実演したときの子供役の方の反応をとても良く覚えています。

この類の言葉は難易度が高く、本当の本当の腹の底から自分を顧みた言葉でないと、子供の心を1ミリたりとて、動かすことができません。

ゆきさんはその道にチャレンジされているように見えます。だからこそ、ゆきさんに確認したいのです。

これは本当に本当に腹の底からの心の声ですか?

ぜひご自身に問いかけてみてください。

 

まーちゃんさん

短くて、的確でいい答えです。

その中で、周りが気になってしまうというところを、もう少し掘り起こしてみることをお勧めします。

 

みなさんに対して、ここで改めて、お聞きしたいことがあります。

あなたの言葉は本当に腹の底から出ていて、子供に響く気持ちが込められていますか?

 

この気持ちがなければ、全て単なる上滑り共感です。

共感は言葉のテクニックでは本当はありません。

あなたの心、気持ちがとても重要です。

 

他人軸とホンモノ共感クイズ「学校の意味とは?」

あなたは不登校のお子さんから、しつこく問いつめられているとします。

「なぜ、学校へ行かなきゃいけないの?学校に行って一体、何の意味があるの?」

お子さんに対して、ホンモノ共感と自分軸を意識して、答えてあげてください。

 

私はカウンセリングの現場で、お子さんがお母さんをこの質問で問い詰める場面をなんども見たことがあります。

そのたびにお母さんたちは全員、他人軸で答えていました。

当然、子供は激怒して、カウンセリングの場が、思いっきり殺伐としたことを覚えています。

 

この質問の答えは、いかにあなたが他人軸ウィルスに侵されているのかを図る良い尺度になります。

あなたが、どのくらい自分軸とホンモノ共感で答えられるかをぜひブログにコメント欄に書き込んで、見せてください。

これにまともに答えられないと、お子さんの再登校は遠いでしょう。

ブログのコメント欄への回答の締め切りは、7/27(月)15時です。

 

来週7/29(水)に私が考える自分軸とホンモノ共感の考えをお答えします。

ぜひ、この機会を活用して、不登校の改善に役立ててくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。